SIMPLEX QUANTUMがアジアへの取り組みを開始: 心電図AIの特許登録をインドで達成、SMEDO採択を受けインドネシアで新たなビジネス展開を発表
PR TIMES / 2024年12月27日 16時15分
当社のアジアでのプレゼンスを高めていきます
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17238/28/17238-28-b02c8bb82aa1943e108e2e91f7e122a3-2003x1128.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
インド
国立大学法人東京大学と共同で開発した「心電図による心不全検知AI」の特許登録が完了しました。
本特許の内容は、2021年6月4日当社プレスリリース「心電図による心不全検知に関する特許」にて本邦で取得したものとなります。
当社は心電情報から心不全を検出するための研究プロジェクトを2020年1月より開始しました。本プロジェクトで開発をしたAI「SQライブラリ NIHA-HF」が、この度、インドで特許登録を完了しました。
■特許の概要
India Patent Application #: 202117046583
特許番号: 555582
特許の説明は以下のリンクを参照。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000017238.html
当社が、今後心不全検知ソリューションをアジアで展開するうえで、インドでの特許登録は大きな一歩だと捉えております。本特許は日本や米国ではすでに登録済みであり、インドにて登録できたことで今後のアジア展開するための準備が整いました。
インドにおいても、心不全は主要な健康問題の一つとなっています。高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病が増加していることに伴い、心不全の患者数も増加しています。都市部では特に生活習慣病のリスクが高まり、その結果として心不全の発症率も上昇しています。医療インフラの整備や医療リソースの限界もあいまって、心不全の早期発見や効果的な治療が求められています。
当社は、インドでの心電図AI技術「SQライブラリ NIHA-HF」の特許登録を達成し、心不全検知の技術を普及させるための大きな一歩を踏み出しました。この技術は、心電図データを用いて心不全を早期に検出するものであり、患者の予後を改善する可能性を秘めています。
現地のパートナーシップを強化し、インドの医療機関や企業と連携して、この技術を広める努力を続けていきます。
インドネシア
採択されたSMEDOを活用してマーケティング調査の一環で訪問し、当社の技術や今後のビジネス展開を発表しました。
https://smedo.metro.tokyo.lg.jp/
インドネシアは、その広大な地理的広がりと多様な人口構成により、医療サービスの提供においていくつかの特有の課題に直面しています。特に、農村部や離島地域では医療リソースが限られており、都市部と比べて医療へのアクセスが困難な状況です。加えて、医療インフラの不足、医療従事者の偏在、そして医療費の高騰が問題として挙げられており、現地で直接お話を伺い、その実態に触れることができました。
デジタル技術は、インドネシアが直面するこれらの医療課題に対する有効な解決策を提供する可能性を秘めています。例えば、遠隔医療は、地理的制約を克服し、地方や離島地域の住民に質の高い医療サービスを提供するための重要な手段となります。オンライン診療やリモートモニタリングにより、患者は物理的に医療施設に行かなくても、専門医の診断や治療を受けることができます。
AI技術は、この遠隔医療を実現するための有効なツールだと考えています。当社の心電図データを解析するAIを用いることで、AIが医師をサポートし、医師の少ない地域の患者の予後を改善することが期待できます。当社が開発した「SQライブラリ NIHA-HF」は、こうした技術の一例です。
インドネシアにおけるデジタルヘルスケアの普及には、政府、医療機関、企業、そしてコミュニティの協力が不可欠です。当社は、現地のパートナーシップを強化し、インドネシアの医療機関や企業と連携して、この技術を広める努力を続けてまいります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17238/28/17238-28-315653dfd5a97cf54f6c7f7d8f2d97e3-1700x1450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
訪問先: ジャカルタ首都特別州及びその周辺地域(医療機関、医療機器の流通等に関係する現地企業・団体など)
今後は米国だけでなく、アジアも含めたグローバル展開をさらに加速をしていく予定です。
NIHA-HFの技術情報 = https://simplex-q.com/about/#technology
心不全は、高血圧症や糖尿病などの生活習慣病を基盤に発症する症候群であり、現在日本において120 万人が罹患しているとされています。高齢化に伴い2030年には130万人に達すると予想されており、心不全パンデミックという言葉も昨今聞かれます。*1
当社は、この心不全領域において、厚生労働省が進める「国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する基本計画」に則り、日本発の世界で通用する技術開発を進めてまいります。*2
*1出典: 日本心臓財団 https://www.jhf.or.jp/check/heart_failure/01/
*2出典:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/10807000/000930739.pdf
【会社概要】
SIMPLEXQUANTUM株式会社
代表者:代表取締役 齋藤 龍
資本金:1億円
設立 :2014年10月3日
所在地:東京都渋谷区桜丘町29-12 渋谷CHビル3F
サイト:https://simplex-q.com
お問い合わせ:pr_query_jpn@simplex-q.com
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