【創立70周年】日本フィルハーモニー交響楽団 2025/2026 シーズン ラインナップ速報!
PR TIMES / 2024年11月21日 16時32分
首席指揮者カーチュン・ウォンを筆頭にゆかりの深い指揮者陣と人気ソリストに加え、日本フィルが誇る楽員のソロも!また、2026年の創立70周年を契機に、シーズン開始月及び横浜定期演奏会開演時間を変更します
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(C)飯田耕治
公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団(東京都杉並区、理事長:平井俊邦)は、2026年に創立70周年を迎えます。70周年を契機として、日本のさまざまな慣習・制度に合わせ、定期演奏会のシーズンを4月開始とします。それに伴い、2025年9月~2026年3月までは【移行期間(プレ70周年期間)】とし、東京・横浜とも6回の定期演奏会を開催します。日本フィルにゆかりの深い指揮者陣、人気のソリストに加え、日本フィルの楽員がソリストとしてその腕前を披露します。
2025/2026シーズン 速報!
東京定期演奏会
金曜日 19:00/土曜日 14:00
サントリーホール
◆第773回東京定期演奏会
若き首席指揮者カーチュン・ウォンが挑む、謎多き傑作・マーラー第6番の真髄
2025年9月12日(金)、13日(土)
指揮:カーチュン・ウォン[首席指揮者]
マーラー:交響曲第6番《悲劇的》
◆第774回東京定期演奏会
新たな息吹で挑むショスタコーヴィチ、今の日本フィルを体感せよ!
2025年10月17日(金)、18日(土)
指揮:カーチュン・ウォン[首席指揮者]
ピアノ:小川典子
トランペット:オッタビアーノ・クリストーフォリ[ソロ・トランペット]
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番《1905年》
◆第775回東京定期演奏会
想いを紡ぐ炎のコバケン、70周年へ向けて贈る特別な響き
2025年10月31日(金)、11月1日(土)
指揮:小林研一郎[桂冠名誉指揮者]
ヴァイオリン:千葉清加[アシスタント・コンサートマスター]
ヴィオラ:安達真理[客演首席奏者]
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲
シベリウス:交響曲第2番
◆第776回東京定期演奏会
山田和樹が描く、柔和と妖艶が交錯する音の世界
2025年11月28日(金)、29日(土)
指揮:山田和樹
ソプラノ:熊木夕茉** バリトン:加耒徹*
合唱団:東京音楽大学
武満徹:My way of life*
ラヴェル:ボレロ
プーランク:スターバト・マーテル**
◆第777回東京定期演奏会
広上淳一が解き明かす最晩年の謎、ショスタコーヴィチ第15番
2026年1月16日(金)、17日(土)
指揮:広上淳一[フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)]
チェロ:カミーユ・トマ
サイ:チェロ協奏曲《Never give up》
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番
◆第778回東京定期演奏会
下野竜也が導く、シベリウス第6番の神秘の自然美
2026年3月13日(金)、14日(土)
指揮:下野竜也
ピアノ:野田清隆
サミー・ムーサ:エリィジウム
マイケル・ナイマン:ピアノ協奏曲
シベリウス:交響曲第6番
横浜定期演奏会
土曜日 15:00 ※開演時間を変更します
横浜みなとみらいホール
◆第410回横浜定期演奏会
カーチュン・ウォンのタクトで、怪獣と名曲が出会う
2025年9月20日(土)
指揮:カーチュン・ウォン[首席指揮者]
ピアノ:高木竜馬
伊福部昭:SF交響ファンタジー第1番
ラヴェル:ピアノ協奏曲
ドヴォルジャーク:交響曲第9番《新世界より》
◆第411回横浜定期演奏会
日本フィルが結ぶ、縁と伝統の響き
2025年10月25日(土)
指揮:藤岡幸夫
トロンボーン:伊藤雄太[首席奏者]
吉松隆:アトム・ハーツ・クラブ組曲 第1番
吉松隆:トロンボーン協奏曲《オリオン・マシーン》
シベリウス:交響曲第1番
◆第412回横浜定期演奏会
太田弦×牛田智大、ロマン派を極める
2025年11月22日(土)
指揮:太田弦
ピアノ:牛田智大
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
チャイコフスキー:交響曲第5番
◆第413回横浜定期演奏会
フレッシュな響きで贈る、特別な第九のひととき
2025年12月13日(土)
指揮:出口大地
ソプラノ:砂田愛梨 アルト:山下裕賀
テノール:石井基幾 バリトン:高橋宏典
合唱:調整中
ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》 他
◆第414回横浜定期演奏会
ウィーンの薫り漂う珠玉のニューイヤープログラム
2026年1月24日(土)
