旭酒造株式会社、「獺祭」の最高峰「獺祭 Beyond the Beyond 2024」から世界初のチタン素材対応・開封検知機能付きNFCタグとブロックチェーン技術を導入
PR TIMES / 2024年11月5日 12時15分
これまでの最高を超える酒を、最高の状態で届けるための手段として、グローバル・スタンダードになりつつある高度な技術を融合させた「正規品(真贋)証明技術」を評価
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SBIトレーサビリティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:輪島 智仁、以下「当社」)は、ブロックチェーン×IoT(NFCタグ)の技術融合により現物資産とデジタル情報の強固な紐付けを可能とするトレーサビリティ・サービス「SHIMENAWA(しめなわ)」(以下「SHIMENAWA(しめなわ)」)が旭酒造株式会社(本社:山口県岩国市、代表取締役:桜井 一宏、以下「旭酒造」)で導入されたことをお知らせいたします。
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旭酒造・「獺祭」の最高峰「獺祭 Beyond the Beyond」(画像は「2021年度優勝米」)
通常、NFCタグはチタン素材などの金属質のものと接触した状態にすると、内部アンテナの周波数帯に影響し、読み取りができなくなります。そこで「獺祭 Beyond the Beyond 2024」では、株式会社Uni Tag(本社:東京都中央区、代表取締役社長:半野 巧也、以下「Uni Tag」)と当社で共同開発した世界初(注)のチタン素材対応開封検知機能付きNFCタグを採用しています。
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世界初(注)のチタン素材対応開封検知機能付きNFCタグによりしっかりと封緘された株式会社SUS(本社:新潟県燕市、代表取締役社長:渋木 あき恵、以下「SUS」)により製造された特注チタンボトル「SHIMENAWA(しめなわ)」により、旭酒造から出荷後“未開封”の正規品であることを証明
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特注の漆塗りキャップ(まる又漆器店製)を開栓後、スマートフォンでNFCタグをタッチすると「SHIMENAWA(しめなわ)」が起動し、“いま開封された”ことを証明
今までの常識を疑い、これまでの最高を超える酒米、日本酒、獺祭をつくることをテーマに始まった「最高を超える山田錦プロジェクト」は今年で5回目を向かえました。日本酒だからこそ、獺祭だからこそ出来る味で世界に挑み、「昨日と同じ」ではない未来を創ることに挑戦し続けている旭酒造。これだけの情熱をかけてつくった日本酒を出来る限り搾りたての新鮮な状態で楽しんで頂くために、最先端の冷凍技術の力を借り、ボトルの素材は冷凍に耐え得るチタンを用い、漆塗りのキャップは日本最高峰の作家の作品を採用してきた、創造と挑戦が詰まった「獺祭」最高峰の1本の日本酒に、満を持して世界初(注)のチタン素材対応開封検知機能付きNFCタグとブロックチェーン技術を融合させたブランド保護技術を導入しました。
この新たな技術の導入により「獺祭 Beyond the Beyond 2024」では、充填後、未開封状態でお客様にお届けしたことを証明するという、酒づくりに携わるプロフェッショナルとしての徹底したスタンスを示すことができ、また、最高を超える山田錦を作った生産者から、最高を超える獺祭に挑戦した旭酒造までのトレーサビリティ情報を地図画面でお客様にわかりやすく伝えることが可能になりました。
そのほか「SHIMENAWA(しめなわ)」には、その日本酒、「獺祭」がどのようなスペックか、旭酒造の酒造りのこだわりや歴史を画像や動画などのコンテンツ(日本語、英語、フランス語、中国語・簡体字、中国語・繁体字の5つに対応)でスマートにお客様に伝える機能、さらに開封(購入)をお客様自身で登録することで特別な画面が表示される機能も備わっています。
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旭酒造「獺祭 Beyond the Beyond 2024」で展開される「SHIMENAWA(しめなわ)」アプリ画面
■ 「SHIMENAWA(しめなわ)」の機能概要
「SHIMENAWA(しめなわ)」には、大切な日本酒のブランドを保護する以下の基本機能が備わっています。
1 正規品(真贋)証明機能
