ガルーダ・インドネシア航空: エアバスA330シリーズ&ボーイング737-800 NG用シミュレーター導入及びGE社との人材育成プログラム開始を発表
PR TIMES / 2012年2月3日 9時15分
2011年12月16日、ガルーダ・インドネシア航空会社(本社:ジャカルタ、インドネシア 最高経営責任者:エミルシャ・サタル)は、機体数増加に伴うパイロット育成強化の為、エアバス330シリーズ及びボーイング737-800NGに対応した最新フライトシミュレーター2機導入及びゼネラル・エレクトリック(GE)社との次世代リーダー育成プログラムを開始することをガルーダ・インドネシア・トレーニング・センターにて発表しました。
同式典には、運輸省副大臣バンバン・スサントノ氏、カナダ大使マッケンジー・クラッグストン氏、米国及びフランス大使館代表及び運輸省空運総局長ヘリー・バクティー・ガメイ氏、GE インドネシアCEOハンドリー・サトリアゴ氏、そしてガルーダ・インドネシア航空より最高経営責任者エミルシャ・サタルが参加しました。
今回導入されたフライトシミュレーターは、民間及び軍事航空機用の総合的シミュレーターの充実した製品ラインをもつ、カナダ、モントリオールにあるCAE社により製造されました。最先端の全電気式モーションシステム使用により、正確でより実践に近いトレーニングを行うことができます。また同シミュレーターはこれまで以上に環境に配慮しており、水圧式モーションシステムに比べ電気消費量を40%削減することができます。
エミルシャ・サタルはインドネシア国内の航空産業の急成長に対応する為、「クオンタムリープ戦略」を実施し、2015年までに同社の機体保有数をA330-200s 25機、B737-800NG 80機を含む154機まで増やすことを計画していると説明しました。さらに、今回のシミュレーター2機の導入により、同社トレーニングセンターの現在の設備が向上し、より熟練したパイロットを誕生させ、さらに海外育成研修の必要もなくなることから、50%もの育成費が削減されると述べました。
また、バンバン・スサントノ氏はガルーダ・インドネシア航空の事業転換の成功により、今後も継続的な改善が必須となり、特にパイロットの継続的な育成強化が同社の成功の重要な要因になると説明しました。
現在、ガルーダ・インドネシア航空では約1,000名のパイロットが勤務しており、今後さらに400名のパイロットを増員する予定です。
次に、GE社ハンドリー・サトリアゴ氏とエミルシャ・サタルが、GEインドネシアにより提供されるリーダーシップ・マネジメント開発のトレーニングについての合意書に調印しました。 今回の「リーダーシップ開発」を目的としたGE社との合意により、ガルーダ・インドネシア航空では3年にわたる「次世代リーダー」育成のプログラムが近日実施される予定です。このプログラムのカリキュラム内には、幹部候補向けの「チェンジ・アクセレレーション・プログラム(CAP)」、社内ファシリテーター向けの「ファシリテーター・トレーニング(CAPトレーニング)」、GE社のスタッフが参加する「ガルーダ・インドネシア航空役員リーダーシップ・フォーラム」、そして役員及び幹部向けのトレーニング・プログラムにより構成されます。
エミルシャ・サタルは、「さらなる発展をめざす将来に向けて、素晴らしい人材育成プログラムで有名なGE社より協力を頂いていることは、ガルーダ・インドネシア航空の人材育成向上につながります。社員教育を強化することによって国際レベルで競争できる航空会社へと向上し「クオンタムリープ戦略」プログラムの全ての目標達成を目指します。」と説明しました。
一方、ハンドリー・サトリアゴ氏は「弊社は、ガルーダ・インドネシア航空の機体メンテナンスなどのオペレーションを除いた人材育成計画を全面的にサポートする準備ができています。」と述べ、GE社とガルーダ・インドネシア航空会社との高い結束力を示しました。
GE社はガルーダ・インドネシア航空の「コーポレート大学」に備え、コンサルタント業と顧問業務の提供も行う予定です。GE社の協力により、ガルーダ・インドネシア・トレーニング・センター(GITC)は上質な航空業界の人材育成ができる施設へと展開します。
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