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ピカリング インターフェース、最大1000Vのバッテリ・スタックをエミュレートするPXIマルチチャネルバッテリ・シミュレータ・モジュールを発表

PR TIMES / 2023年4月20日 17時15分

最新バージョンのPXI/PXIe 6チャネル300mAバッテリ・シミュレータは絶縁耐圧が強化され、
最大1kVのバッテリ・スタックでBMSテストを実行可能に



[画像: https://prtimes.jp/i/50349/30/resize/d50349-30-7d489465f270fe91d31a-0.jpg ]

電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーション・ソリューションのリーディング・サプライヤであるピカリング インターフェース( https://www.pickeringtest.com/ja-jp/ )(本社:英国、クラクトン・オン・シー)はバッテリ・シミュレータ・モジュール「41/43-752A」シリーズの最新バージョンを発表しました。41/43-752A-1xxはBMSテスト・アプリケーションにおけるEVバッテリ・スタックのエミュレーションに最適で、EV業界が400Vから800Vのアーキテクチャに移行する中で必須となる絶縁耐圧の強化(1000V)を実現しました。

バッテリ・シミュレータ・モジュールはEV(電気自動車)、電動航空機、その他の自動車、航空宇宙、エネルギー貯蔵のアプリケーションをターゲットにしており、占有するPXIまたはPXIeは1スロットのみです。41-752A-1xx(PXI)と43-752A-1xx(PXIe)は1チャンネルあたり最大7V、300mAを供給可能なバッテリ・シミュレータで、2、4、または6チャネルを備えています。チャネルは他のチャンネル、グランドから完全に絶縁されており、直列接続することでスタック・アーキテクチャでのバッテリ・シミュレーションが可能です。モジュールは1kVの絶縁バリアを備えているため、クルマの駆動に一般的に使用されている低消費電力バッテリ・スタックとしても使用できます。

モジュールの各チャネルは最大300mAの電流をシンクして充電中のバッテリをシミュレーションすることができ、独立した電源とセンサ接続を提供するため、シミュレータによる遠隔負荷のセンシングと配線損失の補正を可能にします。このバッテリ・シミュレータはダイナミック負荷に応答し、負荷でのローカル・デカップリング・コンデンサの必要性を最小限に抑えます。また、モジュールは負荷での電圧と各セルの電流をプログラム的に、または手作業のソフト・フロントパネル越しに独立して読み取ることができます。

モジュールは高電圧スイッチング、障害挿入、熱電対シミュレーション、RTDシミュレーションなどのピカリング製PXIスイッチやシミュレーション・モジュール( https://www.pickeringtest.com/ja-jp/products/pxi )のほか、CANbusインターフェースなどの他社製PXIモジュールと組み合わせて、完全にフレキシブルなバッテリ・マネジメント・システム(BMS)テストシステム( https://www.pickeringtest.com/ja-jp/industries-applications/pxi-based-battery-management-system-test )を構築することが可能です。さらに、41/43-752Aは各チャネルで独立したセンサ・ラインを備えた6チャネル完全絶縁電源としても使用できます。

ピカリング インターフェースのシミュレーション・プロダクト・マネージャのポール・ボビントンは「EV業界の大半が2025年を目処にアーキテクチャを400Vから800Vに移行し、充電速度の大幅な向上と航続距離の不安の解消が見込まれる中、41/43-752A-1xxの強化された絶縁耐圧は最大1kVのバッテリ・スタックによるBMSテストをサポートするために重要な役割を果たします」と述べました。

ピカリングは自社製品すべてを対象に広範なソフトウェア・サポートを提供しています。このサポートにより、ユーザーは選択したオペレーティング・システムやプログラミング言語(C/C++、.NET、Python、LabVIEW/LabWindows、MATLABなど)でアプリケーションを設計し、既存システムや新規システムへのシームレスな統合を実現できます。また、ユーザーはMicrosoftがサポートするすべてのWindowsバージョン、すべての一般的なLinuxのほか、Veristand、LabVIEW RT、QNXなどのHardware-In-the-Loop(HIL)ツールから選択できます。

ピカリングではすべてのモジュールが標準で3年保証の対象になっています。

Design, Deploy & Sustain Your Automated Test System

ピカリング インターフェースについて
ピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーションの設計/製造を行っている企業です。PXI、LXI、PCIアプリケーション向けに、業界で最も広範なスイッチング/シミュレーション製品を提供しています。さらに、こうした製品のサポートのため、社内のソフトウェア・チームが開発したアプリケーション・ソフトやソフトウェア・ドライバと合わせて、ケーブル/コネクタ・ソリューション、診断試験ツールも提供しています。

ピカリング製品の仕様は世界で使用されている試験システムに対応しており、その優れた信頼性と価値に対しては高い評価が寄せられています。ピカリング インターフェースは米国、英国、ドイツ、スウェーデン、フランス、チェコ共和国、中国での直接的な営業活動とともに、北/中南米、欧州、アジアの国々での代理店網によりグローバルな活動を展開しています。現在、車載、航空宇宙/防衛、エネルギー、産業機器、通信、医療、半導体などのすべての電子機器業界に対し、製品/サービスを提供しています。シグナル・スイッチング/シミュレーション製品や販売窓口の詳細については、 https://www.pickeringtest.com/ja-jp/ をご覧ください。

日本では、アンドールシステムサポート株式会社( https://www.andor.jp/ )がピカリング インターフェースの総代理店となっています。

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