東京都の「サーキュラー・エコノミーへの移行推進」1号案件としてマイボトル利用促進プロジェクトが採択
PR TIMES / 2024年10月31日 15時45分
株式会社サトー(本社:東京都港区、以下「サトー」)は、東京都環境局と公益財団法人東京都環境公社が実施する補助事業「サーキュラー・エコノミーへの移行推進」の第1号案件として採択されたことをお知らせします。
このたびの補助事業は、東京都と公益財団法人東京都環境公社が、サーキュラー・エコノミーの実現に向け、プラスチック資源循環に向けた2Rビジネス・水平リサイクルの社会実装・事業拡大に取り組む事業者を支援するものです。
東京都は、「2050年CO2排出実質ゼロ」に貢献する「ゼロエミッション東京」の実現に向け、サーキュラー・エコノミーへの移行・持続可能な資源利用を推進しており、その一環として実施されています。
詳細:TOKYOサーキュラーエコノミーアクション https://www.circulareconomy.metro.tokyo.lg.jp/
採択事業である「マイボトル利用促進プロジェクトの推進」について
サトーでは、2024年4月より、マイボトルの利用定着とオフィス内のプラスチックゴミ削減を目的とした実証実験として、「マイボトル利用促進プロジェクト」を実施しています。
当初、サトー本社のカフェでは年間約25,000個のプラスチックカップが利用され、マイボトル利用者は2%に留まっていました。これを社内だけでなく社会課題として着目し、マイボトルの利用定着に必要な仕組みを開発。サトー社内に実装し、従業員200名を対象に約6か月間の実験をもとに、マイボトル利用者が行動変容に至るかを検証しました。
実験内容は、象印マホービン株式会社の「マイボトル洗浄機」をサトー本社のカフェに設置して、マイボトルを繰り返し使える環境を整備。マイボトルには個人IDをひも付けたRFIDシールを貼り、マイボトル洗浄機の利用履歴を洗浄作業の動作と一体化した読み取りで自動的に記録し、専用アプリでプラカップ削減数およびCO2削減量を可視化します。アプリを通じてユーザに行動効果を示すことで、意識の変化と継続利用を促すものです。
有効性については、「ごみ」や「環境・SDGs教育」を研究テーマとされている総合地球環境学研究所 浅利美鈴 教授らの研究グループによる協力を得て、実験終了後に評価・検証を行っています。
本実験は、象印マホービン株式会社、総合地球環境学研究所、サトーの3社による共同研究として進めています。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6066/29/6066-29-da91782661e11b8c399c6dc760ff893f-1792x686.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
サトーではこのたびの採択を受け、この仕組みを複数の企業さまへ提案および導入を推進いたします。さらに、マイボトル洗浄後のリフィル(ドリンク)提供なども他企業さまと共に検討を進めてまいります。
企業内および消費者のプラスチックゴミ削減とマイボトル利用定着により、サーキュラー・エコノミーの社会浸透と、持続可能な資源利用の実現をめざしてまいります。
株式会社サトー 概要
あらゆるものを情報化して、社会のうごきを最適化する。サトーグループは、90を超える国・地域でビジネスを展開する創業1940年のグローバル企業グループです。バーコードやRFIDなどに代表される、自動で情報を認識・入出力するための技術(自動認識技術)を用いて、リアルな世界のあらゆるものを情報化し、その情報を活用することで、現場ごとに最適な課題解決の仕組みを提供しています(2024年3月末時点、連結売上高1,434億円)。
所在地 :東京都港区芝浦3 丁目1 番1 号 msb Tamachi 田町ステーションタワーN
代表者 :代表取締役社長 笹原 美徳
資本金 :40 億円
企業HP:https://www.sato.co.jp/
事業内容:自動認識ソリューション商品(ラベルプリンター、RFIDプリンター、ラベル自動印字貼付機、ソフトウェア、シール・ラベル、RFIDタグ、ハンドラベラー等)の企画、開発、設計、製造、販売、保守。バーコードリーダー、RFIDリーダー、自動貼りロボットなど他社周辺機器を組み合わせた総合的なソリューションの企画提案。
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