未来のアクアリストに水処理技術を講義/大阪ECO動物海洋専門学校で出前授業
PR TIMES / 2024年12月4日 10時45分
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水族館・アクアリスト専攻の1年生が聴講
水ing株式会社のグループ会社である水ingエンジニアリング株式会社(社長:須山 晃延、本社:東京都港区)は2024年11月26日、大阪ECO動物海洋専門学校において、当社の社員が水族館の水処理に特化した講義を実施しました。
背景と目的
大阪ECO動物海洋専門学校は、動物・海洋・ペット・自然環境の業界で求められる即戦力となる人材を育成する専門学校です。本講義は、2023年10月に同学校のグループ校である名古屋ECO動物海洋専門学校にて初めて実施し、好評であることを受け両校で年に1回の講義を継続しています。
水族館や動物園には、魚類や海獣類が最適な水質の下で健康に生活でき、かつ観客が観賞しやすくするための水処理設備が必要です。これらの設備や水処理技術に関しては学校の専門分野とは異なるため、当社の教育協力により学生達の学びが広がることから、継続的な実施依頼に繋がっています。
当日の様子
当日は、水族館・アクアリスト専攻の1年生が参加し、水質など水処理に関する基本項目や水族館における水処理フロー、ろ過機やポンプの種類・構造等について説明しました。講義後に実施したアンケートでは、「ろ過機の話が非常に興味深かった」「家の近くに浄水場があるので見学に行ってみたいと思った」「こういった仕組みがあるからこそ水族館で綺麗な水槽を見ることができると思うと感謝しかない」等のコメントをいただくことができました。
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講義の様子
講義概要
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節水・環境配慮型/水族館で活躍する浮上ろ過装置「FMフィルタ」
講義では、ろ過機の仕組みやろ過方式の違いなど、ろ過機に関連する内容を重点的に解説し、中でも水族館等に納入実績のある当社独自の浮上ろ過装置「FMフィルタ」を例に挙げて紹介しました。「FMフィルタ」は、洗浄性に優れたろ材と独自の洗浄機構により塔内保有水での洗浄を実現し、従来の砂ろ過装置に比べて大幅に洗浄水量を削減、節水を叶える環境配慮型のろ過装置です。大口径の洗浄ポンプや洗浄配管、大容量の洗浄水槽が不要で、低コスト・省スペースを実現します。
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水族館・動物園等に用いられる水処理装置 浮上ろ過装置「FMフィルタ」
水ingグループは、1962年(当時 荏原インフィルコ)に、東京都恩賜上野動物園に水族館ろ過機を納入して以来、国内50以上の水族館・動物園等のアミューズメント施設に水処理機器・設備を納入してまいりました。今後も水族館・動物園業界の総合水処理のパイオニアとして、動物や魚の生息環境を考慮した設計を心がけ、維持管理の利便性やLCCを意識した水処理設備とメンテナンス技術で、水族館・動物園業界に水処理で貢献してまいります。
〈 参考情報 〉
FEフィルタ 装置情報: https://www.sec.swing-w.com/products/f5e45g0000000k0g.html
【水ingグループについて】
水ing(読み:すいんぐ)は、「生命の源である『水』を通じていつまでも社会に貢献し続ける『ing』」を経営理念に掲げ、水処理施設(浄水場、下水処理場、汚泥再生処理センター、し尿処理場、民間施設等)の設計・建設から運営、維持管理までをトータルに手掛けています(運転・維持管理の拠点は、国内約300か所)。地域の暮らしの課題に目を向け、安全安心な水環境を提供し続けるとともに、循環型社会の実現を目指しています。
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