1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

水性昇華転写用インクジェットプリンタ「TS55-1800」販売開始のお知らせ

PR TIMES / 2018年8月29日 17時1分

『The evolution of production printing』

株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、高い生産性と長時間の安定稼働、さらに低ランニングコストを実現した1.8m Roll to Roll水性昇華転写用インクジェットプリンタ「TS55-1800」の販売を2018年10月より開始いたします。



https://ir.mimaki.com/

近年テキスタイル・アパレル市場では、少量~中量を短納期で生産できるデジタルプリンタへの注目が高まっています。特にファッションアパレルの現場では、企画から商品が店頭に並ぶまでの時間を短縮することが重要となり、より速く、美しく、リーズナブルに生産できるデジタルプリンタが求められています。

「TS55-1800」はそのような現場のニーズにお応えして新開発ヘッドを搭載することで、最速140平方メートル /hの高速プリントから、品質を重視した高画質プリントまで、仕事に合わせた幅広いプリントモードをお選びいただけます。また、従来機では不可能だった高速モード(70平方メートル /h)で「MAPS(※1)」の使用を可能にすることで、高い生産性と美しい画質を両立します。さらに、高速プリントでも長時間の連続稼働を実現する新規オプションユニットの「ミニジャンボロールユニット」と「10kgインク供給ユニット」を開発しました。

「ミニジャンボロールユニット」は、約2,500m巻の転写紙[Mimaki Vision Jet-X]を装着するための繰り出しユニットです。150m巻の転写紙を最速モード(140平方メートル /h)でプリントした場合、約2時間でプリントが完了するため夜間などオペレータ不在時に連続稼働をすることができませんが、「Mimaki Vision Jet-X」のミニジャンボロールをご使用いただくことで長時間の連続無人運転ができます。また、小巻ロールと比較して平米単価を抑え、ランニングコスト削減に貢献します。

「10kgインク供給ユニット」は、1色あたり10kgのインクタンクをセットするためのユニットです。大容量タンクなので長時間の連続稼働ができます。また、従来の2Lインクパックと比較してcc単価を大幅に削減します。

「TS55-1800」は、高い生産性と美しい画質を兼ね備え、さらにオプションユニットを装着することで長時間の連続稼働と低ランニングコストを実現します。

※1…Mimaki advanced pass system:バンディングや色むらを軽減する機能

[画像1: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-902817-1.jpg ]


概 要


最速140平方メートル /hの高速プリント
オプションにより長時間の連続稼働と低ランニングコストを実現
新開発ヘッドを搭載することで高速でも高画質プリントが可能
安定稼働テクノロジー「NCU」&「NRS」
さらに進化した高機能RIPソフトウエア『TxLink4Lite』 (※2)
特色インク(ライトブラックインク/蛍光インク(※3))でより美しく個性的な表現が可能
長時間の連続稼働を可能にする転写紙「Mimaki Vision Jet-X」

※2…購入時に「TxLink4」「RasterLink6plus」どちらを標準添付にするかお選びいただけます。
※3…2018年11月対応予定

◎主な特長
1.最速140平方メートル /hの高速プリント
最速モードの140平方メートル /hから、実用画質モードの55平方メートル /h、さらに高品質モードの31平方メートル /hまで、仕事に合わせた幅広いプリントモードをご用意しております。実用画質モードでは当社従来機(TS300P-1800)と比較して約140%(※4)の高い生産性を実現しました。
※4…TS55-1800:600x600dpi,2passとTS300P-1800:720x720dpi,4pass,Hiで比較(実用画質モード)


[画像2: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-326116-17.jpg ]

2.オプションにより長時間の連続稼働と低ランニングコストを実現
●ミニジャンボロールユニット

[画像3: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-758252-3.jpg ]


約2,500m巻の転写紙[Mimaki Vision Jet-X]を装着するための繰り出しユニットです。小巻転写紙と比較して平米単価を抑え、メディア取り換えによるダウンタイムを削減します。

●10kgインク供給ユニット
[画像4: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-353662-4.jpg ]


1色あたり10kgのインクタンクをセットするためのインク供給ユニットです。従来の2Lインクパックと比較してランニングコストを大幅に削減し、インク取り換えによるダウンタイムを削減します。

●延長乾燥ヒーター
[画像5: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-612032-5.jpg ]


通常のヒーター下部に搭載する延長ヒーターです。乾燥性が向上するため、ハイスピードプリントの巻取り時に乾燥が間に合わずメディアにインクが張り付く「ブロッキング」を抑制し、安定した生産が行えます。


3.新開発ヘッドを搭載することで高速でも高画質プリントが可能
パスの境界線をグラデーション調にプリントしてバンディングや色ムラを軽減する「MAPS」により、安定した高画質プリントを維持します。「TS55-1800」は新開発ヘッドを搭載することで、これまで不可能だった高速モードで「MAPS」が有効になります。これにより、高速と高画質の両立したプリントを実現しました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-712173-6.jpg ]

