QO、誹謗中傷の被害者に寄り添う「心のお守り短歌」佳作を公開
PR TIMES / 2025年1月21日 12時40分
応募全761作品から歌人・木下龍也氏が選歌
リサーチとプランニングを手掛ける QO株式会社(代表取締役社長:恒藤優/本社:東京都中央区、以下「QO」)は、社会課題に光を当てる研究機関「Social Issue Lab(ソーシャルイシューラボ、以下SIL)」で取り組む誹謗中傷の研究活動にあわせ、被害者に寄り添い、周囲からの支援・共感等を示すことを目指すアクションとして「心のお守り」短歌を12月2日~15日にかけて募集してまいりました。本日、応募全761作品の中から歌人・木下龍也氏が4歌を選び、佳作としてウェブサイトに公開したことをお知らせします。
URL: https://socialissuelab.com/omamori
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130711/31/130711-31-f48007e32aeec6c02bd630e8cc1c9fa5-2561x1441.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
調査の力で社会の声なき声を拾い社会課題を知るきっかけを届ける研究機関「SIL」は、2024年10月より「誹謗中傷」をテーマに研究活動を開始し、12月2日に調査結果を公表しました。調査からは「傷ついているはずの被害者ですら、4人に3人が誹謗中傷を面倒だと感じている」「誹謗中傷の被害者にとって、助けや救いになることが足りていない」といった課題が浮き彫りとなりました。
※詳細はこちら:https://www.q4one.co.jp/news/20241202_2.html
こうした課題へのアクションとして、傷ついた心に寄り添い、SNS上で心を守るやさしい声が広がることを期待し、SILは12月2日に歌人・木下氏が詠んだ全8作品を載せた「心のお守り」短歌サイトを公開しました。同時に、短歌アプリ「57577」上ではサイトを訪れた方からの「心のお守り短歌」を募集しました。
12月2日~15日にかけて「#誹謗中傷にお守りを」のハッシュタグとともに投稿いただいた全761作品の中から、木下氏に4作品を選定いただきました。
QOは、木下氏に詠んでいただいた8首と今回集まった700を超える短歌が、被害者にとっての救いや助けを少しでも増やし、そして、心無い言葉ではなく、温かい言葉がSNSで広がるきっかけになることを切に願っております。
【選定作品一覧】 ※順不同、()内は作者名
凛とした背中がいつか疲れても僕の猫背で休めばいいよ (幽霊)
木下氏の選歌コメント
「凛と」するな、という否定ではない。あなたも「猫背」になってリラックスしなよ、という押し付けでもない。あなたの姿勢を尊敬しつつ、もしも「いつか」が来ても、その「いつか」には「僕」もいるし、あなたが身も心も預けられるような「僕」であり続けるよ、という心地よい温度の優しさが込められた歌。
ひとりでも巻ける包帯だとしても 手伝うことを許してほしい (まどか)
木下氏の選歌コメント
頼る側が「許してほしい」と感じるかもしれない。申し訳ないと思って頼らないことを選んでしまうかもしれない。そんな事態への先回りとして「手伝うことを許して」もらう側になる。こんなふうに声を掛けてもらったら、きっと他者の力を借りることへのハードルが下がるだろう。
ひとりって言葉の中にいる鳥が君のこころをぽふっと包む (佐久早 天)
木下氏の選歌コメント
自分は「ひとり」なんだ→寂しい→苦しいという感情の渦に飲み込まれそうなとき、一瞬でもこの歌の「ひとり」→「鳥」→「ぽふっ」のあたたかいイメージを思い出すことができたらどうだろう。溺れそうな人にとって、救助ロープのように機能してくれる一首かもしれない。
あなたとは好きなアイスやパンのこと何度も何度も話したいんだ (しろまろねこ)
木下氏の選歌コメント
誹謗中傷を受けると、目の前がそれ中心になって、日常から切り離されてしまう。だから、なるべく些細で、もう「何度も話した」かもしれないけれど、「好きなアイスやパンのこと」から思い出してほしい。そんな何でもない会話をしたい、「あなた」に日常へ帰ってきてもらいたい、そしてずっとここにいてもらいたい。そんな願いが込められた切実な一首。
木下 龍也 氏 プロフィール
1988年生まれ。歌人。これまで発表した歌集に『オールアラウンドユー』『あなたのための短歌集』(ともにナナロク社)など。その他、短歌入門書や共著多数。近刊は『すごい短歌部』(講談社)
【ご参考:「誹謗中傷」研究活動報告】
第4弾_誹謗中傷:https://www.q4one.co.jp/news/20241202_2.html
【SIL(Social Issue Lab)】
SILは、調査の力で社会の声なき声を拾い、社会課題を知るきっかけを届ける研究機関です。QOが培ってきたリサーチの技術や知見を社会に届けることを目指して2023年より活動を開始し、これまでに「ジェンダーギャップ」や「震災支援」、「防災・減災」などをテーマとした調査レポートやソーシャルレターを発信してまいりました。
ご参考:過去の研究活動
・第1弾_ガールズ、ジェンダーギャップ
https://www.q4one.co.jp/news/20231011_2.html
・第2弾_生活者が向き合う震災支援のリアル
https://www.q4one.co.jp/news/20240311.html
・第3弾_防災格差、防災あとまわし社会
https://www.q4one.co.jp/news/20240809.html
【QO株式会社 会社概要】
QO 株式会社は、人と社会のために問いを探究する、リサーチとプランニングの会社です。博報堂のストラテジックプラニングの知見と、マクロミルのデータアセットおよびリサーチケーパビリティを掛け合わせたJV 企業として、マーケティング機会の発見、戦略策定、コンセプト開発、施策実行のPDCA まで一連のマーケティング活動に伴走します。
代表取締役社長:恒藤優
本社:東京都中央区京橋2-7-19 京橋イーストビル9F
設立:1965年6月
事業内容:リサーチソリューション事業、マーケティングプランニング事業
URL :https://www.q4one.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
QO株式会社 広報室
MAIL:corporate.info@q4one.co.jp
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