AI(人工知能)が委託先企業・外部SaaS審査を”今すぐ”短縮|外部リスク評価・管理のConorisシリーズに「AIレビューアシスト機能」を本日よりリリース開始
PR TIMES / 2025年1月29日 12時45分
Webサービスセキュリティチェックの「Conoris」と委託先管理支援の「Conoris BPConor is BP」の両方で利用可能に。複雑な審査業務をAIが劇的に効率化します!
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ITサービスマネジメント領域のプロダクト開発を行う株式会社Conoris Technologies(所在地:東京都港区、代表取締役:井上 幸)は、この度クラウドサービス事業者・外部委託先企業等から回収したセキュリティチェックシートや委託先調査票の情報に対し、AI(人工知能)が、審査部門の手作業に代わりリスク判定・レビュー業務を自動で行なう「AIレビューアシスト」をリリースしました。この機能により、これまで複雑かつ手間がかかっていた審査業務の合理化が可能となりました。
AIレビューアシスト機能の概要:AIがリスク判定や、再確認項目を自動出力
これまでの Conoris・Conoris BPでは、クラウドサービスや委託先企業に対して行なうセキュリティ調査などの業務オペレーション効率化や自動採点する機能がある一方、回収した情報に対して、総合的な判断を行うには、審査部門の担当者が各項目を手動で照らし合わせ、リスク判定を人手で行なう必要がありました。
数十~数百にものぼる調査項目に対し、担当者の知識と経験に頼りつつも、多角的な視点が必要な審査業務は、煩雑であり標準化が難しいと考えられていました。一方、大企業では年々調査対象や項目が増加しており業務時間短縮や審査品質の標準化は、喫緊の課題となっています。
今回リリースをしたAIレビューアシスト機能は、外部のセキュリティガイドラインやフレームワークと自社の審査基準をセットすると、担当者に代わって生成AIがリスク評価を行い、追加調査やヒアリングが必要な論点を自動出力します。Conorisシリーズの既存機能との連携により、審査業務に必要な時間やコストのさらなる削減が可能になりました。
また、通常の審査以外にも、生成AIを用いたファイルの要約機能も搭載しており、以下のような利用方法が可能です。
・発注先に提出してもらった財務諸表の簡易的な財務チェック
・受領した営業資料からサービス概要などの要点を要約
・受領したSOC2レポートなどの要約
・利用規約などのリーガル文書の簡易審査
審査時に生成AIを活用いただくことで、利用企業の審査業務の効率化と品質向上の両方の実現に寄与します。
「AIレビューアシスト」の機能と使い方のイメージ
【AIレビューアシストの持つ機能】
- 各種調査票の回答項目と、社内規程やISO27001などの一般的なフレームワークとを照合しAIが自動でリスク判定
- 回答不備や高リスク項目、要追加調査項目をAIが自動でリストアップ
【AIレビューアシストの使い方】
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(参考)Conoris・Conoris BP とは?
Conoris・Conoris BPは、企業間取引でのサービスや業務委託時のサプライチェーンリスク管理にかかるコストや負荷を大幅に削減するために当社が開発したクラウドソリューションです。詳細は下述のConorisシリーズとは?の各項目をご覧ください。
社会や企業のデジタルトランスフォーメーションがますます加速し始めた今、外部サービスの利用や各種業務を外部委託するケースが増えています。しかし、外部サービスや委託先取引先企業のセキュリティ対策やコンプライアンス体制の不十分さが、情報漏洩事故や不芳事案を幾度となく引き起こしています。Conoris BPは、こうしたリスクを最小限に抑えるために、取引先企業のセキュリティ状況の可視化や継続的なモニタリングを可能にしつつ、質問票の受け渡しや社内レビュープロセスなどのワークフローをシステム化し、業務時間やコストを大幅に削減できます。
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(参考)Conoris シリーズとは?