※画像はイメージです  

4.「仕事を止めない」安定稼働テクノロジー
ミマキ独自の自動ノズルチェック機構『NCU』 を搭載。ノズル抜けを発見した場合は自動でクリーニングを実行し、ノズル抜けを解消します。クリーニングをしてもノズル抜けが解消されない場合は、『NRS』で別のノズルに切り替えてプリントを継続します。サービスマンの修理を待つことなくプリントを再開でき、生産性を維持します。
[画像7: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-627279-7.jpg ]

5.さらに進化した高機能RIPソフトウエア「TxLink4Lite」
●16bitレンダリングで美しいグラデーションの階調表現が可能
8bitレンダリングから16bitレンダリングにバージョンアップすることで、より美しい階調表現が可能になります。(※5)
※5…ファイルフォーマットやカラースペースによっては8bitでレンダリングされます。
[画像8: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-125603-8.jpg ]

●並列RIP機能とロードバランシング機能により生産を効率化
複数のプリントデータに対して並列でRIP処理を行えます。さらに、プリントジョブのロードバランシング機能により自動で空きプリンタにジョブを割り振りできるため、複数台のプリンタを接続(※6,7)して生産を行う場合は効率的な生産が可能です。
※6…同一プリンタ/同一インクセットのプリンタ 
※7…接続プリンタ数に応じた追加のプリンタライセンスが必須

・並列RIP機能
RIP処理を並列して行えるので複数台のプリンタで生産を行う際、効率的に生産できます。並列処理は最大8ジョブまで行えます。
[画像9: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-800692-20.jpg ]

・ロードバランシング機能
プリントジョブをプールして複数のプリンタに対して自動でジョブを振り分けます。

[画像10: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-166205-10.jpg ]

●アパレル用途に特化したバリアブルプリント機能を搭載
背番号、選手名などのバリアブルデータをCSVファイルからインポートしてプリントジョブを作成します。文字のアウトライン塗りつぶしやアーチ形状配置といったテキスト加工も行えます。
[画像11: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-564134-11.jpg ]

6.特色インク(ライトブラックインク/蛍光インク)でより美しく個性的な表現が可能
●ライトブラックインクで美しいグレースケール表現が可能

[画像12: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-471308-12.jpg ]


昇華転写プリントではブラックインクの濃度が高いため、粒状間やトーンジャンプが発生する場合があります。ライトブラックインクを使用することで、粒状間やトーンジャンプがない滑らかな表現になります。

●蛍光インクで個性的な表現が可能
[画像13: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-420956-15.jpg ]


ユニフォームのようなスポーツアパレルや、日本の“かわいい文化”に代表されるようなPOPなファッションアパレル、人目を引く鮮明なソフトサインなど蛍光インクのニーズは高まっております。特色でお使い頂く場合の発色はもちろん、プロセスカラーの補色として蛍光インクを使用できるマルチカラーモード(※8)を用意。蛍光インクがマゼンタ、イエローを補うことでより鮮やかな発色を実現します。
※8…TxLink4でのみ使用可能。

7.長時間の連続稼働を可能にする転写紙「Mimaki Vision Jet-X」
約2,500m巻の転写紙「Mimaki Vision Jet-X」のミニジャンボロールを「TS55-1800」と同時に販売開始します。150m巻の転写紙を「TS55-1800」の最速モード(140平方メートル /h)でプリントした場合、約2時間でプリントが完了するため夜間などオペレータ不在時に連続稼働をすることができませんでしたが、「Mimaki Vision Jet-X」をご使用いただくことで長時間の連続無人運転ができます。また、小巻ロールと比較して平米単価を抑え、ランニングコスト削減に貢献します。
・小巻ロールの場合
[画像14: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-509165-16.jpg ]

・「Mimaki Vision Jet-X」ミニジャンボロールの場合

[画像15: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-567213-14.jpg ]

主な仕様

[画像16: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-740198-18.jpg ]


◎主な仕様
本体のみ

[画像17: https://prtimes.jp/i/21708/27/resize/d21708-27-448504-19.jpg ]

※記載の仕様、デザイン、寸法などは、技術改善等により予告なく変更する場合があります。
※9…6色,7色,8色は後日対応予定
※10…Lk,FyFpは2Lインクパック

◎販売予定価格
RasterLink6 plus版
本体:398万円(税別)
本体 + フルオプション:498万円(税別)

TxLink4Lite版
本体:428万円(税別)
本体 + フルオプション:528万円(税別)

◎販売開始 2018年10月

◎販売予定台数 1,000台/年(全世界)

◎お問い合わせ先
株式会社ミマキエンジニアリング
グローバルマーケティング部プロモーショングループ 藤澤  翔
長野県東御市滋野乙1628‐1
TEL:0268-80‐0078 / FAX:0268-80-0041

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください