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燈・伊藤忠丸紅住商テクノスチール・プリマジェスト、ミルシートの電子化及びAIによる仕分けの自動化を実現

PR TIMES / 2024年6月24日 15時15分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83531/31/83531-31-8bbbdb296223f712cc0eb6764a423f5f-1614x908.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


燈株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:野呂 侑希)は、伊藤忠丸紅住商テクノスチール株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 康博)と株式会社プリマジェスト(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:稲垣 秀秋)にて共同し、ミルシートの自動仕分けプロジェクトを始動いたしました。本プロジェクトの成果として、これまで人が毎日数時間かけて仕分けていたミルシートを、AIとソーターを組み合わせることによって20分、97%の精度で代替し、1ヶ月あたり約40,000枚の仕分けの自動化に成功いたしました。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=bVknmwW02eo ]
ソリューション概要
本プロジェクトでは、プリマジェストの紙の仕分け機(SP3000)によってスキャンした電子データをもとに、燈のAIがミルシート毎の仕分け先データを作成し、本データをSP3000へ連携します。
その後改めてSP3000にミルシートを通紙することにより、仕分け先データに従いミルシートを複数ある配紙先へ振り分けます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83531/31/83531-31-1d0a499932f86f85239336f34e88b63d-539x329.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


また、スキャンしたミルシートの画像データや光学文字認識(OCR)技術で読み取った項目を燈のソフトウェアに保存することで、人間の仕分けコストを削減するだけでなく、電子化したミルシートの管理やデータ活用が可能になります
活用技術、機能
■AI-OCR技術(燈株式会社)
AIによる仕分け先データの作成では、約20種類あるミルシートフォーマットの候補から1つのフォーマットを特定しミルシート内に書かれた需要家や特約店、工事名の文字をOCR技術によって読み取ることで、読み取った内容に応じたミルシートの仕分け先を指定します。
見た目が類似したフォーマットが複数枚あり、スキャン時には微細なズレが生じることや逆さまにミルシートが投入される可能性があるなど様々な課題がありますが、弊社の技術を組み合わせることによってフォーマットの特定は100%近い精度を実現しました。また、1度に数千枚の画像を扱うにあたって解像度を下げて文字の読み取りを行っておりますが、高い精度の読み取り、読み取った文字への後処理を施すことによって精度97%での仕分け先データ作成を実現いたしました。現在では、伊藤忠丸紅鉄鋼テクノスチール社のご要望に合わせてチューニングを行ったことで、1000枚/10分での処理が可能となっております。

■ソータ機によるフィード機構技術(株式会社プリマジェスト)
ミルシートは、鋼材の品質を保証する重要な文書となりますので、AIでフォーマットや記載文字列を特定するための高品質な画像取得や、破損を防ぐため、ポケット格納まで安定したフィード機構が必要となります。SP3000は税公金の支払い伝票や配送伝票等、多くの金融機関様や物流業界様等でのご導入実績から、安定した搬送を実現するための設計や改良がなされているため、安心してご利用いただけます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83531/31/83531-31-7e0b54c774e1b6ef4e8b5d24d9be4afe-512x369.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
SP3000

三社コメント
■燈株式会社 代表取締役CEO 野呂 侑希
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83531/31/83531-31-db56b75cde2d6b452d754b0083489210-464x279.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

燈ではこれまで建設業界を中心に、画像からの3Dモデル作成や、Digital BillderシリーズにおけるAI-OCR技術を活用した帳票の自動読み取りなど様々な画像処理に関する技術を蓄積して参りました。本プロジェクトでは、これまで培った技術をさらに伊藤忠丸紅住商テクノスチール社のデータへ適合させたことにより、人手による紙の仕分けの省力化を実現いたしました。今後も本プロジェクトで開発



したMillai Soter含め様々なテクノロジーの活用によって建設業界の人手不足の緩和や、業務効率化に資するソリューションをご提供してまいります。

■伊藤忠丸紅住商テクノスチール株式会社 代表取締役社長 田中 康博
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83531/31/83531-31-1fb1f1a84686c4b18668633b04da31ed-1600x1066.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

建設業界は現在、建設工事に従事する人材が不足するなどの課題から、一層のDX化の進展が期待されています。
今回弊社が燈社・プリマジェスト社と共同で開発した仕分け機「 Millai sorter(ミライソーター)」は、AI技術を活用し、これまで人が担っていた作業を自動化するというものですが、弊社での業務効率向上を実現するだけでなく、ここで培った知見を活用し、将来的



には幅広い取引先に対する省力化・効率化に寄与していくことを目指しています。
今後も引き続き、鉄鋼建材商社として取引先の課題解決にお応えできるよう、DX化を推進していきたいと考えています。

■株式会社プリマジェスト 代表取締役社長 稲垣 秀秋
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83531/31/83531-31-aa097dd23b4aae2ab66704b6e0ed744f-532x333.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

私たちプリマジェストは、新たなソリューションを提供するために伊藤忠丸紅住商テクノスチール社および燈社との共同開発プロジェクトに取り組んでまいりました。このたび完成した「Millai sorter(ミライソーター)」は、燈社の提供によるAI技術の活用と、弊社が提供する仕分け業務の効率化を図るハードウェア技術により、業界全体の効率化を大きく推進するものです。



建設業界のDX化が進む中、慢性的な人手不足の解消や業務効率の向上が求められており、「Millai sorter」がその一助となることを確信しています。このプロジェクトを通じて得られた知見と技術を基に、様々な業務領域でのDX化を推進し、お客様の課題解決に向けて一層の貢献を果たしてまいります。

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