広島市立大学、MKIがスマートシティを見据え「ICTを活用した省エネ化」に関する共同研究契約を締結

PR TIMES / 2012年1月26日 19時4分



 公立大学法人広島市立大学(広島市安佐南区、理事長・学長:浅田尚紀、以下:広島市立大学)、三井情報株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:下牧 拓、以下:MKI)は、ICT(情報通信技術)の利活用を通じた環境にやさしいまちづくりの実現に向け協働するため、共同研究契約を本日締結致しました。

 現在、多くの企業・自治体において省エネ、節電、CO2削減への取り組みが加速しています。対策を実施するためには、施設のファシリティ状態とエネルギー使用状況をICTで効率よく管理することが重要です。しかしながら、導入されている中央監視盤では現在の状態を監視することは可能ですが、過去の状況を踏まえた分析をすることは難しく、多くの場合データ分析に人手を費やす必要があります。加えて、データを分析して対策を立案できる人材は限られるため、人材が用意出来ない施設ではネットワークを介してデータを集計し、遠隔で専門家が分析して施設にフィードバックできる環境が求められています。

 こうした課題を解決するために、広島市立大学及び広島市立学校約250校の環境エネルギー情報をクラウドサービス上で一元管理できる環境エネルギーマネジメント基盤を構築し、蓄積したデータを利活用して省エネ化のための効率的な分析手法に関する研究を共同で実施します。


【共同研究概要】
名 称:ICTを活用した省エネ化に関する共同研究
研究期間:2012年1月~2013年3月  
対象施設:広島市立大学情報科学部棟、情報科学部棟別館及び広島市立学校約250校
実施内容:
(1)MKIの担当区分:
・情報科学部棟、及び情報科学部棟別館における環境エネルギーマネジメント検証環境の構築
・情報フィードバック用アプリケーションの提供
(2)広島市立大学の担当区分:
・デジタルサイネージを活用した学内への省エネ情報の公開
・広島市立大学内の環境センサー情報、太陽光発電情報の提供
・環境エネルギーマネジメント基盤仕様の整理 等
(3)共同担当区分:
・ICTを活用した情報のフィードバックによる省エネ化手法の検討
・リアルタイムデータの利活用による大規模データ分析の手法の検討


【産学連携による実施体制】

 広島市立大学では、社会貢献の重要な活動として、企業等からの受託研究や共同研究に積極的に取り組んでいます。本プロジェクトでは、大学院情報科学研究科前田研究室の「デジタルサイネージの研究」の成果・技術を活用し、環境エネルギーマネジメント基盤で蓄積・分析したデータの利活用やデジタルサイネージ配信技術との連携によって、教職員参加型で効率的にエネルギー消費量を削減できるように、研究室ごとの電力消費や空調利用状態の可視化など、教職員の省エネ意識向上を図る仕組みを実現します。

 MKIは、ICTを活用した環境エネルギーマネージメントサービスの提供を目指しています。本プロジェクトでは、広島市立大学におけるファシリティとクラウドを連係させ、省エネ化に必要なデータを蓄積するマネジメント基盤を提供します。電力利用状況やファシリティ状態を可視化するゲートウェイ「Energy Analyzer」の導入により、電力使用量、空調状態、太陽光発電量、環境センサー等のリアルタイムデータを集計し、また、環境情報登録アプリケーション「Energy Meter」に登録する広島市立学校約250施設の光熱水量データとあわせて環境エネルギーマネジメント基盤「Smart Energy Cloud」で統合管理します。
また、スマートシティ実現のための大規模データの利活用に関する技術検証にも取り組み、本プロジェクトで収集するリアルタイムデータを大規模データとして分析する手法の検討を行います。

以 上


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