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【SEMICON × 42 Tokyo】コラボハッカソンイベント「パーティクル検知クエスト2023」を開催

PR TIMES / 2023年12月23日 17時40分

微小な異物(パーティクル)を画像認識で判定 企業とエンジニア学生の接点創出により半導体業界のプログラミング人材不足の解消を目指す

一般社団法人42 Tokyo(本社:東京都港区、代表理事:坂之上洋子、以下「42 Tokyo」)は、2023年12月15日(金)に東京ビッグサイトにて開催された「SEMICON Japan 2023」において、SEMI Japan(本社:東京都千代田区、代表:浜島雅彦)との共同ハッカソンイベント「パーティクル検知クエスト2023~パティクエ~」を実施いたしました。
42 Tokyoの学生向けに行われた、画像認識技術と異物混入を検出するアルゴリズムを競うハッカソンイベントで、半導体関連企業とエンジニア学生との接点の創出を目的としています。



[画像: https://prtimes.jp/i/51804/31/resize/d51804-31-baf20fc2a6e6583b0c70-0.png ]

「パーティクル検知クエスト2023~パティクエ~」概要


「42 Tokyo」は、フランス発のエンジニア養成機関「42」の日本初のキャンパスです。経歴不問・学費無料・24時間オープンのキャンパスで、バックグラウンドを問わず誰もが最新のカリキュラムでプログラミング学習に挑戦できる環境を提供しています。

このたび「42 Tokyo」は、東京ビッグサイトにて開催された「SEMICON Japan 2023」において「SEMI Japan」と共同でハッカソンイベント「パーティクル検知クエスト2023~パティクエ~」を実施いたしました。このイベントでは、42 Tokyoの学生48名が12チームに分かれて、パーティクル*を模した画像を認識し、どれだけ正しくカテゴリごとに分類できるかを算出した平均精度の高さを競いました。

最終発表までに「キヤノン株式会社」「株式会社日立ハイテク」「株式会社SCREENセミコンダクターソリューションズ」「東京エレクトロン株式会社」の4社がメンターとして各チームにつき、最もプログラムの精度が高かったチームが優勝を果たしました。

*パーティクル:半導体の製造プロセスにおいて悪影響を及ぼす、主に数百~数十nmレベルの微粒子。金属、ゴム、プラスチック、ホコリ、塵などを指す。

取り組みの背景


現在、半導体業界では人材不足および人材育成が大きな課題となっています。特に情報系人材のニーズが高まっている中、エレクトロニクス製造の国際展示会である「SEMICON Japan」にて人材の必要性を発信し、エンジニア学生との接点を創出することを目的として今回のハッカソンイベントを開催いたしました。
半導体業界で実際に業務として取り扱う可能性のある画像認識技術や異物混入の検出をテーマとすることで、「42 Tokyo」の学生が世界最先端の旬な技術課題に取り組む機会を提供するとともに、「42 Tokyo」の学生に向けて半導体業界をキャリアの選択肢にするきっかけを提供することで、人材の確保に繋げることを目指します。

優勝チームコメント


未経験の機械学習領域に挑戦するため、”Python初心者歓迎”の文言に吸い寄せられるよう参加を決めました。パティクエ開会式後、Dockerファイルのみがポツンと配布され暗中模索のスタートとなりましたが、徐々にTensorflowを使ったプログラミングに慣れていき、中間発表時には最終発表レベルのコードを完成させました。しかし、中間発表後は何をしてもスコアが伸びず、かなり焦りがあったと思います。結果的にはチームに恵まれたこともあり優勝することができ、本当に嬉しいです。本イベントを通して、DeepLearning用のコーディングに複雑なことは少なく、むしろデータセットへの理解とその性質を踏まえた上での実装が重要であるという学びを得ることができました。

SEMI Japanコメント


現在半導体業界ではプログラミングスキルを持った人材ニーズが非常に高まっている一方、学生の方には半導体業界で働くことの魅力や、働くイメージを十分に訴求できていないという課題があり本企画を42Tokyo様と実施させて頂きました。本企画を通じて学生の方をはじめとしたすべての方に半導体業界でのソフトウェアエンジニアという仕事の魅力が伝われば嬉しく思います。

メンター企業各社コメント


◯キヤノン株式会社
各チームとも限られた時間の中で高いレベルの結果を出しており、ソフトウェアエンジニアとして高いポテンシャルを持っている事をキヤノンメンター全員が実感しました。
今後はその実力をさらに高めて頂き、是非とも半導体業界で大きく活躍して下さい。

◯株式会社SCREENセミコンダクターソリューションズ
画像分類の経験がなかった学生さまが、日々成長される姿がとても印象的で、課題やプレゼンに取り組む姿勢に将来実社会で活躍されるエンジニアとして頼もしさを感じました。みなさまの今後のご活躍を期待しています。

◯株式会社日立ハイテク
大変お疲れ様でした。未経験の分野に果敢に挑戦し、短期間で素晴らしいスコアを達成され、ユーモアあるプレゼンで聴衆を魅了されたことに大変感銘を受けました。将来の輝かしいご活躍を祈念しております。

◯東京エレクトロン株式会社
イベントご参加の学生の皆様、本当にお疲れ様でした。どのチームも、結果提出までに多くの挑戦があったかとお察しいたします。この経験を糧として、是非とも世界のエンジニアリングの将来を支える人材を目指していただきたいと思います。これからの皆様の飛躍に期待しております。

42 Tokyo 概要


フランスの実業家が2013年に設立した「42」は、学費無料のソフトウェアエンジニア養成機関です。2020年6月に日本初のキャンパス「42 Tokyo」が開校し、現在世界31か国54キャンパス(2023年12月時点)で展開されています。また、世界の大学ランキングである「World's Universities with Real Impact (WURI) 」の「Global Top 100 Innovative Universities」で6位、また倫理的価値に重点を置いた「Top 50 - Ethical Value」では1位を獲得しています(2023年)。
「42 Tokyo」は経歴不問・学費無料・24時間オープンのキャンパスで、誰もがプログラミング学習に挑戦できる環境を提供しています。授業料が無料であること、最新のカリキュラムで学べること、またどんなバックグランドであっても挑戦できるという点で注目を集めています。運営は多数の企業の支援で成り立っています。

・開校 :2020年6月22日
・本校住所:港区六本木3丁目2番1号住友不動産六本木グランドタワー24F
・授業料:無料
・応募条件:入学時に18歳以上(17歳以上であれば入学試験の受験は可能)
・公式サイト:https://42tokyo.jp
・パートナー:https://42tokyo.jp/sponsors/
・42 Tokyo 公式Xアカウント:https://twitter.com/42_tokyo
・42 Tokyo 公式TikTokアカウント:https://www.tiktok.com/@42_tokyo
・42 Tokyo 公式Facebookアカウント:https://www.facebook.com/42tokyo/
・42 Tokyo 公式Instagramアカウント:https://www.instagram.com/42tokyo/
・42Tokyo公式YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/channel/UCS42F2BO1IYmvTcpcasxYLQ
・コンセプトムービー:https://youtu.be/eawhnhTO2oY
・カリキュラムについて:https://youtu.be/i9h8Jy8Zy0I

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