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「綾町イオンの森」と隣接地「割付地区の日向夏畑」環境省「自然共生サイト」に認定

PR TIMES / 2024年9月30日 11時45分

生物多様性保全を推進し「30by30目標」達成に貢献



宮崎県東諸県郡綾町(町長 松本俊二)ならびに公益財団法人イオン環境財団(理事長 岡田元也 イオン株式会社 取締役兼代表執行役会長)が保全活動に参画している「綾町イオンの森」と隣接する「割付地区の日向夏畑」が、環境省により「自然共生サイト」に認定されました。

世界は今、「ネイチャーポジティブ」の実現に向けた取り組みを推進しています。日本においても、そのひとつとして、2023年度より、企業の森や里地里山、都市の緑地など「民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」として認定する取り組みを開始しました。同サイトに認められた区域(保護地域との重複を除く)は今後「OECM」(※1)として、国際データベースに登録される予定です。

「綾町イオンの森」がある宮崎県綾町は、日本最大規模の照葉樹林の自然林が広がる町で2012年ユネスコエコパークに登録されています。当財団は、2013年より町有林伐採跡地を「綾町イオンの森」として植樹を開始し、2017年からは、ユネスコ人間と生物圏(MAB: Man and the Biosphere)計画のグローバル基準に基づいた森づくりを行っています。また、植樹から10年以上経過し、この森が環境教育や里山の恵みを活かした伝統文化の学習フィールドとして、学生や地域の皆さまに活用されています。生物多様性保全や炭素蓄積量調査、成長した木々の枝打ち、そして草木染体験なども実施しています。

今回の認定は、「綾町イオンの森」に植樹したヤマザクラなどの花木がニホンミツバチなど受粉媒介の昆虫を育み、森の東側に広がる綾町割付地区の「日向夏畑」に実りをたらしていることや、希少な動植物が生息生育していることなどが評価されたものです。

認定サイトは、綾ユネスコエコパークの移行地域(※2)に位置しており、今後両者は連携して、地域の生態系サービスを支える生物多様性保全に注視した自然と共生する持続可能な循環型管理を実施するとともに、新たな付加価値創造に向けて取り組んでまいります。

※1Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域
※2「移行地域」:人が生活し、自然と調和した持続可能な発展を実現する地域

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