猛暑に台風、今年は特に要注意!風邪予防に効果的な免疫力を下げない食事法
PR TIMES / 2018年11月2日 11時0分
<参考資料>
今年は、夏には記録的な猛暑が続き、10月には大型台風の影響などで寒暖差の激しい日が続くなど、体調を崩しやすい日が続いています。このような環境下だと私たちの体は、必要以上に活性酸素を増加させ、免疫力を低下させてしまいます。この活性酸素は、普通の生活をしていても体内で発生しますが、特に『激しい運動をしたとき』『環境要因で強いストレス状態にさらされたとき』『紫外線に長い時間さらされているとき』などに発生します。今年のような、猛暑や天候不順などの環境下では、活性酸素が増えない方がおかしいかもしれません。そこで、ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:安斉一朗)は、長年、高い運動能力を持つアスリートを栄養面からサポートし、2018年9月に開催された日本体力医学会にて「キウイフルーツの摂取が女子エリートアスリートの免疫力に及ぼす影響」について発表された駒沢女子大学人間健康学部 田邉 解 先生に、キウイフルーツの摂取が風邪予防対策につながる可能性について解説してもらいました。
[画像: https://prtimes.jp/i/15230/29/resize/d15230-29-384708-0.png ]
活性酸素の増加が免疫力を低下させる
田邉先生は「高い強度の運動を繰り返し行う競技アスリートは、免疫力が弱まり感染症にかかりやすいとされています。先行研究でも、高強度の運動を頻繁に行うアスリートの方が、高強度の運動をしない標準的な生活を送っている人(平穏な環境にいる人)よりも、風邪などの上気道感染症の発生頻度が高くなることがわかっています。このように、競技アスリートの免疫力の低下や抵抗力が弱まり、感染症にかかりやすくなる原因の一つに、体内で増加する活性酸素があると考えられています。活性酸素は、通常体内に存在していますが、体を防御する能力を超えて発生してしまうと、細胞にダメージを与えてしまい、免疫力が低下するなどの機能低下を引き起こしてしまうのです。一般の方のなかでは体を鍛えている屈強なアスリートが、大きな試合の後、風邪をひいたり体調を崩すというような話を聞いて、気が緩んだりトレーニングを怠けたりしていたのではないかと思う方もいるかもしれませんが、実は免疫力が低下しやすいからなのです。」とコメントしています。
食事による抗酸化成分の摂取の可能性
田邉先生は「そこで、我々は免疫力の減弱や風邪などにかかりやすいアスリートに対して、抗酸化物質を含む食物を毎日継続的に摂らせることで、免疫力の維持や疲労の軽減に良い影響をもたらすことが期待できると考えました。今回発表した研究※では、競技アスリートの激しい運動により発生が増加する活性酸素が身体へ与える影響を最小限にするための栄養素として、ビタミンCに注目しました。ビタミンCは、抗酸化力の高い栄養素であることから、活性酸素による生体酸化を防いだり、免疫機能を維持したり、さらに、疲労の軽減にも役立つと考えられています。一方、ビタミンCは水溶性であるため、体内に貯めにくく、加熱すると壊れてしまうという特徴があり、新鮮な果物や野菜から日常的に摂取する必要があります。そこで、今回の研究では、キウイフルーツを選びました。なぜならば、キウイフルーツは多くの生鮮食品店で販売されているため、購入しやすいことに加え、比較的安価で手に入れることができ、手軽に摂取できることから、毎日摂取する果物として最適であると考えたからです。10代の女子エリートサッカー選手にサンゴールドキウイフルーツを毎日1個8週間摂取してもらった結果、風邪発症や上気道感染症の諸症状は有意に減少し、また、血漿ビタミンC濃度の増加率が高いものは諸症状がより少ない傾向にありました。このことから8週間のキウイフルーツ摂取は女子エリートサッカー選手の免疫力に影響を及ぼす可能性が示唆されました」とコメントしています。
これを受けて田邉先生は「今夏の猛暑や、10月の大型台風の影響などでの寒暖差により免疫力が低下しやすくなっています。風を引かず、この秋を乗り切るには、手軽に摂取できるキウイフルーツでビタミンC補給がおすすめです」とアドバイスしています。
※. 日本体力医学会2018年9月7日(金)~9日(日)にて発表
(P-C-1-09)「キウイフルーツの摂取が女子エリートアスリートの免疫力に及ぼす影響」
【目的】女子エリートサッカー選手を対象としてキウイフルーツ摂取が免疫力の及ぼす影響を検討した。
【方法】対象は12-18歳の女子中高生エリートサッカー選手22名。対象者にはサンゴールドキウイを8週間、毎日1個摂取してもらい、介入前後の血液・唾液検査やアンケートよりその効果を検証した。
【期間】摂取期間は2ヶ月間(2017年6月13日~8月3日)
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
朝食前に歯を磨かない人は「糞便の10倍の細菌」を飲み込んでいる…免疫細胞をヨボヨボにする歯周病菌の怖さ
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 14時15分
-
平均寿命世界トップクラスだが…「睡眠不足」の日本人が払う、大きすぎる代償。眠りと病気の深い関係【医学博士が監修】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月14日 14時15分
-
夏の肌ダメージをリセット!「肌老化」予防の鍵を握る3大食材とは?
ハルメク365 / 2024年9月3日 22時50分
-
休み明けの「朝、起きられない」には理由がある…親子そろって陥りがちな「栄養失調」という落とし穴
プレジデントオンライン / 2024年8月26日 9時15分
-
老化が加速!?『44歳・60歳前後』で脂質や炭水化物の代謝に大きな変化 「日本は炭水化物が多い食生活」医師は"朝スムージー"を推奨
MBSニュース / 2024年8月23日 12時11分
ランキング
-
1ミニストップ、外国籍の利用客に“不適切な張り紙” 「問題を重く受け止め」謝罪
ORICON NEWS / 2024年9月20日 15時53分
-
2あの「ポーター」が人気商品を大胆に変えた裏側 価格2倍にしても素材変えた吉田カバンの挑戦
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 13時0分
-
3ほっかほっか亭「コラボ依頼して賛否」への違和感 日清食品「10分どん兵衛」の成功例に倣えるか
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 15時20分
-
4血管をむしばむ「超加工食品依存症」に要注意!医師が食べてほしくないもの3選
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月20日 11時0分
-
5「令和のコメ騒動」不足解消でも楽観できない事情 人口減少社会で「農地改革」が進まない本当の理由
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください