『sAI Chat』に、チャットボット業界初(*1)となる『半自動チャットボット』を搭載
PR TIMES / 2018年11月8日 16時40分
AIを活用しFAQ・チャットボットのシステムを展開する、株式会社サイシード(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中村 陽二)は、当社が提供しているチャットボット『sAI Chat(サイチャット)』に、チャットボット業界で初となる『半自動チャットボット』を搭載していることをお知らせします。
[画像: https://prtimes.jp/i/15946/27/resize/d15946-27-224523-0.png ]
■業界初『半自動チャットボット』について
『半自動チャットボット』は、自動で回答をするチャットボットとは違い、回答の候補をオペレーターに提示し、最終的に送信する回答をオペレーターが選択するチャットシステムです。
自動で回答するチャットボットに比べ、人の目を通しているため、正解率は限りなく100%に近くなります。
さらに、文章を手入力するWeb接客ツールと違い、オペレーターはAIが提示した候補から送りたいメッセージを選択するだけで回答を送ることができるため、最短3クリックで対応することができます。
■市場背景・開発背景
近年、多くの企業が働き方改革および働き手の人材不足を背景に、生産性向上や業務効率化に取り組んでいます。その中でも、特に採用が難しいコールセンター・カスタマーサポートの領域で導入が進んでいるのがチャットボットです。当社は様々な企業にチャットボットを提供する中で、従来のチャットボットでは対応が難しい2つの業態があることを課題に感じていました。
1.誤った回答をしてはいけない業態:ヘルスケア関連(医療機関・歯科医院・整体等)、法律相談所等
2.接客要素を含む業態:不動産仲介、商品についての問い合わせ対応が発生する業態等
そこで、顧客に100%満足していただける“人間味のある対応”を、限りなく人手をかけずに行うという相反する課題を解決すべく、本システムの開発にいたりました。
■活用イメージ
1.身体の健康に関わる「歯科医」:
患者からの問い合わせに対し、最終的な回答はオペレーターの判断によって返すことができるため、誤った回答をしてはいけない医療機関や歯科医院のホームページにも最適です。
2.問い合わせ対応が商談機会に繋がる「部品メーカー」:
適切な部品を尋ねる質問は問い合わせでもある一方で、商談機会でもあります。
当社の『半自動チャットボット』を利用することで、適切な質問対応からシームレスに商談機会につなげることができます。
3.個人によって内容が微妙に異なる「不動産仲介」:
電話とメールよりもユーザーが使いやすいLINEを使って、やり取りを行う不動産仲介業者は増えています。
営業マンが様々な顧客とやり取りを行う中で、大部分は同じであるが家賃や日付だけ異なる文章を何度も入力しています。『半自動チャットボット』を利用することで対応スピードを通常時の約3倍~5倍に高めることが可能です。
■今後の展望
AIチャットボットの領域は、どの業界でも活躍が期待される分野です。当社は、2015年2月に設立して以来、AI事業では毎年120%の成長を遂げています。今後は、コールセンターや社内ヘルプデスク・不動産・労務管理など、業務改善効果が大きい領域にて業界内のシェアを高め、2020年には300社導入を目指してまいります。
■『sAI Chat』について
『sAI Chat』はユーザーの「話し言葉」を理解し、最もふさわしい回答を自動で返答もしくはオペレーターに提示するチャットサービスです。
海外のAIエンジンでは日本語がうまくで理解できないことが多いですが、サイシードが保有する業界固有の辞書と日本語表現の類義語辞書を活用することで、学習する前の段階で最初から賢いAIを実現しています。コールセンターやヘルプデスクを主に、下記を援助します。
・Botから有人へのシームレスな切り替え
・CTI/CRMとの連携
・対応レポートの自動集計
・後処理の自動化
URL:https://saichat.jp/saichat/
■自社開発のAIエンジン「KC」を利用
当社が提供するAIサービスの根幹となる、自社開発のAIエンジン「KC」は、以下のような特徴を有しています。
1.サービス横断のAI エンジン
AIボット、FAQシステムでも共通の自社エンジンを採用しているため、手動対応でAIを学習させた後、AI ボットへの移行やFAQシステムとの併用も可能です。
2.初期FAQがなくても利用できる
企業内にある対応履歴やマニュアルから、AIが回答する元になるFAQデータを作成します。
FAQの整備がハードルになっていた企業でも負担が少なく利用できます。
3.少ない教師データで高精度
機械学習の手法に独自の学習方法を組み合わせることで、賢くなるまでに数年かかる他社AIと違い、最初から賢いAIを提供できます。
4.一気通貫で導入・運用支援
当社のサービスが最大限機能を発揮するためには、各社に応じたカスタマイズが不可欠です。当社は、業務設計/スクリプトの作成という導入支援から日々の運用改善まで、誠心誠意を持って伴走します。
*1:自社調べ
【株式会社サイシード 会社概要】
本社:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿木村屋ビル15F
代表者:代表取締役社長 中村 陽二
設立:2015年4月
事業内容:AIソリューション事業、広告・メディア事業Webサイト:http://www.sciseed.jp/
〈本件に関するお問合せ先〉
株式会社サイシード
TEL:03-6863-8671 連絡先: ootake@sciseed.jp
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