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ボッシュが株式会社デンソーの株式を売却

PR TIMES / 2012年11月8日 18時16分

・保有していた約5%の非戦略的な投資
・4,600万株の売却価格は約11億ユーロ
・売却による収入は将来性のある分野への資本支出や企業買収財源として活用予定
・ボッシュとデンソーは長期にわたり実りあるパートナーシップを構築

シュトゥットガルト/東京発: ボッシュ・グループは保有していた株式会社デンソーの株式を売却しました。Robert Bosch Investment Nederland B.V.が保有していた約5%のデンソー株を、このほど売却しました。この株式は、ボッシュが1950年代半ばより保有していた非戦略的な投資で、ボッシュは、当初投資した株式の一部をすでに2009年に売却しています。デンソーの約4,600万株の売却価格として、ボッシュは約11億ユーロを受領し、この資金は将来性のある分野への資本支出や企業買収の財源として活用される予定となっています。

■約60年にわたる提携関係

今回の株式売却は、ボッシュとデンソーの長年にわたる良好な関係に影響を及ぼすものではありません。「両社は約60年にわたり、自動車産業のサプライヤーとして互いに協力関係を築いてきました。この素晴らしい協力関係の根幹にあるのは、相互の信頼、顧客重視の姿勢、優れた技術的ソリューションを目指すという共通の熱意です」。ロバート・ボッシュGmbHのCFOを務めるシュテファン・アーセンケルシュバウマー(Dr. Stefan Asenkerschbaumer)はこのように述べ、これは今後もボッシュとデンソーの関係の柱であり続けると補足しました。両社は、既存の提携関係の枠内で引き続き協力していきます。また、ボッシュとデンソーは今後もグローバルな自動車業界のニーズに応えられるような提携の機会を探ります。

■長期にわたる実りあるパートナーシップ

ボッシュと株式会社デンソーは、長年にわたり協力関係を構築しています。1953年には早くも、両社は(デンソーの当時の社名は「日本電装株式会社」)ジェネレーターやスターターなどの自動車電装品の製造に関する最初のライセンス契約を締結し、1956年にはライセンス契約をスパークプラグの製造にまで拡大しました。最近まで既存の契約の範囲は広げられ、新規の契約も締結されました。ボッシュとデンソーは合弁会社Associated Fuel Pump Systems Corporation (AFCO) と Advanced Driver Information Technology Corporation (ADIT)の株主であり、AFCOは、1989年よりアメリカ合衆国サウスキャロライナ州アンダーソンにて車両用噴射ポンプを製造し、2003年に設立されたADITは、ドイツのヒルデスハイム、日本の刈谷にて車両インフォテインメント・システム向けプラットフォームを開発しています。

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