グッドイヤー、インテリジェントタイヤのトライアルを発表, 半自動運転車両向けフリートマネジメントソリューションの拡大へ
PR TIMES / 2017年9月15日 14時0分
2017年9月8日 ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバーカンパニー(以下グッドイヤー/CEO: リチャード・J・クレーマー)は、レース、トラック、航空機向けタイヤ管理を長年にわたり牽引してきた業界リーダーとして、その専門的知識を、半自動運転の電気自動車に活用します。
■データに基づく診断機能の実現に向けてインテリジェントタイヤをコネクテッドカー車両に一体化
■シェアドモビリティのビジネスモデルにおける活用を目指し、データの収集と分析にフォーカス
■商用自動車フリート向けグッドイヤー・プロアクティブソリューション実用化に注力
[画像: https://prtimes.jp/i/20555/28/resize/d20555-28-564277-0.jpg ]
グッドイヤーは、Tesla電気自動車が限定的に採用している都市間モビリティサービスを提供するTesloopに、同社のインテリジェントタイヤが採用されたことを発表しました。同社車両は、タイヤにワイヤレスセンサーを装着しており、タイヤ管理の包括的な向上、そして拡大するフリート需要にタイヤ使用可能時間の最大化を目指します。
グッドイヤーのCTO (Chief Technology Officer)を務めるChris Helselは、「当社は、単なる傍観者としてではなく、未来を自分たちの手で作っていきたいのです。」とし、「新たなモビリティエコシステムが具体化するにあたって、当社は、輸送業界における技術の進歩に歩調を合わせ、そこで利用される車両のインテリジェンスレベルに合わせたイノベーションの開発に一歩を踏み出そうとしているのです」と、述べています。
ワイヤレスセンサーは、タイヤ温度と空気圧を継続して測定しこれを記録します。この記録は、他の車両の運行データと併用し、またクラウドベースによるグッドイヤー独自のアルゴリズムと組み合わせることで、全車両のフリート運行を強化、タイヤの補修または交換がいつ必要になるかも予測します。
グッドイヤーは、Tesloopとの共同プログラムの一環として、乗用車についても、モバイルフリートソリューションを提供しており、Tesloopの車両が充電スタンドに駐車している間にタイヤのメンテナンスや修理を行います。
「1年365日ほぼノンストップで車両を運行するのであれば、タイヤ事故を最大限に防ぐことが顧客のビジネスモデルには絶対不可欠です。データに基づく診断の可能性は目覚ましいもので、Tesloop社のようなビジネスにとっては、その経営の効率化の助けともなり、また車両の運行を路上で最も安全なものとするのです」と、Tesloop社CEOのRahul Sonnadは述べています。
Tesloop社は、Tesla車両のフリート運行を行っており、同車両の走行距離は1台あたり1ヶ月平均17,000マイルに上ります。最も走行距離が優れたタイプは2015年に発売したTesla Model Sとなりますが、最近になって運行距離が300,000マイルを超えました。グッドイヤーは、2017年1月以来Tesloop社と提携し、自動運転車がタイヤに及ぼす影響について研究を行っています。
グッドイヤーとTesloop社との取り組みは、トラック車両フリート向けのグッドイヤー・プロアクティブ・ソリューションの商用化成功を足掛かりにするものです。これは、高度なテレマティックスや予測解析を利用することで、車両運行者が燃料効率を最大化し、またタイヤ関連事故の発生を正確に特定し、これを未然に防ぐことができます。
グッドイヤーは、フリート車両管理システムの提供に加え、安全性と性能の強化を目的として、自動車メーカーと提携してタイヤ情報を自動車管理システムに提供しています。Helsel氏は、「グッドイヤーは、未来のモビリティーに向けて完全なソリューションを提供すべく、車両管理の経験とインテリジェント製品そして膨大なサービスネットワークを組み合わせることで新たな領域を切り開いています。」と、述べています。
Tesloopについて
Tesloopは、カリフォルニア州を拠点とする2015年に設立されたスタートアップであり、自動運転用の電動コネクテッドカーを製造しています。需要が拡大しているTesla製電動自動車の管理と運用を行っており、50マイルから250マイル程度のシェアリングカー・サービスを提供しています。Tesloopは、他の地域輸送手段と比較しても、新たな自動車技術の経済的価値を活用することで消費者にかつてないレベルの価値を提供することが可能です。同社は、ルート決定、価格設定、リモート管理そしてセキュリティに要求されるソフトウェア技術、また車両データからの高度な学習による予測モデルの構築を重視しています。2015年度の設立以来、Tesloopは、世界でも最高レベルの輸送サービスビジネスとなり、カリフォルニア州や他の地域でも急速に拡大しています。
グッドイヤーについて
グッドイヤーは世界屈指の大手タイヤ会社です。従業員数は約6万5000人で世界21か国、47の拠点を展開しています。米国オハイオ州アクロンとルクセンブルグのコルマーベルグの2ヶ所に技術開発センターを有し、技術・性能の両面でタイヤ業界の標準を形づける最先端の製品とサービスを開発しています。グッドイヤーと製品の詳細情報はwww.goodyear.com/corporateをご覧ください。
≪日本グッドイヤー株式会社≫
日本グッドイヤー株式会社は1952年創立。国産および輸入品のグッドイヤーブランドのタイヤを、補修用タイヤ市場で販売しています。日本グッドイヤー関連会社の日本ジャイアントタイヤ株式会社は、土木建築車両用・重機用オフロードタイヤを兵庫県たつの市の工場で生産しています。又グッドイヤーは日本において航空機用タイヤのマーケティングと販売も行っています。日本グッドイヤー株式会社とその製品について、ホームページで詳しい情報がご覧頂けます。
日本グッドイヤー株式会社ホームページ www.goodyear.co.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
グッドイヤー、「EfficientGrip Performance SUV(エフィシェントグリップ パフォーマンス エスユーブイ)」がボルボ「EX30」に純正装着
@Press / 2024年5月9日 12時0分
-
コンチネンタルのテクノロジーが、アッパーミドルクラス車両の快適性と安全性向上に貢献
PR TIMES / 2024年4月26日 15時45分
-
グッドイヤーとMOBILAが共同で、オールシーズンタイヤのモニタープレゼントキャンペーンを実施
@Press / 2024年4月25日 15時45分
-
Helm.ai、忠実度の高い仮想運転環境を実現するジェネレーティブ(生成 AI)・シミュレーションを発表
PR TIMES / 2024年4月24日 11時15分
-
グッドイヤー、新商品「WRANGLER DURATRAC RT」発売を記念した「日本グッドイヤー公式X フォロー&リポストキャンペーン」を実施
@Press / 2024年4月19日 12時0分
ランキング
-
13期連続減益に沈むヤマト「強気計画」に漂う暗雲 2024年度は荷物量回復で巻き返しを図るが
東洋経済オンライン / 2024年5月11日 7時30分
-
2「サイゼが潰れたら喜ばしい」創業者が語る真意 「世の中が良くなることは、すべて最高だ」
東洋経済オンライン / 2024年5月12日 12時20分
-
3年賀状は過去最大17%減、2023年度の引受数…「ゆうパック」はヤマト運輸と協業で増加
読売新聞 / 2024年5月11日 20時22分
-
4「超円安」に悲鳴!外食業界で続く値上げの波 「1ドル=160円」なら全面値上げも続出か
東洋経済オンライン / 2024年5月12日 7時50分
-
5ヨーカドーの跡地が「世界最大級の無印良品」に…過疎地の商業モールを復活させた「社会的品揃え」の魅力
プレジデントオンライン / 2024年5月11日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください