国際協力NGO、ウクライナへの支援継続に向けてクラウドファンディングを開始
PR TIMES / 2024年12月3日 13時40分
女性や女子に心のケアやジェンダーに基づく暴力防止の支援のために寄付をよびかけ
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106295/26/106295-26-9678479bbc77ca7570340fd9aaf81852-736x414.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「女性や女子」に焦点を当てた国際協力活動を行う公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパン(理事長:目賀田周一郎 事務局:東京都豊島区)は、ウクライナ危機における人道支援を継続するため、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて「ウクライナ危機|女性や子どもが自ら未来を描くために継続的なご支援を」(以下、本プロジェクト)を開始。目標金額は250万円とし、2024年12月2日(月)から2025年2月28日(金)まで寄付を募る。
(プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/care_Ukraine_3years)
同財団も一員である国際協力NGO「CARE」は、2022年3月からウクライナにおいて人道支援活動に取り組んでおり、これまでに130万人以上に支援を届けてきた。その一方で、戦闘が激化・長期化するなか、民間人の死傷者数は劇的に増加し続けている。また、多くの人々が砲撃や攻撃によるトラウマやストレスを抱えており、さまざまな形態のジェンダーに基づく暴力も急増しており、引き続き、支援が求められている。
国連は、2024年の対ウクライナ人道支援資金として31億ドル、およそ4,650億円の資金調達を表明するも、同年11月時点において、そのうち59パーセントしか集まっておらず、ウクライナ支援への国際社会の関心は一層低下している。同財団は、女性や女子が希望ある一歩を踏み出せるよう継続的な支援を行うため、本プロジェクトにて支援を募る。
クラウドファンディングプロジェクト概要
■タイトル:「ウクライナ危機|女性や子どもが自ら未来を描くために継続的なご支援を」
■URL:https://readyfor.jp/projects/care_Ukraine_3years
■目標金額:250万円
■募集期間:2024年12月2日(月)09:00から2025年2月28日(金)23:00までの88日間
■資金使途:同財団が国際協力NGO「CARE」と連携して実施する「ウクライナ危機緊急支援事業」において活用
■形式:寄付金控除型 / All in方式
活動内容
■心理的影響やトラウマを予防または緩和するための心のケア(心理社会的支援)の提供
■ジェンダーに基づく暴力の防止、対応、リスク低減と自立支援
■破壊された建物の復旧とインフラ整備
■防寒具、固形燃料、食糧、水、衛生キットなどの緊急支援物資や現金の配布
■その他、医療へのアクセスや教育支援など、ウクライナで必要とされる人道支援活動
今、最も必要とされている「3つの支援」
1.戦争により蝕まれた「心」のケア
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106295/26/106295-26-52447838fc49c72c118349f33832b1d6-736x414.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
愛する人を失った現実、避難所生活を強いられる日々、鳴り響く砲撃の音など、ウクライナの人々は大きなストレスとともに今を生きている。CAREは、パートナー団体とともに、戦争の影響を受けた人々に必要なアクティビティやカウンセリングサポートを提供している。
2.ジェンダーに基づく暴力(GBV)の防止や自立支援
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106295/26/106295-26-de4c3e143cfe821b269691b6993547e9-736x414.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
戦争が長期化するなか、ジェンダーに基づく暴力に対する支援ニーズは高まり続けている。2024年の半年間で、ウクライナでは、ジェンダーに基づく暴力の被害を受けたサバイバーからの訴えが97,000件以上記録された。CAREは被害にあった人々が、安全に過ごせる場所の提供やワークショップなどを通じた心のケアのサポート、そして避難民給付金の申請のサポートなどを行っている。
3.寒い冬を乗り越えるための家屋の修復や燃料提供
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106295/26/106295-26-b644b6d3499a0d7a9df2573dff335f87-736x414.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
度重なる激しい攻撃により、家屋ほか、学校や病院、インフラ設備などが破壊され、ウクライナ全土で200万戸以上が被害を受けている。厳しい冬の到来が迫るなか、迅速な越冬対策が必要とされている。CAREとそのパートナー団体は、建物の修復や、毛布や固形燃料の配布などを行っている。
【団体情報】
国際協力NGO「CARE」について(https://www.careintjp.org/about/index.html)
CAREは、1945年から100か国以上で人道支援活動を実施してきた世界最大級の国際協力NGO。2024年度、11,290人の高度な専門性をもつスタッフが、121か国において5,340万人に対し、自立のための支援を行った。緊急人道支援においては、世界中にはりめぐらされたグローバルネットワークと、これまでの実績を活かして、近年では、ウクライナ避難民への人道支援やガザにおける緊急支援を提供している。
公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパンについて(https://www.careintjp.org/about/carejp.html)
世界100か国以上で活動する国際協力NGO「CARE」の一員。第二次大戦後、1,000万人の日本人が、米国の市民や団体から届いた緊急支援物資「CAREパッケージ(ケア物資)」を受け取る。そして当時の支援を受けた人々が「次は世界に恩返しを」と、1987年5月、現在のケア・インターナショナル ジャパンを設立。災害時の緊急・復興支援や「女性や女子」の自立支援を通して貧困のない社会を目指している。
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