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ウッドデザイン賞2024優秀賞(林野庁長官賞)を受賞しました【東京科学大学 大岡山西5号館】

PR TIMES / 2024年12月12日 17時45分

株式会社久米設計(本社所在地:東京都江東区潮見2-1-22)は、当社が設計した「東京科学大学 大岡山西5号館」がウッドデザイン賞2024優秀賞(林野庁長官賞)を受賞したことをお知らせします。



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123454/30/123454-30-1e03bfcc8cefcfa716300f2374b7f3d0-1500x1125.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ウッドデザイン賞の趣旨
https://www.wooddesign.jp/
木を使うことによって、社会課題の解決を目指す活動を、「ウッドデザイン」と定義しています。SDGsやカーボンニュートラルへの取組が必須となっている今、森林や木材の利活用がクローズアップされています。木を活かして、新たな時代の価値をデザインする。「ウッドデザイン賞」は、木の良さや価値を、デザインの力で再構築することを目的として、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し、表彰する顕彰制度です。

【設計者コメント】
東京科学大学大岡山西5号館は建築学系の中心的施設であり、全学で利用する講義室や食堂を併設しています。大規模な実験工場と複合した施設でもあることから、振動を抑えるためにSRC造一部S造・RC造としています。主要構造部に木の活用が難しい施設であるため、物質特性に着目して木質化を検討しました。750lx以上と高い照度が求められる製図室において光の反射を抑えることで目を休める効果、大空間ヴォールト天井の音の反射集中を低減、無塗装仕上により木の香りと自然なα-ピネン測定濃度による安静と集中効果、掲示板として機能する手で触れられる木壁、流通材や汎用モジュールによるシンプルな材料構成による曲面施工など多くの検討を行い、建築を志す学生達にとって生きた教材となる学べる校舎を目指しました。近年、高度で複雑な大型木造建築が発展する中で、今回受賞しましたウッドデザイン賞はこのような木材の多様な効果と利用者視点で人間の身体や五感に木の与える良い影響を実感できる場として高く評価して頂いたことは嬉しく思います。建築主・設計者・施工者の深い理解と一体となって協働することで実現することができました。関係者の皆様には感謝を申し上げます。

【建築概要】
名称:東京科学大学 大岡山西5号館
所在地:東京都目黒区大岡山2-12-1
建築主:国立大学法人東京科学大学
設計者:東京科学大学那須聖研究室
    東京科学大学施設部
    久米設計
施工者:(建築)フジタ
    (空調・給排水)三建設備工業
    (電気)栗原工業
    (昇降機)日立製作所
延床面積:8,161平方メートル
階数:地上5階地下1階
構造:SRC造一部S造RC造
竣工:2023年9月
受賞:ウッドデザイン賞2024
写真:鈴木淳平

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123454/30/123454-30-4ec2be7d47845c9f7ecf0ac8e0d0cccf-1500x1125.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123454/30/123454-30-39bc0cd3760390b632f9ffef72a25013-1500x1125.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【設計コンセプト】
集うことで学ぶ大空間の積層
キャンパス再編に伴い建築学系の研究室と実験施設を移転新築する計画です。キャンパスマスタープランに基づき大岡山駅から緑が丘駅に続く緑地軸と広場空間のネットワーク化の軸線上に位置し、階段状広場とテラスや外構整備と共に一体的に計画しました。谷口吉郎先生設計の70周年記念講堂と呼応するヴォールト屋根の下に2・3・4年生が一堂に会する製図室、反力壁と実験装置が並ぶ大空間の実験工場、全学で利用する食堂や講義室を複合した施設となっています。コロナ禍を経て、『集うことで学ぶ』価値を見直し、性質の異なる大空間を積層した計画です。同時に設計した西6号館と統一感を持たせながらも意図的に様々なマテリアル、工業製品、工法、納まりを組み合わせることで、建築や土木を学ぶ学生にとって生きた教材となることを目指しました。

【会社概要】
株式会社久米設計
「豊かさ」を拓く。私たちは「豊かさ」とは何かを真剣に考える多様な個性の集合体です。地域・人を大切に、未来を見据えた新たな価値を創造していきます。
1932年の創設以来、数多くの都市、建築の設計を手掛けてきました。技術とデザインの融合を追求し、人と社会への貢献を目指す企業です。本社を東京都江東区潮見に構え、社員数約650名(約450名の資格を有する専門家)を擁し、国内外の幅広いプロジェクトに取り組んでおります。持続可能な社会の実現へ、技術とデザインで貢献してまいります。

URL:https://www.kumesekkei.co.jp/
所在地:東京都江東区潮見2-1-22
代表取締役社長 藤澤進

【久米設計Instagram】
https://www.instagram.com/kumesekkei/

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