<製造業界におけるSDGsの取り組み実態調査2023>SDGs取り組み「あり」は約7割 取り組みの壁、約6割は「マンパワー不足」「経済面」 普及の鍵は「具体的な事例共有」にあるか
PR TIMES / 2023年3月9日 15時45分
製造業BtoB企業向けに独自開発したマーケティングオートメーションツール「MRC」を展開する株式会社マーケライズ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中野 晴元/代表取締役 野口 雅徳)は、製造業界の営業・販促におけるSDGsの取り組みに関する調査を2023年1月に実施いたしました。
■調査結果サマリー
SDGs取り組みがある企業は約7割、取り組んでいない企業の理由の約6割は人手や資金不足、経済活動を優先したいなど
展示会出展、マーケティング活動、営業活動を通して貢献できるSDGs目標は7、8、9が多数
具体的な取り組み事例と取り組む上での課題
■SDGs取り組みがある企業は約7割、取り組んでいない企業の理由の約6割は人手や資金不足、経済活動を優先したいなど
【質問】貴社でSDGsの取り組みはありますか、ある場合はその内容をご存じですか。
[画像1: https://prtimes.jp/i/22054/27/resize/d22054-27-346f733b5930cf19e6a0-6.png ]
【質問】SDGsに取り組んでいない場合は、その理由をお選びください。(※複数回答可)
[画像2: https://prtimes.jp/i/22054/27/resize/d22054-27-59b46f2975089aa319fb-7.png ]
約7割の企業がSDGsの取り組みがあると回答、ないとの回答は3割でした。取り組みがない企業のうち、約6割はマンパワー不足、経済活動を優先したい、資金不足を理由に挙げており、必要性を感じないという回答は11%だったため、多くの企業では「取り組みたくても取り組む余裕がない」ことがわかります。
また、「なにをすればいいかわからない」という回答も22%あり、具体例の提示や実績が共有されると、より取り組みの輪が広がるのではないでしょうか。
■展示会出展、マーケティング活動、営業活動を通して貢献できるSDGs目標は7.8.9が多数
【質問】展示会に出展・参加することで、SDGsのどの目標に貢献できると思いますか。(※複数回答可)上位10項目
[画像3: https://prtimes.jp/i/22054/27/resize/d22054-27-e77b969f992703030bcc-8.png ]
【質問】マーケティング活動において、SDGsのどの目標に貢献できると思いますか。(※複数回答可)上位10項目
[画像4: https://prtimes.jp/i/22054/27/resize/d22054-27-d9bb7238e08d33554386-9.png ]
【質問】営業活動において、SDGsのどの目標に貢献できると思いますか。(※複数回答可)上位10項目
[画像5: https://prtimes.jp/i/22054/27/resize/d22054-27-1299f0d9e7bfac3a8f80-10.png ]
展示会、マーケティング、営業活動の中で、SDGsのどの目標に貢献できるかという問いに対して、製造業ならではの「7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」、「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」や、企業として目指しやすい「8.働きがいも成長戦略も」という回答が多く見られました。
■具体的な取り組み事例と取り組む上での課題
「SDGsに取り組んでいる」と回答した企業の具体的な事例としては、「電力消費量削減機能や、消耗品使用量削減の機能を搭載した新製品の開発」、「減プラパッケージの販売」などの、環境に配慮した取り組みが多く見られました。他にも、「社内教育の充実」、「男女関係のない育休制度の導入」や「安全な労働環境の実現」など、企業により取り組み内容はさまざまです。
一方、「SDGsの取り組みにあたり困っていること」について多かった回答は、「何をすればいいのかがわからない」でした。何がSDGsに繋がるのか、日常業務の中で何をすればいいのかが不明で取り組めていない企業も多いようです。具体的な取り組み例が共有されれば、SDGsに繋がる活動が、より日常的に意識されるようになるかもしれません。また、「コストや手間が増える」、「効果が見えづらい」という意見も見られました。
SDGsに取り組む際にハードルになっていることでは、製造原価の上昇や賃上げの動きもある中で、環境に配慮した製品を作るのは難しいというコスト面や、掲げられた項目が多いので何に取り組めばよいかわからない、実務が忙しく手が回らない、目標や活動に対する達成感を得にくいなどの意見がありました。
具体的な取り組み事例が共有されると取り掛かりやすいという意見も複数見られたため、「取り組みたいが、取り組めていない」企業も多くありそうです。大企業と同じ取り組み・規模ではなくても、ひとつの企業、そして個人が今後の持続可能な社会の実現に向けてなにをしていくべきかを考え、「社内」「顧客」「環境」「社会」のどこに注力するのかを決めて、まずはひとつ目標を掲げて取り組んでみるのはいかがでしょうか。
■調査詳細データは下記サイトよりご確認ください
その他、調査全体の回答結果は下記より取得いただけます。
https://www.markerise.com/pm/survey-202301/
【調査概要】
調査期間:2023年1月10日(火) ~ 1月31日(火)
調査方法:インターネット調査
調査対象:製造業を主とする企業の営業・販促担当者/経営層
有効回答:146名
調査企画:株式会社マーケライズ
■製造業BtoB企業向けに開発した唯一のMAツール「MRC(マーケライズクラウド)」とは
長年に渡り製造業界で営業・販促活動を実践し、その成功ノウハウを凝縮した“完全自社開発”のMAツールです。MRCは、「集客」から「見込み客のフォロー/育成」、「有望見込客の絞り込み」までの工程をワンストップで可能にし、効率的なマーケティング施策を行うことができます。
また、機能別に導入できるため、特定のマーケティング工程にのみ課題がある場合も活用しやすく、無駄なコストは発生しません。導入後には、成果を出すための運用サポートも無償で提供しています。
MRCは、活用できていない名刺・顧客情報やWEBサイトを有効活用する仕組みを提供し、顧客化を実現します。
*MRC導入企業の業態・業種割合
機械、機器、部品メーカを中心に、産業機器や電気/電子、医薬品、食料品までの幅広い製造業のBtoB企業様にご利用いただいております。
[画像6: https://prtimes.jp/i/22054/27/resize/d22054-27-c403f703c8ba3915c157-0.png ]
【株式会社マーケライズ 会社概要】
会社名 株式会社マーケライズ https://www.markerise.com/
本社 東京都新宿区西新宿1丁目22-15 グラフィオ西新宿9F
設立日 2014年9月
資本金 300万円
事業内容 マーケティングオートメーションツール(MAツール)の企画・開発・販売・導入・運用サポート
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