リアルテックファンド4号投資事業有限責任組合へのLP投資について
PR TIMES / 2025年1月16日 15時0分
株式会社産業革新投資機構(本社:東京都港区、代表取締役社長:横尾敬介、以下「JIC」)は、幅広いディープテック分野で投資を行うUntroD Capital Japan株式会社(以下「UntroD」)が運営するリアルテックファンド4号投資事業有限責任組合(以下「RTF4号」)に対し、20億円のLP投資を行うことを決定しましたのでお知らせします。
また官民ファンドとしてスタートアップ業界や投資業界におけるガバナンス体制の整備や DE&I 推進を目的に、2024年12月4日に行動規範・倫理規範(8 項目)およびハラスメント防止規程(10 項目)の制定を新たに出資要件とすることを公表しました。RTF4号へのLP投資は出資要件変更後、要件を満たした初の投資案件となります。
JICはオープンイノベーションによる企業の成長と競争力強化に対する資金供給を通じて民間投資の促進や投資人材の育成等を行い、我が国の次世代産業を支えるリスクマネーの好循環の創出をミッションとしています。JIC はミッション達成のため、民間ファンドへの LP 投資や傘下のファンドによる企業等への投資を通じて政策的に意義のある事業分野への投資を行います。
RTF4号に対するLP投資について
(1) 投資分野の現状
Society 5.0に向けた新たな社会課題に対するイノベーションの創出などのためには、ディープテックに取り組むスタートアップへの支援が極めて重要となりますが、研究開発段階から上市までに長い期間と相当程度の資金を要することもあり、国内のディープテックスタートアップへの資金供給は依然として限定的な状況です。また、事業化により高い収益を期待できる技術を有するにもかかわらず、事業としての成長の機会を十分に与えられていない、地方の大学発スタートアップ等の資金需要への対応が必要とされています。
(2) RTF4号について
UntroDは1号ファンドから一貫してエネルギー・宇宙・農業・医療・エレクトロニクス・新素材等、リスクマネーが不足するとされるディープテック分野への投資を全国的に推進し、同分野において国内有数の投資実績を有しています。また、ディープテックのアクセラレーションプログラムを提供し、科学技術の発展に向けた支援を行う株式会社リバネス(以下「リバネス」)をはじめ、各領域の専門家を活用し、新技術の社会実装に向けた手厚いハンズオン支援を実施しています。JICはRTF4号へのLP投資を通じ、ディープテック分野へのリスクマネー供給を行うとともに、民間投資家からの呼び水効果を創出し、新規事業の創造を後押しすることを期待しています。
UntroDは全国の大学や研究機関等との連携を強化し、将来性のある技術シーズを活かした有望なベンチャーの創出にも積極的に取り組んでいます。RTF4号においても、これまでに構築してきた全国の大学や研究機関等とのネットワークの活用やリバネスとの連携を通じて、引き続き積極的に地方に眠る将来性のある技術を活用したスタートアップへの投資に注力していく方針で、JICは地方におけるディープテック分野のスタートアップ・エコシステムの発展・醸成への貢献を期待しています。
更にRTF4号へのLP投資を通じてファンド運営サポート等を行い、中長期的にUntroDが運用するファンドを通じて機関投資家からのリスクマネー供給の拡大に繋げることを企図しています。
<RTF4号>
名称 :リアルテックファンド4号投資事業有限責任組合
設立 :2023年
存続期間:10年半(最長3年間の延長が可能)
GP :リアルテックファンド4号有限責任事業組合
<UntroD会社概要>
名称 :UntroD Capital Japan株式会社
設立 :2022年(2024年6月にリアルテックホールディングス株式会社より商号変更)
所在地 :東京都
代表者 :代表取締役社長 永田暁彦
(参考)JIC のファンド投資戦略
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126311/28/126311-28-d903bcb45db75b0b3632c9b962717c87-740x557.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(参考)JIC のLP投資のねらい
(1)企業の成長と競争力強化に向けたリスクマネー供給の「呼び水」
産業競争力強化の観点から重要であるものの、民間投資資金が不足している分野(投資戦略、セクター、ステージ、地域等)への資金供給を行い、短期及び中長期的な民間投資資金の「呼び水」となることを企図します。
(2)リスクマネーの好循環を支える多様な投資チーム・投資人材・投資戦略の創出
1.投資チーム
JICからの投資を通じて、ファンドの運用チーム(運用会社)の経験値とトラックレコードを積み上げ、投資家への対応力を上げることで、次号ファンド以降機関投資家(年金・海外投資家等)からのリスクマネー仲介の担い手としての成長を促進します。
2.投資人材
JVCA(一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会)等の業界団体、機関投資家、投資先運用者の協力を得ながら、運用者におけるベストプラクティスの研究・導入、投資人材の育成を支援します。
3.投資戦略
日本に定着している戦略以外の戦略でも、ファンド設立等に対しJICがLP投資することで市場に多様性と厚みを付加します。
株式会社産業革新投資機構(JIC)について
JIC は2018 年 9 月、産業競争力強化法に基づき発足した投資会社です。JICは、国内投資・イノベーションの好循環の創出、スタートアップの創出・育成、大学発スタートアップ・中堅企業等による地方に眠る経営資源の活用、市場・ビジネス環境の変化に対応する事業再編の促進、を重点投資分野としています。これらの分野に対し、傘下のファンドや民間ファンドへの LP 投資を通じてリスクマネーを供給することで、我が国におけるオープンイノベーションを推進し、我が国産業の競争力強化や投資エコシステムの拡大に貢献することを目指しています。
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