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レノボ、脱炭素社会の実現に向けたコミットメントを表明

PR TIMES / 2021年6月4日 11時45分



[画像1: https://prtimes.jp/i/13608/27/resize/d13608-27-773665-0.jpg ]


レノボ・ジャパン合同会社(本社・東京都千代田区、代表取締役社長 デビット・ベネット、以下 レノボ)は、気候変動に関わる緊急課題に、グローバルリーダーの一社として、自社及び業界全体で課題に取り組むコミットメントを表明しました。レノボは、「Smarter Technology for All」をビジョンに掲げ、その中核的なコンセプトとして、「グリーン・イノベーション」と「グリーン・オペレーション」を推進しています。

新型コロナウイルス(COVID-19)後の経済復興と社会再生が世界的に問われる中、国際社会の共通の関心事として重要性を増しているのが、気候変動に関わる課題です。世界各国による低炭素社会実現のための戦略策定が進み、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて具体的な目標が設定され始めています。企業においても、排出量データの公開、温室効果ガス削減とカーボンニュートラルの目標の設定、再生可能エネルギーの活用などの取り組みが行われています。特に、レノボを含むハイテク製造業は、従来型の製造業と比べて、サプライチェーンがより高度で、全体的な電力消費量も比較的高い傾向にあります。カナダのマックマスター大学の研究によると、グローバルな排出量の中で情報通信技術(ICT)の占める割合は、2007年の1.6%から2040年には14%まで拡大すると予測されます。

ハイテク製造業の環境問題への取り組みについて、レノボの会長兼CEOのヤン・ヤンチンは次のように述べています。「ハイテクメーカー各社は、自社の製造システムとサプライチェーン・システムを強化することで、グリーン化のみならず、デジタル化やインテリジェント化も実現し、バリューチェーン全体のグリーン・トランスフォーメーションを推進できます。今や、企業にとって製品やサービスのライフサイクル全体をグリーン化することは、新規顧客の獲得だけでなく、自社ブランドの価値や評価を高めることにつながるのは明白です。」

レノボは環境保護をさらに推し進めるべく、SBT:科学的根拠に基づく目標 (https://news.lenovo.com/pressroom/press-releases/new-ambitious-science-based-esg-targets-10-year-sustainability-milestones/ )における3つのスコープに対して積極的な目標を設定しています。
レノボは、スコープ1「事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)」、および、スコープ2「他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出」に対して、温室効果ガス排出量を過去10年間で92%削減するという目標をすでに達成しています。そこで新たに、温室効果ガスの排出を2030年までにさらに50%削減するという目標を打ち出しました。さらに、スコープ3「スコープ1、スコープ2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)」に対して、サプライヤー、製品の輸送、販売製品の使用、といった3つの主要カテゴリーの排出量に関する明確な目標も設定しています。
加えて、レノボでは、自社製品の製造過程及びサプライチェーンのグリーン化し、さらに顧客の企業活動のグリーン化をサポートするソリューションを提供しています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/13608/27/resize/d13608-27-182466-1.jpg ]


Lenovo Advanced Production Scheduling System(L-A-P-S)
世界で販売されるPCの8台に1台が製造されている、中国東部・安徽省の合肥にあるレノボの製造拠点では、人工知能(AI)技術と数学的アルゴリズムによって、生産計画を最適化するLenovo Advanced Production Scheduling System(L-A-P-S)を導入しています。このシステムにより、製造拠点の生産効率の向上と遊休時間の短縮を実現し、年間2,696MWh以上の電力の削減を実現しています。この年間電力削減量は、実に2,000トン分の二酸化炭素排出量削減に相当し、年間11万本の植樹と同等の効果があります。このL-A-P-Sは、「オペレーションズ・リサーチ分野のアカデミー賞」とも評される、2021年「Franz Edelman Award」の最終候補に選出されました。

また、レノボは2005年以降、製品ポートフォリオ全体を通じて4万9895トン以上の再生プラスチックを使用しています。また、2008年以降で3,100トン以上の包装廃棄物を削減し、2019~2020会計年度には、包装使用量を560トン削減したほか、2050年までにウォーター・スチュワードシップを推進し、水ストレスを低減させる国連の「CEO Water Mandate」(https://news.lenovo.com/lenovo-celebrates-world-water-day-joins-un-ceo-water-mandate/)にも参加しました。

Lenovo Neptune™
Lenovo Neptune™ (https://www.lenovo.com/jp/ja/data-center/Lenovo-Neptune/p/neptune)は、レノボの水冷技術を搭載したハードウェアと、冷却環境を効果的に管理および制御するソフトウェアを組み合わせた、業界をリードする包括的な水冷ソリューションです。エネルギー消費量を最大40%削減しつつ、妥協のないパフォーマンスを維持することが可能です。データ活用が進み、ハイパフォーマンス・コンピューティングの需要が拡大する中、科学とインテリジェント・コンピューティングを連携させることで、レノボはグリーンなハイパフォーマンス・コンピューティングの新時代を切り開いています。

レノボは自社の業務だけでなく、より幅広い社会・経済セクターの顧客企業を通じても、低炭素への変革を推進しています。その一例として、エネルギー業界向けのレノボの予測型保守ソリューションが挙げられます。これは、リモートセンサーを使用することで、風力発電機の稼働率と発電効率を向上させるもので、顧客企業の運用・保守コストを5%削減しています。

<レノボ・ジャパン ホームページ>
トップページ  :https://www.lenovo.com/jp/ja/
プレスリリース :https://www.lenovo.com/jp/ja/news/

<レノボについて>
Lenovo(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、Fortune Global 500に含まれる売上高510億米ドルの企業であり、スマートデバイス、インフラシステムなどにより最高のユーザーエクスペリエンスを提供し、Intelligent Transformationを実現させるビジョンを持ちます。レノボは非常に広範なコネクテッドデバイス製品を製造する企業で、スマートフォン(モトローラ)、タブレット、PC(ThinkPad、Yoga、Lenovo Legionなど)ワークステーションおよびAR/VRデバイス、スマートホーム/オフィス製品などを提供しています。レノボはまた、今後社会やビジネスが相互につながり変革してゆくために必要とされるコンピューティングのパワーとキャパシティを次世代のデーターセンターソリューション(ThinkSystem、ThinkAgile)によって提供します。レノボはすべての人の優れた力を呼び起こし、誰もが発展するよりスマートな未来を創ることを目指しています。
LinkedIn, Facebook, Twitter, Instagram, Weibo、Storyhubで最新情報を提供しています。レノボの詳細については、https://www.lenovo.com/jp/ja/ でご覧いただけます。

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