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【上場企業の女性正社員約1,000名を対象とした女性活躍・管理職に関する意識調査】管理職を目指す女性一般社員がわずか2割程度に留まる一方で、女性管理職の約8割が「管理職になって良かった」と回答

PR TIMES / 2024年5月21日 11時0分



株式会社プロフェッショナルバンク(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:兒玉 彰)は、上場企業で正社員として働く女性の管理職および一般社員を対象に、「女性活躍・管理職」に関する意識調査を実施しました(有効回答数:1,024名)。日本は世界と比べて女性役員の比率が極めて低く、OECD加盟国でも最低レベルと言われています。そのような中、日本政府は2023年6月に女性活躍・男女共同参画の重点方針(女性版骨太の方針)を決定し、東証プライム市場上場企業に対して女性役員の比率を2030年までに30%以上にする「203030」という目標を設けました。

今後、日本においても多くの女性リーダーが活躍する社会への転換が期待される中、今回、上場企業で働く女性に対して、職場における女性活躍の現状や管理職に関する調査を実施しました。<調査概要>
調査概要:「女性活躍・管理職」に関する意識調査
【調査期間】2024年3月21日(木) ~ 2024年3月24日(日)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,024人
【調査対象】調査回答時に上場企業に正社員として働く女性であると回答したモニター
【調査元】株式会社プロフェッショナルバンク(https://www.pro-bank.co.jp/
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
女性リーダーが活躍していると感じている女性は6割以上
上場企業で正社員として働く女性の管理職および一般社員を対象に、会社で女性リーダーが活躍しているかを質問したところ、『とてもそう思う(21.5%)』『そう思う(40.0%)』『あまり思わない(29.6%)』『まったくそう思わない(8.9%)』という結果になりました。

『とてもそう思う』『そう思う』を合わせると、6割以上の方が自社では女性リーダーが活躍していると回答しました。
また、ロールモデルとなる女性社員はいるかと質問したところ、半数以上の方が『いる(56.3%)』と回答しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5100/27/5100-27-6ac323aacbd44c27c82bc4197cd91b0e-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

女性社員の約7割が、自社において女性の活躍を推進する文化や体制が醸成されていると回答。女性の活躍を推進するうえで有効だと感じる取り組みは「出産・育児支援」、「産休・育休からの復職支援」など、仕事と育児の両立支援に関心が高い
会社の職場文化や制度について女性のキャリア成長や昇進をサポートしていると思うかを質問したところ、『とてもそう思う(22.2%)』『そう思う(45.0%)』『あまり思わない(25.2%)』『まったくそう思わない(7.6%)』という結果になりました。

『とてもそう思う』『そう思う』を合わせると、約7割の方が、自社は女性のキャリア成長や昇進をサポートしていると感じていることが分かりました。

次に、女性の活躍を推進する取り組みや施策として何が有効だと思うかを質問したところ、『出産・育児支援(48.1%)』が最も多く、次いで『産休・育休からの復職支援(47.4%)』『多様なキャリアを選べる仕組み(45.8%)』と続きました。

女性がキャリア成長をする上で、出産や育児サポートなど、仕事と育児が両立しやすい取り組みや施策が必要と感じている女性社員が多いことがうかがえます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5100/27/5100-27-51c401bac78a3fe35b6c15df61481b44-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

「将来、管理職に就きたい」と回答した女性一般社員はわずか2割程度。目指すうえでの課題やハードルは「業務負荷や責任の増大」が6割強
女性一般社員に対して将来、管理職に就きたいと思うかを質問したところ、『とてもそう思う(4.7%)』『そう思う(17.7%)』『あまり思わない(41.7%)』『まったくそう思わない(35.9%)』という結果になりました。

管理職に就きたいと思っている女性一般社員はわずか2割程度に留まる結果になりました。

また、今の会社で管理職を目指すうえで、どのような課題やハードルがあるかを質問したところ、『業務負荷や責任の増大(61.6%)』が最も多く、次いで『仕事とプライベートの両立(56.0%)』『労働時間の長さ(44.8%)』と続きました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5100/27/5100-27-0a8f0277f4c2f6a565e6281510388c73-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

