Infinidatが見る2025年のチャネルトレンド
PR TIMES / 2025年1月29日 14時40分
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※Infinidat本社ウェブサイトで2025年1月22日に公開したブログ記事の抄訳です。
https://www.infinidat.com/en/blog/channel-trends-2025-staying-step-ahead-partner
著者:Eric Herzog Infinidat CMO
この記事では、2025年に向けてInfinidatが特定したエンタープライズストレージのチャネルにおける5つの主要トレンドをご紹介します。
1.チャネルの統合は2025年も継続
2.チャネルパートナーのサービス提供が拡大
3.ハイブリッドマルチクラウドの浸透
4.AIとサイバーストレージレジリエンスの導入
5.収益性への継続的なプレッシャー
[1/5] チャネルの統合は2025年も継続
ITソリューションプロバイダーがグローバルに拡大し、その能力を高めていっている中、今年もチャネル内での統合が進むでしょう。チャネルパートナーは合併し、より競争力と効率性を高めるでしょう。サービスプロバイダーがパートナーを買収し、逆にパートナーがサービスプロバイダーを買収するケースも想定されます。さらに、地域をまたぐパートナー間での買収も進展するでしょう。
事業戦略と技術的能力とのシナジーが、チャネル内で発生する多くの再編成を推進する原動力となるでしょう。チャネルパートナーが能力を強化し、新たな市場セグメントを見出すことに対するニーズは、創造的思考と新たな機会の活用を加速させるでしょう。パートナーは収益源の転換を図るでしょう。
これが現実であり、変化を受け入れるのに消極的な方もいるでしょうが、必ずしも「悪いこと」ではありません。エンドユーザーの観点からも、ベンダーの観点からも、このチャネルの統合はチャネル全体を強化する可能性が高いのです。
Infinidatは、これまでもこれからも長期的にチャネルにコミットしていきます。私たちは常にパートナーの進化に協力し、エンドユーザーにワールドクラスのエンタープライズストレージソリューションを提供することで、パートナーの成功へのビジョンを後押しし続けます。私たちは、統合のさまざまな段階を通じてパートナーを支援し、Infinidatのエンタープライズストレージシステムを使用するエンタープライズ顧客が恩恵を受けられるように支援する態勢を整えています。
[2/5] チャネルパートナーのサービス提供が拡大
2025年、チャネルパートナーがクラウドサービスやホスティングなどのサービス分野に進出する動きが活発化すると予想されます。このようなサービス拡大への動きは数年前に始まっており、ハイブリッドマルチクラウドサービスも例外ではありません。パートナーはビジネスを拡大するために、あるいは生き残っていくためにも、システムやソフトウェアソリューションを販売するだけでなく、オンプレミス環境とクラウドの両方のサービスを販売する必要があることを実感し始めています。
チャネルでは、ソフトウェアやシステムだけの販売では十分な利益が得られないという認識が深まっています。しかし、強力なサービス部門があれば、チャネルパートナーはクラウド、サイバーセキュリティ、AIによる新たな収益機会を得ることができるでしょう。
パートナーは、ハイブリッドマルチクラウド、サイバーストレージレジリエンス、AIに関するInfinidatの幅広い製品ポートフォリオを活用することでこれを容易に実現することができるでしょう。エンタープライズ市場にサービスを提供するITソリューションプロバイダーは、Infinidatと協力することでInfiniSafe(R)サイバーストレージソリューション、RAG AIソリューション、AzureとAWSに対応したハイブリッドマルチクラウド環境を活用することができます。
新世代のエンタープライズストレージシステムであるInfiniBox(R) G4ファミリーは、パートナーが顧客に提供する新しいタイプのサービスの基盤となる機能を提供します。Infinidatチームは、パートナーの皆様にとっての最適を見つけるお手伝いをいたします。
[3/5] ハイブリッドマルチクラウドの浸透
パートナーは、ハイブリッドマルチクラウドそのものと、オンプレミスとパブリッククラウドを組み合わせたハイブリッドな環境での生活や仕事を選択するエンドユーザー顧客をどのように支援するかを理解することがますます重要になっていると認識しています。企業はクラウドに走っていますが、パブリッククラウドだけを利用するわけではありません。また、すべての企業がデータをオンプレミスに戻しているわけでもありません。このハイブリッドなマルチクラウドの世界をナビゲートするための支援をITソリューションプロバイダーに期待しているのです。
時代は変わりました。クラウド普及の初期段階には、チャネルパートナーはクラウドと戦っていました。確かに当時のパートナーは、「クラウドなんて必要ないよ」と不平を漏らしていました。しかし多くのパートナーは次第に、このハイブリッドマルチクラウドの世界に自分たちにとっての大きなチャンスがあることを認めるようになりました。彼らは今、クラウドプロバイダーが従来のリセラーがクラウドサービスを販売できるようにするために設立したパートナープログラムを、彼らも活用できることに気付き始めています。
プライベートクラウドはシームレスにパブリッククラウドに拡張し、ハイブリッドマルチクラウド環境が構築されます。企業のお客様のハイブリッドマルチクラウドソリューションの導入を支援できるようになれれば、2025年のパートナーにとって大きな収益となります。この機会を逃す手はありません。ハイブリッドマルチクラウドの導入は、新たなサービスの成功を左右する鍵となります。
Infinidatは、ハイブリッドマルチクラウドソリューションの提供において最先端にあり、パートナーには、クラウドに置いたInfiniBoxをオンプレミスのようにシームレスに管理できる、定評あるInfuzeOS(TM) Cloud Editionを提供するとともに、Microsoft AzureまたはAmazonのAWSでのハイブリッドストレージ構成をサポートする高度なツールを提供しています。
