世界カワウソの日特別企画!アクアマリンで育ってきたカワウソたちを大公開「アクアマリンふくしまとユーラシアカワウソ10年の歩み」特別展を実施
PR TIMES / 2020年5月26日 12時55分
可愛いだけじゃない、野性味あふれる意外な姿や保全活動についてもご紹介
子どもの知的好奇心を育てる「体験型水族館」アクアマリンふくしま(福島県いわき市)では、6月3日(水)より「世界カワウソの日」を記念して、飼育開始からの10年を振り返り、展示手法や繁殖個体についてまとめたパネル展を実施します。また、季節ごとに様々な行動変化をみせるカワウソたちを写真や動画を通して紹介します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/43556/31/resize/d43556-31-355080-0.png ]
アクアマリンふくしまで飼育されてきたユーラシアカワウソの歴史をパネルで展示
アクアマリンふくしまでは10年間にわたってユーラシアカワウソを飼育してきました。その取り組みが、生息環境の再現と動物の野生本来の行動を引き出した点において高く評価され、2018年「エンリッチメント大賞」の大賞を受賞しました。今回アクアマリンふくしまでは「世界カワウソの日」にあわせて特別展示を実施します。
■展示場所
アクアマリンふくしま「わくわく里山・縄文の里・カワウソのふち」コーナー
■展示期間
2020年6月3日(水)~8月31日(月)
■パネル展示概要
・世界カワウソの日(World Otter Day) の紹介:本展示の趣旨・目的について。
・世界のカワウソたち:世界各地に生息するカワウソの現状、対馬の調査内容、隣国カワウソで行われている保全事例。
・アクアマリン・ユーラシアカワウソ飼育の歩み:飼育開始からの10年を振り返り、展示手法や繁殖個体について。
・かわうそのふちで暮らすカワウソたち:季節ごとに様々な行動変化をみせるカワウソたちについて。
■アクアマリンふくしまで飼育しているユーラシアカワウソ一覧
・ドナウ(オス) 2008年6月6日 ドイツ ミュンヘン動物園生まれ 2010年10月6日 アクアマリンふくしま来館
・まろん(メス) 2014年6月18日 オーストリア アルペン動物園生まれ 2015年5月27日 アクアマリンふくしま来館
・陸(オス)・海(※かい・オス)・風(※ふう・オス) 2018年6月24日 アクアマリンふくしま生まれ
・令(メス)・和(※なごみ・メス)・元(※はじめ・オス)2019年5月16日 アクアマリンふくしま生まれ
世界カワウソの日(World Otter Day)とは
World Otter Dayとは、IOSF(International Otter Survive Found:世界カワウソ生存基金)※1が、世界各地で生存が危ぶまれているカワウソの現状※2を広く伝え、一般の方々の関心を高めることを目的に指定した日で、ヨーロッパを中心に各地でカワウソのイベントや普及啓発が行われています。日本動物園水族館協会の要請のもと、2017年はユーラシアカワウソの飼育園館で、翌2018年からはカワウソ全種(ラッコ含む)の飼育園館全てで、共通のポスターを作成し各自イベントを実施しています。2020年は5月27日(水)が世界カワウソの日に指定されています。
※1:IOSF イギリスに本部をもち、野生下のカワウソ保護保全活動を行うNGO
※2:世界には13種のカワウソの仲間が暮らしているが、生息地の窮迫や個体群の縮小などの問題を抱えている種が多く、絶滅の危機に瀕している国や地域もある。日本にもかつてはニホンカワウソが全国に生息していたが、生息数の減少と共に天然記念物にまで指定された。しかし、保護が間に合わず2012年絶滅動物に指定された。
[画像2: https://prtimes.jp/i/43556/31/resize/d43556-31-666726-3.png ]
アクアマリンふくしまとユーラシアカワウソについて
アクアマリンふくしまでは、2010年からユーラシアカワウソを展示しており、国内で最多の7回の繁殖に成功しています。2015年には、生息環境を再現した新しい施設「わくわく里山・縄文の里・カワウソのふち」を造りました。生息環境の再現と動物本来の行動を引き出した点において評価され、「エンリッチメント大賞2018」の大賞を受賞しました。ユーラシアカワウソは、日本にかつて生息していた二ホンカワウソの近隣種です。ユーラシアカワウソを展示を通し、私たち日本人が失いつつある、人と自然とのつながりを伝えていきます。
アクアマリンふくしまとは
アクアマリンふくしまは、東北最大級の楽しく学べる体験型水族館です。潮目の海をテーマに800種を超える生物を展示しています。 2000年7月15日にオープンし、今年で開館20周年を迎えます。
(公式サイト:https://www.aquamarine.or.jp/)
※各イベントの参加、展示の鑑賞には入館料が必要です。(一般1,850円、小~高校生900円、未就学児無料)
※都合により、各イベントの休止または内容や開催時間を変動する場合があります。
【アクアマリンふくしまの感染防止対策について】
アクアマリンふくしまではコロナウイルスの感染防止を目的に下記のように対策を行っています。
・サーモグラフィーによる入館前検温
・入館者のマスク着用の依頼
・入館者同士の距離の確保の呼びかけおよび混雑時の入館制限
・入館口及び各トイレ等館内各所のアルコール消毒液の設置
・通常時の館内空調機の換気に加え、定期的な扉開閉による換気の強化
・館内手すりやドアノブ等の除菌剤を使用しての定期清掃
・一部イベントの休止
※対策内容詳細につきましてはアクアマリンふくしま公式HPをご確認ください
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