当社が開発した「Conoris」シリーズには、2025年1月現在、以下の3つのプロダクトがあります。
- Conoris : Webサービス(クラウドサービス)のリスク評価・運用管理ソリューション
- Conoris BP:外部委託先管理(VRM:ベンダーリスクマネジメント)の支援ソリューション
- Conoris Answer : 委託先調査・セキュリティチェックシートの入力や生成AIによる回答生成によって回答から管理までを効率化するソリューション
働き方改革や業務のデジタル化が進み、業務利用のクラウドサービスや、アウトソーシング先企業が増え続ける共に、セキュリティリスクをはじめとした様々なリスクが増えています。こういったリスクの管理は、複雑化し手間ばかりがかかってしまいます。Conoris シリーズでは面倒なリスク管理業務を効率化し、便利に使えるプロダクトを提供しています。
プロダクト責任者コメント
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/59815/29/59815-29-3d33a1296f030d235b1bd40a2a3f24cc-500x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社Conoris Technologies CTO・CPO 近藤 徳行人工知能(AI)は、物事を判断することも、起きた事象に対して責任をとることもできません。その仕事をできるのは、人間だけです。
レビューアシストは、各業務に関連する資料を基にAIが適切な情報を参照元と共に要約・解説することで、ユーザの意思決定を支援する機能です。つまり、人とAIとが同じ目線で情報を確認し、一緒に業務を進めることができるのです。
セキュリティに限らず、現場で求められる専門知識は日に日に増え続けており、負担は大きくなるばかりです。教科書的な知識と社内ルールを組み合わせて必要な情報に辿り着くために、単純な検索では難しいですし、担当者毎にキャッチアップする工数、学習負荷も相当なものです。
レビューアシストは、このような意思決定に関わる情報入手のショートカットを可能にし、判断までの時間を大幅に削減します。とりわけ、専門知識を必要とするワークフロー承認業務における生産性及び品質の向上が期待できます。
代表取締役コメント
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/59815/29/59815-29-0d7a46dbb4a887f06226baf548305e2d-500x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社Conoris Technologies 代表取締役 井上 幸今までのConorisシリーズは特に業務オペレーションの効率化に強みを持つVRM/TPRM(※)ツールでしたが、レビューアシストのリリースに伴い、リスクアセスメント業務の本丸である「審査」の支援ができるようになりました。準拠すべきフレームワークやガイドラインと利用クラウドサービス・外部委託企業が増え続ける中、一部の専門家に依存したままでは、審査のスピード・品質を保つのが難しくなってきたといえます。レビューアシストによって、人間の限界をAIでサポートできることは、プロダクトとして大きな一歩であると考えています。
先行して行ったクローズドα版のリリース後、既に、日本を代表する複数の大企業にてご利用いただいており、来年度以降の利用に向けて予算取りを進めてくださっている企業のお客様も多数いらっしゃいます。
外部サービス・委託先審査におけるシームレスなAI利用の加速に大きく貢献できる手ごたえを感じています。少しでもご興味がございましたら、是非お問い合わせください。
※VRM/TPRM=Vendor Risk Management / Third Party Risk Management の略称
【株式会社Conoris Technologiesについて】
「業務が効率化・なくなる気持ち良さを世の中へ」をビジョンに、日本企業に存在する業務の非効率をプロダクト・サービスで解消することを目指す企業です。
企業におけるクラウドサービス利用を安心・安全にできるよう支援するクラウドサービスセキュリティチェック支援サービス「Conoris(コノリス)」、委託先調査に特化した支援サービス「Conoris BP(コノリスビーピー)」、クラウドサービス事業者向けにセキュリティチェックシートへの記入をサポートする「Conoris Answer(コノリスアンサー)」を提供しています。
本社 :東京都港区赤坂4丁目8番19号 赤坂フロントタウン3階
代表者 :代表取締役 井上 幸(戸籍名 内山 幸)
設立 :2020年6月
URL :https://www.conoris.jp/company
事業 :ITサービスマネジメント領域の各種プロダクトの企画、開発、運営
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