SaaS・委託先管理プロダクトを展開する Conoris、プレシリーズAラウンドで1.5億円の資金調達を実施

リードＶＣはジェネシア・ベンチャーズ。他、個人投資家等によるラウンドが完了



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委託先企業の審査やクラウドサービス事業者のセキュリティチェックの合理化支援ソリューション「Conoris」シリーズを手掛ける株式会社Conoris Technologies（本社：東京都港区、代表取締役：井上 幸）は、第三者割当増資により総額1.5億円となるプレシリーズAラウンドの資金調達を実施しました。
第三者割当増資の引受先として、株式会社ジェネシア・ベンチャーズ（代表取締役：田島 聡一、本社：東京都港区）、Rice Capital（代表：福山 太郎、本社：米国カリフォルニア州）の他、複数の個人投資家が参画しております。この度の資金調達によって累計調達額は約2.4億円となりました。各投資家のコメントは本リリース末尾を参照ください。

プレシリーズＡラウンドの背景・目的
前回調達からの事業進捗と、直近の機能アップデート
前回のシードラウンドでは、クラウドサービスのセキュリティチェック支援ソリューション「Conoris」のベータ版や、セキュリティチェックの回答を行なう事業者向けの「Conoris Answer」をリリースし、利用ユーザー企業は数社程度と、まさに初期顧客への展開が開始したタイミングでした。今回の調達タイミングでは、前回から約2年で、複数の日本を代表する企業様利用をいただけるプロダクトに成長しました。また、お客様から熱望いただきリリースをした外部委託先管理の「Conoris BP」も順調に利用企業を増やしており、Conoris、Conoris BP、Conoris Answerの全てあるいは複数のプロダクトをご利用いただくケースも増えてきました。

アップセル・クロスセルの手ごたえを日に日に感じていたところに、我々が、『是非参画いただきたい』と考えた素晴らしい投資家の方々との出会いがあり、今回のラウンドが実現しました。

本資金調達完了リリースに先立ってConoris上に「AI（人工知能）レビューアシスト」という機能を追加しました。(リリース記事) 本機能により、審査部門が手作業で行っているリスク判定・レビュー業務をAIが行ない、複雑で手間のかかる審査業務の合理化が可能となりました。リリース前から先行案内を行った複数のお客様での利用状況も上々でご好評の声も頂戴しており、今後Conorisシリーズの更なる成長の起爆剤になると見込んでいます。

レビューアシストのリリース及び本調達によって、シリーズAを盤石な状態で迎えるための成長環境が整いましたので、ConorisシリーズのGo To Marketの準備と次の柱となる新規事業に投資を行っていく予定です。
Conorisの将来性
今回の調達によって、足元の成長の土台が整ってまいりました。ここからは、よりスピーディに結果を出せるようチーム一同邁進していきます。事業を始めた当時は、Conorisが登る山は非常に難易度が高く、また、我々が主に取り組む『ベンダーリスクマネジメント』の領域は、社会全体からするとニッチなビジネス領域であることから、なかなか、業務として取り組む当事者以外にはプロダクトの良さが理解してもらいにくいのが実情でした。
今回ご参加いただいた投資家の方も含め、世の中の急速な変化による必要性の向上が、事業の難易度を適切にご理解いただいた上で「Conorisがある世界とない世界には大きな違いがある」ことを共感いただくようになってきています。

『あらゆるビジネスユーザーを高頻度で粘着させる生成AIの普及は、Conorisの視点から見ればセキュリティエンドポイントの増加に他ならず、また開発側としてもチェックシートの回答生成やAI審査支援といった、2年前にイメージしていた事業の奥行きを上回るキラーフィーチャーの高速実装を可能にしてくれています。』（ジェネシア・ベンチャーズ 相良 氏）と、社会のトレンドに上手く乗る形でのAIソリューションが開発できており、また、そのトレンドから生まれる様々なリスクマネジメント課題を適切に解決できるとの期待を持っていただいています。

採用ホームページのリニューアルを実施
本リリースにあわせて採用ホームページのリニューアル及び最新の募集ポジションを公開しています。
オープンポジションでの応募やカジュアル面談も可能です。
少しでもご興味がある場合には、是非ご応募ください。

Conoris Technologies採用ホームページ
https://www.conoris.jp/recruit

募集職種一覧
https://herp.careers/v1/mitsucaru
投資家からのコメント
株式会社ジェネシア・ベンチャーズ　Country Director of India　相良 俊輔
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VC投資家を含むステイクホルダーの多くが「VRMとは...？」という状況だった2022年のシードラウンドが遠い昔のように感じるほど、この2年半で業界の景色は大きく変容しました。あらゆるビジネスユーザーを高頻度で粘着させる生成AIの普及は、Conorisの視点から見ればセキュリティエンドポイントの増加に他ならず、また開発側としてもチェックシートの回答生成やAI審査支援といった、2年前にイメージしていた事業の奥行きを上回るキラーフィーチャーの高速実装を可能にしてくれています。SoftwareからUIが消失した後の世界線においても、ツールと人（エージェント）双方の運用管理権限と操作ログを集約するDBとして、Conorisの製品群が果たすコアな役割が残り続けることは想像に難くありません。泰山の裾野に降り積もった氷雪は、この2年半の地道な「雪かき」によってほぼ融解しました。井上さん、近藤さんをはじめとしたチームConorisと共に、時間を掛けて切り拓いた登山道を着実に、時に大胆に駆け上がっていけることをこれからも楽しみにしています！Go Conoris !!

