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ペッツファーストグループ マンスリーペットレポート2024年5月度

PR TIMES / 2024年7月4日 18時45分

“Pets always come first”を理念に掲げるペッツファーストホールディングス株式会社(本社:東京都目⿊区、代表︓正宗 伸麻)は、傘下のペットショップ「Pʼs-first」の 2024年5月度における流通過程の重要指標をご報告いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/64020/31/resize/d64020-31-ed8ff667e328283c97e4-1.png ]

■2024年5月度の流通過程における重要数値の結果報告
2024年5月1日から5月31日までにペッツファーストグループが取り扱ったペット、すなわち契約ブリーダーから引き受けたペットの頭数が1,637頭、Pʼs-firstでのご契約数は1,783頭、里親譲渡数が18頭、ご解約数が13頭です。


一方、病気や疾患などが発見され、当社内メディカルセンターやペッツファースト動物病院内等で治療を施したものの、残念ながら発生した死亡事故数は13頭、店舗内等においての死亡事故数は3頭、ペットケア&アダプションセンター日光内での死亡事故数は 0頭でした。全体の死亡事故数は16頭、死亡率として0.97%でした。


2024年5月末時点においてペットケア&アダプションセンター日光には 55頭が生活し、主に治療を終えた、または回復期にある53頭が里親を募集中であり、2頭は終生飼養を行う予定です。


2024年5月度において、ペッツファーストグループで取り扱ったペットのうち、いわゆる売れ残りや行き先が分からないペットは一頭も存在しません。


■2024年5月度におけるペットの死亡事故と対策
2024年5月の死亡事故数は16頭(前月比-3頭)死亡率は0.97%(前月比+0.07%)でした。なお、死亡原因の内訳は呼吸器疾患 8頭、感染症 3頭、消化器疾患2頭、その他原因による死亡が3頭でした。*1

ペッツファーストグループは経営理念に沿い、“ペットの死亡事故ゼロ”を目指して当社獣医師を中心に「死亡事故ゼロプロジェクト」を社内で運営し、社内の病気の発生や死亡原因を獣医学に基づき分析して再発防止に向けての対策を講じています。


5月度は、前月より死亡事故数を減少することができましたが、死亡率は増加してしまいました。先月の課題であった感染症・消化器疾患による死亡事故を減らすことはできましたが、朝晩の冷え込みがある日も多かったため、残念ながら呼吸器疾患が増加しました。
この対策として、温湿度管理や換気の徹底を行っております。また、当グループではペットの疾病の予防法について、社内獣医師による実地研修を定期的にスタッフへ実施しております。ペットの管理を改めて徹底することで、疾病の発生を防ぎ、引き続き、死亡事故ゼロの実現を目指してまいります。

*1 前月度のマンスリーペットレポート:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000064020.html


■ペットの治療と、回復したペットの行方
死亡事故ゼロの実現には、疾病の予防だけでなく、獣医療によって疾病を患ってしまったペットの命を救うことも不可欠です。当グループでは、メディカルセンターとペッツファースト動物病院で治療を行い、5月度には19頭のペットの健康が回復いたしました。


回復したペットは十分な療養期間を設けた上で、P’s-firstもしくは当グループのケア施設であるペットケア&アダプションセンター日光でご理解いただける方へお迎えいただいています。
お引き渡しするペットには充分な医療とケアを行っていますが、中には継続的な治療や定期検診が必要なペットもいます。2024年5月度には、18頭のペットに対してその症状や性格を理解していただける里親さまを見つけることができました。里親さまから頂いたメッセージと、治療を担当した獣医師からのコメントを紹介します。


【アポロくん(トイ・プードル/下半身不随)】
[画像2: https://prtimes.jp/i/64020/31/resize/d64020-31-74de04ba7b3120bd3f9d-2.jpg ]


里親さまからのメッセージ
以前にペットケア&アダプションセンター日光で2頭の猫をお迎えしたご縁もあり、昨年末に行われた譲渡会へ足を運んでみました。そこで目に留まったのが、当時生後8ヶ月齢のアポロです。スタッフさんお手製の車椅子を巧みに使って、一生懸命に走り回るアポロの姿が忘れられませんでした。この子ならうちの猫たちとも仲良くできるのではないかと思い、家族会議の末に迎えることにしました。


アポロはとても愛嬌があり、人見知りをしない性格で、家族や娘の友人たちの間でもアイドル的な存在になっています!先住猫たちとも、程よい距離を保ちながら仲良くしています。


「車椅子のペットと暮らすのは大変では?」と思うかもしれませんが、特に大きな困難はなく、他のワンちゃんと何ら変わりません。アポロは前脚しか動きませんが、車椅子を上手に使って自分で走れますし、帰宅した時にはいつも玄関まで駆け寄って迎えてくれます。

アポロを迎えて、後悔したことは一つもありません。毎日家族全員を癒してくれて、お迎えして本当に良かったです!アポロと同じようにハンディキャップを抱えたペットたちにも、一日も早く家族が見つかることを願っています。