[4/5] AIとサイバーストレージレジリエンスの導入
先を見通しているパートナーは、AIとサイバーストレージレジリエンスという技術セグメントを理解する専任のリソースとして、自社の営業チームと技術チームとともに、AIとサイバーストレージレジリエンスのそれぞれのプラクティスの確立と進展に急ぎ取り組んでいます。パートナーは、エンドユーザーがAIワークロードを処理したり、サイバーストレージレジリエンスとリカバリのソリューションを導入したりするのを支援する体制を整えています。AIとサイバーストレージの導入は、売上と利益を生み出す大きな原動力です。
チャネルパートナーは、エンタープライズストレージソリューションと、AIやサイバーストレージソリューションを併せて販売するという新たな可能性の恩恵を得ることができます。例えば、パートナーは大容量の新世代InfiniBox G4システムを販売することに加え、生成AIはG4プラットフォームのような大容量と高性能を必要としますので、Infinidatの生成AI関連のRAGソリューションを併せて販売することができます。
同様に、Infinidatの受賞歴のあるInfiniSafeサイバーストレージレジリエンスおよびリカバリソリューションは、InfiniBoxおよびInfiniGuard(R)プラットフォームに搭載されているだけでなく、お客様のエンタープライズデータセンター全体で導入されているサイバーセキュリティソフトウェアとシームレスに統合することができます。包括的なサイバーセキュリティ戦略を策定または改善する際に、サイバーレジリエンスを持つストレージを無視することはできないでしょう。AI、サイバーストレージレジリエンスのどちらか、あるいは両方を行う時には、Infinidatが提供しているような強力なエンタープライズストレージソリューションが必要です。
どちらの場合も、チャネルパートナーはAIとサイバーストレージレジリエンスのそれぞれのチームを補完的に教育する必要があります。AIチームは、適切なストレージソリューションがAIワークロードに与える影響を知る必要がありますし、サイバーチームは、適切なサイバーレジリエンスストレージソリューションが、各社の顧客に包括的なサイバーセキュリティ戦略を提供する上で与える影響を理解する必要があります。パートナーは利益を逃してはいけません。AIストレージソリューションやサイバーレジリエントストレージを、エンタープライズAI製品やサイバーセキュリティ製品とともに販売すれば、そのようなことは起きません。もしあなたが両方を販売しないのであれば、別のチャネルパートナーがやってきて、その顧客にストレージを販売することになるでしょう。
[5/5] 収益性への継続的なプレッシャー
2025年になっても、チャネルパートナーは収益性に関する深刻なプレッシャーに取り組んでいるでしょう。パートナーは、収益性を高めるべく、新たな戦略やソリューションを模索しています。ITエコシステムは劇的に変化しており、パートナーはどのように適応していくかを考える必要があります。これは売上をあげれば良いということではなく、収益性が問われています。パートナーは企業顧客に、高い収益性を約束するソリューションとサービスを提供するために、コスト削減を促進するストレージソリューションを必要としていることに疑問の余地はありません。
この「収益性についてのトレンド」は、これまでに紹介した4つのチャネルトレンドと関連しています。収益性についての継続的なプレッシャーは、チャネルが統合を続けている大きな理由のひとつです。単独では利益を上げられないので、別の会社と合併し、利益と売上をプールするのです。
サービスを販売することで、システムだけの販売や、単体のソフトウェアの販売よりも高い利益を出すことができます。特にAI、サイバーレジリエンス、ハイブリッドマルチクラウドを中心に、標準的なサービスに加え、ストレージ、サーバー、ネットワーク、ソフトウェアにサービスを付けて販売することができます。マネージドサービス契約を締結して、継続的な収益を確立することも可能です。Infinidatの自動化されたエンタープライズストレージソリューションを活用すれば、あなたも簡単にクラウドサービスプロバイダーとしてビジネスを行うことができるでしょう。
Infinidatは、サイバーレジリエンス、AI、ハイブリッドマルチクラウドといった、エンタープライズストレージの新たなアプローチを通じて、パートナーがより高い収益性を実現できるよう支援することを専門としています。Infinidatは、比類ないストレージ性能、容量、経済性を併せて提供しています。Infinidatのソリューションは、より多くのパートナーが収益性改善のための行動を取っていく中で、その需要が高まっていくだろうと考えています。
以上
Infinidatについて
Infinidatは、InfiniVerse(R)に基づく包括的なデータサービスを実現するプラットフォームネイティブなプライマリおよびセカンダリストレージアーキテクチャを企業とサービスプロバイダに提供します。Infinidatのユニークなプラットフォームは、卓越したIT運用のメリットを提供し、オンプレミス、ハイブリッドマルチクラウド環境にわたって最新のワークロードをサポートします。Infinidatのサイバーレジリエントバイデザインインフラストラクチャ、消費ベースのパフォーマンス、100%のデータ可用性、サイバーセキュリティ保証SLAは、企業のITおよびビジネスにおける優先事項に合致しています。Infinidatの受賞歴のあるプラットフォームネイティブデータサービスと、高い評価を得ているホワイトグローブサービスは、Gartner(R) Peer Insightsのレビューでも認められており、お客様から継続的に推奨されています。
詳細は、 https://www.infinidat.com/ja をご参照ください。
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