女性管理職の約8割が「女性管理職になって良かった」と回答。一方、女性管理職として活躍するうえでの課題やハードルは「仕事とプライベートの両立」が最多
続いて女性管理職に対して、管理職になって良かったと思うかを質問したところ、『とてもそう思う(31.3%)』『そう思う(47.6%)』『あまり思わない(17.8%)』『まったくそう思わない(3.3%)』という結果になりました。

『とてもそう思う』『そう思う』を合わせると、実に約8割の方が管理職になって良かったと感じていることが分かりました。

前の質問で『とてもそう思う 』『そう思う』と回答した方に、管理職になって良かったことを質問したところ、『新たなやりがいが生まれた(54.3%)』が最も多く、次いで『自身の成長につながった(53.6%)』『給料が上がった(50.9%)』と続きました。

管理職に就くと、一般社員のときとは異なるやりがいや自己成長を感じられるようになったことから、管理職に就いて良かったと感じる方が多いことが分かりました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5100/27/5100-27-4318119e86d1eaf6da0f36729b076764-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

次に、管理職を目指した(引き受けた)動機は何かを質問したところ、『よりやりがいのある仕事に就きたかったから(26.6%)』が最も多く、次いで『もっと仕事の上で成長したかったから(22.3%)』『給料が上がるから(20.7%)』と続きました。

最後に、女性管理職として活躍するうえで、感じている課題やハードルを聞いたところ、『仕事とプライベートの両立(45.6%)』が最も多く、次いで『業務負荷や責任の増大(41.9%)』『労働時間の長さ(40.5%)』と続きました。

管理職を目指すには、責任の増大や仕事とプライベートの両立などが課題と感じている女性一般社員が多いように、現女性管理職も管理職として活躍するうえで、仕事とプライベートの両立や業務負荷などを課題に感じていることが明らかになりました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5100/27/5100-27-fa9f69feced8a2b83ce9c3cbdc8b54ea-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

今回のアンケート調査の結果より、上場企業における女性活躍の現状として、女性リーダーの活躍を感じている方は6割以上となり、社内にロールモデルとなる女性がいる割合も6割近くとなりました。

働く女性が活躍するために最も必要とするサポートは、『出産・育児支援』『産休・育休からの復職支援』といった出産や育児に関するものであり、女性のライフステージの変化に柔軟に対応した取り組みや施策などが働き続けるうえで必要と感じる女性が多いようです。

また、将来管理職に就きたいと思っている女性一般社員はわずか2割程度に留まり、管理職を目指すうえで、業務負荷や責任の増大、仕事とプライベートの両立といった課題を感じている方が多いことも分かりました。一方で、女性管理職は、一般社員のときとは異なるやりがいや自己成長を感じており、管理職になって良かったと回答した方は約8割にも達しています。

管理職として活躍する女性の多くが後悔なく、やりがいを持っていることから、企業はこれから管理職に就く可能性を持った女性一般社員に対し、管理職に就くことの不安や葛藤を払拭できる支援体制や仕組みづくりをしていくことが、女性管理職の比率を上げていくカギになると思われます。

株式会社プロフェッショナルバンクについて
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5100/27/5100-27-dfdba070fb090674596e6a8210d1c51e-1909x1350.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2004年より「“働く人”を通じて豊かな未来を創造する」を理念とし、経営や事業課題を解決できるインパクトプレイヤーの「採用の切り札」として企業成長への貢献を行っています。
建設・製造・IT・サービス業界における技術職・専門職を中心とした国内最大級のヘッドハンティングサービスと、経営・次世代経営者の人材紹介サービスを中心に、顧問・高度プロ人材の紹介を行うプロインタラムサービスや女性社外取締役の紹介など外部人材の活用サービスを展開しています。また、グループ会社であるエム・アール・アイ・ジャパンを通じて、世界200ヶ所以上にグローバルネットワークを保有する、MRINetworkを活かして、国内外にグローバル人材紹介サービスを展開しています。【会社概要】
■会社名 :株式会社プロフェッショナルバンク
■代表者 :兒玉 彰
■設 立 :2004年8月
■資本金 :1億円
■所在地 :東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル10階

[経営者と技術・専門職のヘッドハンティング]https://www.pro-bank.co.jp/
[顧問派遣『プロインタラムサービス』]https://www.pro-bank.co.jp/komon-prointerim/
[女性社外取締役・監査役紹介の紹介サービス]https://www.pro-bank.co.jp/management/female-officer/
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