獣医師コメント
[画像3: https://prtimes.jp/i/64020/31/resize/d64020-31-4129484dcddb86c17e8f-3.png ]

アポロくんは東京メディカルセンターへ来た当初、両後肢の不全麻痺があり、完全に立てない状態でしたが、本人自身は元気いっぱいで、前足を器用に動かして歩き回っていました。後ろ足の感覚は完全になくなっていたので、いかにうまく付き合っていくかという方針で経過を見ることにしました。


まずは引きずってしまう後ろ足やお尻が擦れてしまわないように、おむつを定期的に変えて清潔に保ち、後ろ足の曲げ伸ばしをすることで血流が足先まで流れるようリハビリを行いました。また、遊びたい盛りのやんちゃな子でしたので、どうにか走り回れるようにと、看護師さんたちがおもちゃのダンプカーとプラスチックのケースでアポロくん用の車いすを作成してくれました。そのおかげで自由に走り回れるようになり、スタッフたちを追いかけ回すまでになりました。


後ろ足が動かず、排便排尿の管理が大変難しいため、そこを理解して飼っていただける方はそういないだろうと覚悟していたので、里親を希望していただいた時には本当に嬉しかったです。特に譲渡前にアポロくんのお世話の仕方や注意点などを熱心に質問されていたのが印象的でした。


先日の譲渡会では成長したアポロくんの姿を見て、とても感動しました。体も大きくなっており、ピカピカの車いすで自由に走り回っていて、大事にされているのだなと感じました。


ペッツファーストにいる子犬子猫たちの中には先天性疾患が見つかる子や病気の後遺症を持つ子など様々な病気を持ったペットたちもいます。その中で私たちメディカルチームはいかにQOLを高めていけるかを重視しており、日々の治療はもちろん、それぞれの疾患やその子の性格に合わせて、遊び方や部屋作りなどを工夫しています。同時に、疾患を抱えたペットを減らすためにブリーダーとの連携が必要不可欠です。
Pets always come firstの理念のもと、ペットたちが毎日楽しく幸せに過ごせるよう、今後もサポートをしていきたいと考えています。


■里親募集中のペットについて
現在ペットケア&アダプションセンター日光では、ケアが必要なペットの他に、保健所等から引き受けた保護犬猫と、やむを得ない事情で手放されてしまったペットたちの里親探しも行っています。彼らに一日も早く末永い愛情を注いでくださる家族を見つけると共に、その後のペットライフをサポートすることで、当グループが関わるすべてのペットに対して1頭の例外もなく、最後まで責任を持ちます。

【里親募集中のペット情報】
里親募集ペット一覧(https://www.pfirst.jp/protected_activities.html

ペットケア&アダプションセンター日光 公式Instagram(@petcare_adoption_nikko)

ペットケア&アダプションセンター日光 公式Youtube(@pfirst_nikko)


当グループでは病気の予防と獣医療によってペットの命を守り、私たちが受け入れたすべてのペットの家族を見つけて幸せなペットライフを送れるよう、今後も改善を続けてまいります。同時に、情報を開示し続けることによって、あるべき健全なペットショップ運営を行います。

■会社案内
【会社名】ペッツファーストホールディングス株式会社
【所在地】〒153-0063東京都目黒区目黒1-24-12 オリックス目黒ビル9F
【資本金】1億円
【代表者】代表取締役社長CEO 正宗伸麻
【従業員数】1,240名(うち獣医師70名 愛玩動物看護師59名※業務委託含む)2024年5月末時点
【その他】
●公益財団法人日本補助犬協会と連携し13頭の聴導犬と1頭の介助犬を育成しユーザーへ提供
●動物病院URL(https://pfirst-ah.jp/
●ニュースレターアーカイブページ(https://www.pfirst.jp/newsletter.html


<本掲載関連記事>
・vol.1 ペットの命を守るための取り組み~売れ残ったペットはどうなるのか
・vol.3 ペッツファースト初の医療センター「ペッツファースト動物病院 代官山高度医療センター」を開院
・vol.4 「ペッツファースト動物病院 福岡大野城医院」開院~なぜ動物病院を拡大するのか~
・vol.5 第1回譲渡会を開催~なぜペットケア&アダプションセンター日光を開業したのか~
・vol.6 私たち動物病院グループの高度医療への取り組み
・vol.7 日本獣医生命科学大学との猫の難病FIPの共同研究の取り組み~不治の病を治る病気へ~
・vol.8 ペットの遺伝子病対策の取り組み~重篤な遺伝子病で苦しむペットを生み出さないために~
・vol.9 2023年マンスリーペットレポ―ト総括~売れ残りを一頭も出さない、病気や死亡事故根絶のための取り組み~
・vol.10ペット販売の生後8週齢(56日齢)規制に対する私たちの考え方~生後60日齢での取引基準への引き上げに関するお知らせ~


●マンスリーペットレポート (https://www.pfirst.jp/protected_monthlyreport.html

■お問い合わせ先
【本掲載内容について】
ペッツファースト株式会社 広報部
電話番号 03-6417-3503/E-mail pr@pfirst.jp
担当者 粕谷・西河

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