商品(現物資産)ひとつ一つにセットされるNFCタグに記録されている固有IDと、ブロックチェーン上に改ざんができない状態で記録される“いつ”、“どこで”、“誰が醸造した日本酒”かのデジタル情報が強固に紐付けされることで、その日本酒の醸造元・酒造会社を証明します。
2 開封検知機能
食の安全性担保の観点から、日本酒が未開封であること、“いま、自分が開けた瞬間”をエンターテイメントのような仕掛けで地図上にて証明することができます。また、この機能では、その銘柄が“いつごろ”、“どこで”、“開けられた(消費された)”などのデータも取得することができ、酒造会社はインテリジェンスな経営にそれらデータを活用できます。
3 正規品管理機能(出荷先情報の紐付け)
酒造会社でNFCタグにより日本酒ひとつ一つに付された固有IDに出荷先情報を紐付けし、データベースで管理することができます。これにより不正な横流しの抑止効果が働くと共に、不正に横流しされた日本酒の出どころの傾向を把握し、特約店管理に活かすこともできます。
4 ファンマーケティング機能
2023年12月に新機能として、日本酒を購入し、開封(購入)登録後にだけ特別な画面が表示され、限定(非公開)サイトへの誘導やNFT(Non-fungible token)を受け取れる機能が実装されました。これによりNFTを中心としたWeb3事業を営むSBINFT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高 長徳、以下「SBINFT」)が提供する総合NFT運営支援サービス「SBINFT Mits」を活用し、現物資産と強固に紐付けたNFTによる顧客ロイヤリティ向上などの取組みを進めることが可能となっています。
※1 「ブロックチェーン」とは、電子署名とハッシュポインタという耐改ざん性のあるデータ構造を利用し、データの変更履歴をネットワーク上で共有することで、価値の保存を可能とした技術をいい、物理的資産の真正性や品質証明を取引者間で行うことで、信頼性の高いエンド・ツー・エンドのトレーサビリティの実現を可能とします。
※2 「NFCタグ」とは、物理的資産に固有IDを付すことができ、かつ、ブロックチェーンに記録されたその資産にかかる重要な情報と強固に紐付けする際に機能するHF帯(近距離無線通信)のNFC(Near field communication)タグ技術で、クレジットカードやマイナンバーカードなどでも使用されています。
※3 「NFT」とは、Non-fungible tokenの頭文字をとった略称で、和訳では「非代替性トークン」と呼ばれ、ブロックチェーン上に記録される一意で代替不可能なデータ単位をいいます。NFTを活用することで、特定のデジタル資産や現物資産、およびその資産を特定目的で使用するためのライセンスや権利などに関連づけすることができます。
※4 「SBINFT Mits」とは、NFT発行者とホルダーの良好かつ持続的な関係を構築するために必要な様々なツールを統合した、総合NFT運営支援サービスです。「SBINFT Mits」を導入することで、NFT発行からコミュニティ形成、運営に至るまでの必要な支援を受けながらファンとダイレクトな関係性を構築し、Web3に関する知見がない場合でもNFTプロジェクトを開始して、容易にNFTを活用したマーケティングを行うことができます。SBINFTが運営しています。
サイト URL: https://sbinft-mits.com/
(注)2024年10月、当社調べ
■ 旭酒造株式会社について
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/100112/table/26_1_f239f40000c2229daf6afd5cdf28359f.jpg ]
【会社概要】
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/100112/table/26_2_2322e6997c31a92ecfa7ff80440e6557.jpg ]
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/100112/table/26_3_494fd73d07bac14b4b74c5acf9f2d397.jpg ]
日本語pdf:
d100112-26-82bfc00cb567a821996289edc6b787a1.pdf英語pdf:
d100112-26-adbc3a2e68969c915e55dc8c61b3d127.pdf
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