指揮・ヴァイオリン:ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク
ベートーヴェン:《献堂式》序曲
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番
ヨーゼフ・シュトラウス:わが人生は愛と喜び
J.シュトラウスII世:
アンネン・ポルカ、ポルカ《浮気心》、ワルツ《ウィーン気質》、ポルカ・シュネル《帝都はひとつ、ウィーンはひとつ》、 ワルツ《芸術家の生活》
◆第415回横浜定期演奏会
炎のコバケンと日本フィルの名手が奏でる、至高のモーツァルトと英雄
2026年3月21日(土)
指揮:小林研一郎[桂冠名誉指揮者]
クラリネット:伊藤寛隆[首席奏者]
モーツァルト:クラリネット協奏曲
ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》
定期会員券及び1回券の料金・発売日等は決まり次第HP等で発表いたします。
https://japanphil.or.jp
【お問合せ】
日本フィル・サービスセンター
TEL:03-5378-5911(平日10:00~17:00)
日本フィルハーモニー交響楽団
1956年6月創立。楽団創設の中心となった渡邉曉雄が初代常任指揮者を務める。
2023年9月よりカーチュン・ウォンが首席指揮者を務め、その独創性と真摯さに裏付けられた音楽作りが注目されている。近年の高い演奏力と積極的なプログラミングは「21世紀の日本のオーケストラが目指すべき方向を明確に示す」と評価され、2023年度ミュージックペンクラブ音楽賞を受賞した。さらに桂冠名誉指揮者小林研一郎、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)広上淳一という指揮者陣を中心に年間150回を超えるオーケストラ公演を行っている。
2026年の70周年に向け、芸術性と社会性を両輪とし、「温かさ」「人に寄り添う」土壌を大切にしながら、あらゆる人々へ、世代へ、地域へ、世界へ音楽の持つ様々な力を社会に活かしていくことを目指している。特に、日本フィルが2011年以来東日本大震災の被災地における活動「被災地に音楽を」を継続し、さらにそれが「若い世代への未来への希望を育んでいる」ことに対し、第16回後藤新平賞が授与された。
日本フィルは質の高い音楽を届ける「オーケストラ・コンサート」、音楽との出会いを広げる「エデュケーション・プログラム」、音楽の力で様々なコミュニティに貢献する「リージョナル・アクティビティ(地域活動)」という三つの柱を中心に活動を行う。
「オーケストラ・コンサート」は例年150回を超え、東京・横浜・さいたま・相模原で定期演奏会を開催。創立当初より幅広いレパートリーと斬新な演奏スタイルで、ドイツ・オーストリア系を中心としていた当時の楽壇に新風を吹き込み、大きなセンセーションを巻き起こした。創立期から始められた「日本フィル・シリーズ」は、日本の音楽史上でも例のない委嘱制度として三善晃、武満徹、細川俊夫をはじめ幅広い層の邦人作曲家へ委嘱を行い、現在までに42作が世界初演され、すでに“古典”と呼ぶにふさわしいポピュラリティを獲得したものも少なくない。その姿勢は、2018年から続く最新のテクノロジーを駆使し芸術文化により、多様性の高い社会の構築と日本文化の発信を目指す落合陽一とのプロジェクトでも引き継がれている。
「エデュケーション・プログラム」を代表する夏休みコンサートは親子三世代で楽しめるファミリーコンサートの草分け的存在で、2024年で50周年を迎える。学校や介護施設等への訪問コンサートは年間約200回、日本のオーケストラにおける先駆的な取り組みである創造・体験型ワークショップは、コミュニケーション・ディレクターのマイケル・スペンサーと15年以上にわたり取り組み、音楽との出会いの場を広げている。
「リージョナル・アクティビティ(地域活動)」は、全国各地で地域と協働しながら音楽を通したコミュニティの活性化と、地域文化の発展を目指す長期的な活動を総称する。特に九州全県で行う九州公演は1975年よりその歴史を刻み、2025年2月が50周年となる。友好提携を結ぶ杉並区でも、「杉並公会堂シリーズ」や「60歳からの楽器教室」など地域に密着した活動を展開している。1994年には杉並区と友好提携を結び、杉並公会堂を本拠地としている。
この三つの活動の柱に加え、東日本大震災の直後、2011年4月より「被災地に音楽を」を開始。その数は340回を超える。東北の夢プロジェクトはここから発展し、地域内外の交流と文化発信の場づくりを目指し、岩手・福島でオーケストラ公演を行っている。
毎週水曜日22時54分~23時、BS朝日『Welcomeクラシック』出演中。
オフィシャル・ウェブサイト https://japanphil.or.jp
X(Twitter) @Japanphil
Instagram @japanphil.official
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