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クラウド型電子カルテ「movacal.hospital」「movacal.net」における医療文書の半自動生成機能等の共同研究開発およびトライアル参加医療機関の募集について

PR TIMES / 2024年10月30日 13時40分



 NTTプレシジョンメディシン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:是川幸士、以下「NTTプレシジョンメディシン」)、および、新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社(本社:京都市、代表取締役社長:是川 幸士、以下「PRiME-R」)は、クラウド型電子カルテ「movacal.hospital」「movacal.net」(以下「モバカル」)において大規模言語モデル(Large Language Model、以下「LLM))を用いた医療文書の構造化および半自動生成機能(以下「本システム」)の共同研究開発を推進してまいります。
あわせて、本システムのプロトタイピングモデルを用いたトライアルにご協力いただける医療機関の募集を開始します。

1.取り組みの背景
 PRiME-Rは、令和5年度「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」第3期の課題の一つである「統合型ヘルスケアシステムの構築」における研究開発テーマB-3「症例報告・病歴要約支援システム開発を通じた臨床現場支援」の研究開発機関として採択※1され、本システムにて利用するLLMを用いた症例報告・病歴要約支援システムを開発し、退院時サマリ、診療情報等提供書等の医療文書の半自動生成による医療DXの実現をめざしています。
 現在、開発を進めている症例報告・病歴要約支援システムをNTTプレシジョンメディシンが提供するモバカル※2の機能として具備することにより、幅広く社会実装していくことを視野に入れ、NTTプレシジョンメディシンとPRiME-Rにて共同研究開発を推進してまいります。
※1 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期の採択について https://prime-r.inc/newsrelease/707/
※2 中小病院向け電子カルテ「movacal.hospital」https://movacal.net/hospital/
2.共同研究開発の内容
 LLMを用いた医療データの構造化、文章作成機能等を研究しているPRiME-R、クラウド型電子カルテサービスを提供しているNTTプレシジョンメディシンがそれぞれ得意とする技術を持ち寄り、1.LLMを用いた電子カルテデータの構造化、2.退院時サマリ等の半自動生成、の大きく2つの研究開発※3を共同で実施し、2025年度における実用化※4および、サービス提供開始をめざしてまいります。

※3 共同研究開発のイメージ
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65803/27/65803-27-61889a9011015742c8425ac2604ac2c1-911x307.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


※4 実用化後の画面イメージ

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65803/27/65803-27-fc2feda6abb28e34ec4100798ad9d2a0-1241x683.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


3.トライアル参加医療機関の募集(200床未満の回復期・慢性期の病院、有床診療所、無床診療所)
 2024年度中に本システムのプロトタイピングモデルを用いた医療機関でのトライアルを開始予定であり、トライアルに参加いただける医療機関の募集を開始いたします。
 本取り組みにご興味のある医療機関は、以下お問い合わせ先までご連絡ください。

4.今後の展開
 本共同研究開発を通じ、医療DXを実現することで医療従事者の業務効率化を図り、医師の働き方改革や医療のさらなる発展に貢献してまいります。

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