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生成AIで2D図面を3DCADモデルに変換する実証実験を開始

PR TIMES / 2024年11月28日 11時45分

~先進的な製造業DXの取り組みを、愛知県のベンチャー×中小企業で実現へ~



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65047/30/65047-30-a2189c85731cac65b699c1d21a0ff5ed-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 株式会社ファースト・オートメーション(本社:名古屋市西区、代表取締役兼CEO:伊藤雅也)と株式会社ナツメ(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:夏目喬之)は、生成AIを活用し、2次元の設計図面を3DCADモデルに自動で変換するシステムの実証実験を2024年11月28日から開始します。実用化に至ると、機械や部品の設計業務の手間や負担が大幅に削減され、効率的でスピーディーな製品開発が可能となります。

 本実証実験は、愛知県の主催の下でスタートアップと地域の企業が地域課題解決を図るプログラム「AICHI CO-CREATION STARTUP PROGRAM 2024」の一環で実施する取り組みです。自動車産業など製造業が集積する豊川エリアが抱える「新事業創出・DX推進の機運醸成」の課題解決を図る目的で、ファースト・オートメーションとナツメの両社に加え、豊川市(市長:竹本幸夫)、豊川商工会議所(事務所:愛知県豊川市、会頭:小野喜明)、豊川信用金庫(本店:愛知県豊川市、理事長:真田光彦)の協力を得て実証実験に取り組みます。

 実証実験では、ファースト・オートメーションが開発・提供する製造業向け生成AI「SPESILL」を活用します。ナツメが制作した2次元の設計図面を生成AIに読み込ませ、製品の実際の形状や動作をコンピュータ上でシミュレーションできる3DCADモデルに変換します。2024年11月から2025年3月ごろまでの約4ヶ月の実証実験を通じ、業務として利用できるかの実用性や、変換の精度、設計者の業務フローの検証と確立などに取り組む予定です。

 本実証実験で使用する、2次元の設計図面を3DCADモデルに変換する技術は、米Meta社の日本法人Facebook Japan合同会社(本社:東京都港区)が主催した生成AI活用をテーマとしたピッチコンテスト「Llama アイディアソン」にてGrand Prize(最優秀賞)を獲得したものです。本技術についてのファースト・オートメーションによる実証事業は国内初の取り組みとなります。
ご参考(上記ピッチコンテストに関するプレスリリース):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000065047.html

 ファースト・オートメーションは上記の取り組みを通じ、製造業の誇りを取り戻し、テクノロジーで未来を創ることができる社会の実現に寄与してまいります。

■実証実験の概要
期間:2024年11月28日~2025年3月(予定)
実証内容:2次元の設計図面を3DCADモデルに変換する実証実験と実用性等の検証
ファースト・オートメーションについて
製造業のデスクワークをAIで簡単にする「SPESILL」、大規模言語モデル(LLM)コンサルティングの提供、ものづくり現場の自動化を加速させるサポートやコンテンツの発信を行っています。
https://first-automation.jp/
ナツメについて
幅広い加工技術で、銅をはじめとして、あらゆる非鉄金属製品の加工・販売を手がけている金属加工のスペシャリスト企業です。小ロットや現物合わせ、短納期、大物加工、超精密加工など幅広い依頼に応えることが可能です。
https://www.natsume-welding.com/

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