Rice Capital 代表パートナー　福山 太郎
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・クラウドサービス・業務委託発注者と提供事業者の双方に価値を提供するという独自のアプローチを展開している点
・セキュリティという成長が期待される分野で、AI技術を駆使したサービス展開をしている点
・初期段階からすでに複数の大企業様に契約をいただいている点
・井上さんの卓越した巻き込み力

上記の点に魅力を感じて投資させていただきました。発注者の方々、各種サービス提供事業者の方々も、ぜひ一度お問い合わせください！
起業家・エンジェル投資家 有安 伸宏
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業界構造や事業ポテンシャルを、これほど早口で裏表なく語れる起業家はそうそういない！というのが、創業者の井上さんの初対面の時の印象でした。「セキュリティの質問が大量に羅列されたエクセル添付メールの投げ合い」のUXを劇的に改善する、ベンダーリスク管理サービス。スタートアップが取り組むテーマとしては総合的な難易度が高く、伸ばすには時間がかかりそうな事業に一見思えます。しかし、井上さんのチャキチャキした巻き込み力が絶妙に市場フィットしていること、そして、プロダクト開発の初期段階にもかかわらず、有力大企業の現場のペインが見事に解決されはじめているということが、議論を進めるうちによく理解できました。年々、重要度を増すサイバーセキュリティの領域で、無数のベンダーとやりとりする大企業の課題解決に取り組むConorisが、地味だけれどなくてはならないプロダクト群を社会に普及させていくことを強く期待しています。
投資家、株式会社メディカルノート取締役　梅田 裕真
本ラウンドからご一緒させていただきました。投資させていただいた理由は、情報セキュリティマーケットへの解像度やポジショニングの独自性、そして何よりも井上さんのエネルギーに惹かれたことです。
こんなにも情熱と勢いがある起業家はなかなかいません。このエネルギーが世界を切り開くスタートアップを創造するのだと思います。サイバーセキュリティの社会課題はより重くなっていく中で、コノリスの創造するプロダクトによって、多くの企業のセキュリティリスクをコントロール可能なものになると確信しています。
株式会社ギフティ　代表取締役　鈴木 達哉
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Conoris Technologiesは「業務が効率化・なくなる気持ち良さを世の中へ」というビジョンとともに、情報セキュリティ分野における煩雑な業務を一挙に変革する可能性を秘めています。生成AIを活用したConoris Answerの高度な回答自動化機能や、第三者評価との連携による包括的なリスク管理などは、それぞれのソリューションが相互に補完し合い、企業のガバナンス体制をトータルで底上げする不可欠な存在となるでしょう。多様な業界基準への柔軟な対応も、安心してデジタル活用を進める上で欠かせない強みだと感じています。こうした“地味に見えながら絶対に欠かせない作業”を思い切りアップデートしていく井上さんのリーダーシップが、日本企業の働き方を根底から変えていくと確信しています。その歩みに伴走し、新たな常識をともに創り上げられることを心より楽しみにしております。
代表取締役 井上 幸からのコメント
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シードラウンドでリードいただいたジェネシア・ベンチャーズ様に今回のプレシリーズAのラウンドでも引き続きリードをいただき、また、新規投資家として素晴らしいプロフェッショナルの皆様にご参画いただき、大変心強く思っております。

Conorisが登る山は非常に難易度が高く、ニッチなことからなかなか当事者以外には理解がされにくい領域です。今回のラウンドの投資家の皆様は早い段階から難易度を適切にご理解いただいた上で、Conorisがある世界とない世界には大きな違いであることを共感いただき、将来性を感じてもらっていると思っています。
新規事業含め、足元の成長の土台が整ってきていることからここからはよりスピーディーに結果を出せるよう、チーム一同邁進していきます。
（参考）Conorisシリーズとは？
当社が開発した「Conoris」シリーズには、2025年1月現在、以下の３つのプロダクトがあります。

Conoris ： Webサービス（クラウドサービス）のリスク評価・運用管理ソリューション
Conoris BP：外部委託先管理（VRM：ベンダーリスクマネジメント）の支援ソリューション
Conoris Answer ： 委託先調査・セキュリティチェックシートの入力や生成AIによる回答生成によって回答から管理までを効率化するソリューション

これらのプロダクト内で動作する「AI（人工知能）レビューアシスト」機能についてはこちらのリリースもご覧ください。

働き方改革や業務のデジタル化が進み、業務利用のクラウドサービスや、アウトソーシング先企業が増え続ける共に、セキュリティリスクをはじめとした様々なリスクが増えています。こういったリスクの管理は、複雑化し手間ばかりがかかってしまいます。Conoris シリーズでは面倒なリスク管理業務を効率化し、便利に使えるプロダクトを提供しています。
【株式会社Conoris Technologiesについて】
「業務が効率化・なくなる気持ち良さを世の中へ」をビジョンに、日本企業に存在する業務の非効率をプロダクト・サービスで解消することを目指す企業です。
企業におけるクラウドサービス利用を安心・安全にできるよう支援するクラウドサービスセキュリティチェック支援サービス「Conoris（コノリス）」、委託先調査に特化した支援サービス「Conoris BP（コノリスビーピー）」、クラウドサービス事業者向けにセキュリティチェックシートへの記入をサポートする「Conoris Answer（コノリスアンサー）」を提供しています。

本社 　：東京都港区赤坂4丁目8番19号 赤坂フロントタウン3階
代表者 ：代表取締役 井上 幸（戸籍名 内山 幸）
設立　 ：2020年6月
URL　 ：https://www.conoris.jp/company
事業 　：ITサービスマネジメント領域の各種プロダクトの企画、開発、運営

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