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「私たち、校舎が欲しい・・・」 パキスタン大地震から10年 

PR TIMES / 2015年10月7日 13時32分

2005年10月8日、ちょうど学校の授業が始まる時間帯に、パキスタン北西部のヒマラヤ山脈に連なる山々で大地震が発生し、7万人以上の尊い命が亡くなりました。また、多くの校舎が倒壊し子どもたちは学校を失いました。あれから10年、学校再建はまだ道半ばにあります。



認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)は、「世界の恵まれない青少年を支援すること」、「日本の一般市民、とりわけ若い世代の人々に対し教育啓発すること」を使命とし、1997年に日本で設立されました。日本と世界の子どもたちが「共に成長する」ことを理念に掲げ、現在は日本を含む9ヵ国(地域)で教育支援を行っています。
▼国境なき子どもたち(KnK)とは?▼
http://goo.gl/jvLrSA


KnKは現在、パキスタン北部のアーザード・ジャンムー・カシミール(AJK)地域で学校再建事業を実施しています。2005年の大地震の際、この地域だけでも2,691校が倒壊し、それ以来、子どもたちはいまだ青空の下、もしくは震災当時に設置されたテントで授業を受ける日々が続いています。
[画像1: http://prtimes.jp/i/8147/30/resize/d8147-30-108027-1.jpg ]



パキスタン北部地震で校舎を失って10年
パキスタンにおけるKnKの活動もちょうど10年が過ぎます。大地震直後の緊急支援を経て、2010年からは北西部のマンセラ郡で学校再建を開始し、2014年までに40校の再建を完了しました。その後マンセラ郡における活動が地元に高く評価され、「ウチでもぜひ学校再建を」と、現在はAJK地域で事業を展開しています。昨年すでに7校の校舎を建て終え、今年から来年にかけさらに13校を再建予定です。

前述の評価された点とは、ただ学校を再建するのではなく、事業を開始する際に支援地域に丁寧な事業説明を行って事業への参画をお願いした点、またPTA研修を行って、KnKがいなくなった後も校舎のメンテナンスや教育への関心の持続を促した点です。地域の方々が自発的に学校周辺の通学路の整備をなさっている姿を目にすることも増えました。


▼学校再建のビフォアー&アフターを写真で見る▼
http://goo.gl/kmirVF


教育は夢を育む。夢は人を強くする。
改善が見られた一方で、課題も残っています。それは子どもたちが語る夢がまだまだ少ないということです。挙げるとしてもせいぜい「先生」、「医者」、そして特に男の子は「軍人」くらいです。こういった子どもたちに将来の選択の幅を広げてあげられるのが学校そして教育なのだと改めて確認し、新しくなった学校で将来の夢をぜひ描いてほしいと願っています。
そのためにも皆さまからのご支援をお願い申し上げます。
[画像2: http://prtimes.jp/i/8147/30/resize/d8147-30-463818-2.jpg ]



例えばパキスタンにおけるKnKの取り組みでは・・・


3,000円のご寄付は、教師の能力向上のための研修費1名分に相当します。
5,000円のご寄付は、保護者を対象とした教育の重要性などに関する意識啓発研修の費用3名分に相当します。
10,000円のご寄付は、生徒会の組織強化及び意識啓発の研修費17名分に相当します。


子どもたちを支えるために、あなたのサポートを必要としています

▼寄付する▼
https://goo.gl/9fQf5m

▼フォトギャラリーでパキスタン大地震当時を振り返る▼
http://goo.gl/9njvVj

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