広島ブランドショップTAUで,新酵母で製造した日本酒「明魂」を試験販売!~新酵母のPRとテストマーケティングを実施します~

PR TIMES / 2012年10月24日 17時44分



 広島県は10月26日から,東京・銀座の広島ブランドショップTAUにて,日本酒「明魂(meikon)」の試験販売を行います。150本の限定販売!文豪,井伏鱒二も絶賛したとの逸話が残るこの日本酒「明魂」を,この機会に是非ご賞味ください。

 日本酒「明魂(meikon)」は,広島県立総合技術研究所 食品工業技術センターが,研究の一環として,新しく開発した酵母や技術・酒米を用いて試験製造を行っているもので,研究所のみで販売しています。
 従来の広島吟醸酵母は華やかな香りを特徴としていましたが,食事と一緒に楽しむ食中酒としてのニーズの高まりから,この度,香りを少し抑えつつ苦味を生成にしにくい酵母を交雑育種法*を用いて開発しました。このため,適度な香りと軽快な味わいで,女性にも飲みやすい日本酒となっています。
 なお,今回の試験販売で得られた意見等を基に,広島県内の酒造会社に対し,新酵母の利用技術を積極的に支援し商品化を進めるとともに,ブランディングを進めることとしています。

 *交雑育種法:性質(遺伝子)の異なる酵母間の交配を人為的に行って新品種を育成する方法

■商品概要
 商品名:日本酒「明魂(meikon)」
 容量・価格:500ml 2,100円
  ※10月26日の12時から19時まで,TAU1階にて食品工業センター職員による技術解説や,「明魂」の試飲を行います。

■参考:
(1)広島と酒造り
 広島の日本酒の歴史で大きな転機となったのが,“軟水醸造法”の開発と吟醸酒の誕生です。広島の水はミネラルが少ない軟水で,当時,日本酒造りに適さないと言われてきました。しかし,明治31年(1898年),醸造家の三浦仙三郎が,麹の力を最大限発揮させることで軟水の負の特徴を個性へと変える画期的な技術“軟水醸造法”を開発しました。この方法によって,ふくよかでキメが細かいという広島の酒の特徴が形作られました。また,吟醸酒造りは,安芸津杜氏によって成された傑作品です。米の外側の雑味になる部分を削り磨き上げた酒米を使い,低温でゆっくりと醸すことで,芳香を有しキレイな味の日本酒となります。

(2)広島県立総合技術研究所食品工業技術センターについて
 広島県立総合技術研究所食品工業技術センターは,全国でも珍しい(広島県と新潟県のみ)日本酒の製造販売免許を持つ公的な試験研究機関です。大正7年の設立(当時は広島県工業試験場醸造部)以来,酵母の開発,酒造りの高度化などの研究を行ない,県内の酒造会社を技術的に支援しています。

(3)新酵母開発
 平成20年度から,当センターと広島県酒造組合が共同で,消費者のニーズにあった日本酒を製造するための新酵母の開発に着手しました。広島オリジナルのフルーティーな香りを出す酵母(広島吟醸酵母)と,同じく広島オリジナルの優しい味わいで発酵力の強い酵母(広島21号)を掛け合わせることで,両者の良さをあわせ持った酵母が生まれました。新酵母で醸されるお酒は,穏やかな芳香を有し,なめらかで優しい味わいとなります。

(4)TAU限定ボトルのシンボルマーク
 今回TAUで試験販売する「明魂」のラベルのマークは,官能評価に使われる「きき猪口」を模した形です。酵母開発の際,何百通りもの組み合わせで酵母の掛け合わせを行ない,小規模な仕込みを繰り返すことで,目的の性質を持つ酵母を絞り込んでいき,年月をかけた地道な作業の積み重ねの末に,官能評価により新しい酵母を選び出します。このシンボルマークには,人の手で生み出された酵母であるという想いを込めています。


企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング