テクノロジー企業成長率ランキング 第12回「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」発表

PR TIMES / 2013年12月6日 12時59分

-トップ5には日本企業が2社ランクイン
-昨年に続き台湾企業がトップ。台湾企業の1位獲得は全12回のランキングの中で7度目
-中国、インド、オーストラリアの企業がアジア太平洋地域におけるテクノロジー企業の成長を牽引



デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(DTTL)は、2013年12月6日、アジア太平洋地域のTMT(Technology, Media & Telecommunications)業界における過去3年間の収益(売上高)成長率からなる成長企業500社のランキング、第12回「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」を公表し、中国最大手のモバイル通信関連会社のひとつであり、モバイル向けソフトウェアの開発や配信サービスを提供する台湾のChina Communications Media Groupがトップにランクインしたと発表した。 500社の平均売上高成長率は、昨年の467%からは減少したものの、356%という数字を記録した。中でも上位5社の平均売上高成長率は10,589%と、過去4年間のトップ5と比較しても高水準を実現し、上位10社の平均は6,483%と2012年(5,209%)に比べ増加した。売上規模では、上位9社が10億米ドルを超え、その9社を含む上位60社が1億米ドル~10億米ドルの売上高を記録した。

デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500 の DTTL リーダーおよび有限責任監査法人トーマツ パートナーの中山一郎は、「中国、インド、オーストラリアでは、急成長中の成功企業が増加しており、これらの企業は技術拠点を台湾にシフトしようとしています。これら3カ国からFast500にランクインした企業数の合計は過去3年間増加しており、それはDTTLが展開している市場において、画期的な技術革新が成功していることを示しています」と述べた。

デロイト グローバル TMT インダストリーグループ マネージング ディレクターの Jolyon Barker は、「アジア太平洋地域で最も活気にあふれ、独創性に富んだ企業は、力強い業績とともに、中国経済の減速、米国や欧州の景気低迷を克服しました。その功績が Fast500 プログラムのベンチマークとして刻まれていることは、特に経済成長が本質的な課題を突き付けられている昨今において、実に印象的です」と話した。

<2013年 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500の上位10社>

1位 China Communications Media Group Co.,Ltd./台湾/成長率:26,585%
   モバイル向けソフトウェア開発・配信サービス

2位 ARDOM Telecom Pvt. Ltd./インド/成長率:12,023%
   通信・ネットワーク技術関連サービス

3位 株式会社ロコンド/日本/成長率:6,643%
   靴とファッションの通販サイトの運営

4位 株式会社Donuts/日本/成長率:3,863%
   ゲーム、Webサービスの企画・開発・運営

5位 Plan B Logistics/オーストラリア/成長率:3,832%
   インターネット予約のフルフィルメント等のシステムの開発・運営

6位 Vizury Interactive Solutions Pvt. Ltd./インド/成長率:2,761%
   インターネット広告配信サービス

7位 BlueChilli Technology/オーストラリア/成長率:2,702%
   Webアプリケーション・ソフトウェア開発

8位 株式会社オルトプラス/日本/成長率:2,328%
   ソーシャルゲーム事業

9位 FocalTech Corp. Ltd./台湾/成長率:2,088%
   タッチパネル用コントローラIC等の開発

10位 Sokrati Technologies Pvt Ltd./インド/成長率:2,006%
   Web解析・ソリューション開発・提供

■上位500社の全ランキングは、 http://www.deloitte.com/fast500asiapac(英語)をご覧ください


1位のChina Communications Media Groupはモバイル向けアプリケーションを専門とし、携帯端末利用者にアプリケーションを配信するための効果的なチャネルを形成している。現在1億人以上の携帯電話加入者を有し、過去3年間で売上高は26,585%増となった。
China Communications Media GroupのAlbert Lam氏は「イノベーションこそが我々の成功の鍵」、と述べ、「我々はユーザーの行動を把握して最高のユーザーエクスペリエンスを提供し、そのニーズを十二分に満たすために、あらゆるタイプのユーザーと密な関係を築くことに精力を注いできました。これはChina Communications Media Groupをワイヤレスアプリケーションの中でも主要なサービス配信チャネルのひとつとすることを可能にしました」と話した。

<2013年度ランキングより>
国別傾向
中国企業が500社の内128社を占め、国別ランクイン企業数で1位となった。これは、アジア太平洋地域で最も成長を遂げていることを示している。中国企業のランクイン数は、2012年の台湾に次ぐ2位、2011年の台湾、韓国に次ぐ3位から着実に上昇し続けている。
同様に、インド企業も増加傾向にある。今年は78社がランクインし、国別ランクイン企業数では2012年、2011年の5位から今年は中国、台湾に続く3位へと浮上した。ランキングで2位となったArdom Telecomは、国内急成長企業の62%を占めるほどソフトウェア分野が支配的であるインド市場において、インドの通信およびネットワークにおける技術革新を行っている。
昨年国別ランクイン企業数で1位であった台湾は、108社で2位となった。台湾企業はこの10年間で6度もランキング1位を獲得しており、中国やインドなどの市場に比べ、はるかに少ない人口にもかかわらず、技術分野での競争を続けている。
オーストラリアは66の企業がランクインした。2011年が53社、2012年が60社と着実に増加している。
日本は、国別ランクイン企業数で7位(40社)となり、ユニークなサービスを展開している企業が上位5位以内に2社ランクインした。一つはオンラインで靴やバッグ等のファッションを販売するイーコマース会社である株式会社ロコンド(3位)、もう一つはモバイル向けソーシャルゲームやソーシャルサービスを提供する株式会社Donuts(4位)である。

業種別傾向
テクノロジー分野に関しては、モバイル・コンピューティングやクラウド・コンピューティングを含めて興味深い傾向が見られる。 2012年はトップ10のうち5社がインターネットやソフトウェア分野であったが、2013年には第1位のChina Communications Media Groupを含め上位10社中8社へとその数を伸ばした。
161社がランクインしたソフトウェア分野では、2012年の119社から特筆すべき増加を見せた。半導体・部品・電子機器分野は、116社へと減少し、2012年の1位の座を失った。インターネット分野は昨年から今年にかけて全体としては85社から104社へと増加し、上位10社中6社を誇っているものの、ランクイン数では3位を維持した。
バイオテクノロジー/製薬/医療機器分野のランクインは38社で、全体で4位となり、トップ5入りしたArdom Telecom を含む31社が属する通信機器およびネットワーク部門を上回った。コンピュータおよび周辺機器分野のランクインは20社であり、メディアおよびエンターテインメント分野は16社、グリーンテクノロジー分野は14社がランクインした。

受賞企業の上場指数
非公開企業が 330社となり昨年の 305 社から緩やかに増加し、依然としてランキングの過半数を占めた。また、上場企業の占める比率は34%だった。


<2013年 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500を受賞した日本企業40社>
日本企業は、3位にランクインした株式会社ロコンド(売上成長率6,643%)を筆頭に、4位に株式会社Donuts(3,863%)、8位に株式会社オルトプラス(2,328%)と、上位10位内に3社ランクインした。日本からランクインした企業は全部で40社となり、昨年の26社から大幅に増加した。事業領域では例年と同様、モバイルアプリ開発等のソフトウェアおよびインターネット関連の企業が多数を占める結果となった。また半導体・部品・電子機器関連企業がFast500全体の23%を占めるのに対して、日本の受賞企業においては昨年同様、含まれていない結果となった。

3位 株式会社ロコンド/成長率:6,643%
   「買ってから選ぶ。」靴とファッションの通販サイト

4位 株式会社Donuts/成長率:3,863%
   ゲーム、Webサービスの企画・開発・運営

8位 株式会社オルトプラス/成長率:2,328%
   ソーシャルゲーム事業

16位 株式会社ジーニー/成長率:1,474%
   インターネットメディアの広告収益最大化プラットフォーム「Geniee SSP」の開発・提供

26位 株式会社アイアンドシー・クルーズ/成長率:901%
   太陽光発電システム等スマート製品のマッチングサービス

40位 地盤ネット株式会社(*)/成長率:739%
   住宅地盤の高度再解析サービス「地盤セカンドオピニオン(R)」を提供

91位 パスクリエイト株式会社(*)/成長率:357%
   Webメディア及びWebサービスの企画・開発・運営

97位 ナノキャリア株式会社/成長率:343%
   日本発のナノテクノジー技術を応用したミセル化ナノ粒子技術を使い、がん領域で革新的な医薬品を創出

106位 株式会社SHIFT/成長率:314%
    テストを科学する。ソフトウェアの第三者検証サービスを提供

119位 株式会社じげん(*)/成長率:267%
    日本最大級のライフメディアプラットフォーム事業

127位 株式会社リブセンス(*)/成長率:255%
    求人情報 ・ 不動産情報をはじめとするインターネッ トメディアの運営

141位 ヴァンテージマネジメント株式会社/成長率:229%
    Webマーケティングによる売上拡大支援・Webメディア運営

142位 株式会社エスキュービズム(*)/成長率:227%
    オムニチャネル/O2O事業、リテール事業、水耕栽培事業等

181位 ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社/成長率:179%
    総合ゲームメーカー

184位 株式会社ネオ・モルガン研究所(*)/成長率:178%
   微生物育種と発酵技術で地球環境問題の解消に貢献

190位 ピクスタ株式会社/成長率:176%
    写真・イラスト・動画素材プラットフォーム「PIXTA」の運営

193位 株式会社サイズ/成長率:175%
    HTML5 CMS - Web Meister 開発とWebインテグレーション

195位 そーせいグループ株式会社/成長率:173%
    日本に軸足を置いた国際的なバイオ企業になるというビジョンの下、環境の変化に迅速に対応し、時代に即応した戦略を実施

209位 クルーズ株式会社/成長率:163%
    ソーシャルゲームを軸としたインターネットサービスの企画・運営

240位 株式会社シャノン(*)/成長率:139%
    マーケティング クラウドアプリケーション

252位 株式会社アルファポリス/成長率:134%
    出版業

265位 eBASE株式会社/成長率:124%
    コンテンツマネジメントソフト「eBASEシリーズ」の企画開発販売保守

271位 トレンダーズ株式会社(*)/成長率:122%
    ソーシャルメディアマーケティング事業

277位 株式会社ブレインパッド(*)/成長率:115%
    ビッグデータ利活用支援・データマイニング/最適化サービスの提供

291位 株式会社豆蔵ホールディングス(*)/成長率:112%
    ITコンサルティング、システム受託開発、半導体技術サービス

311位 株式会社Speee(*)/成長率:102%
    Webマーケティング事業/バーティカルメディア事業/スマートフォンアプリ事業

320位 ULSグループ株式会社/成長率:99%
    戦略的ITコンサルティング及びITソリューション事業

347位 株式会社ネットプロテクションズ/成長率:90%
    後払い決済サービス「NP後払い」及び「NP企業間決済」の提供

356位 ペットゴー株式会社(*)/成長率:87%
    ペットのドラッグストア、SNS、ショッピングモールの運営

377位 キングソフト株式会社/成長率:82%
    無料セキュリティソフト・オフィス互換ソフト・オンラインストレージサービス等の企画・開発・販売

379位 株式会社ボルテージ/成長率:82%
    モバイルコンテンツの企画・制作・開発・運営

381位 株式会社エイチーム/成長率:81%
    インターネット・モバイル向けコンテンツやサービスの企画、開発等

409位 株式会社スポプレ/成長率:75%
    アフィリエイト最適化事業及びスポーツ特化型リワードメディア事業

413位 株式会社デジタルハーツ/成長率:74%
    ソフトウェアの不具合を、動作テストを通じて発見・報告するデバッグサービス

416位 株式会社ピーエスシー/成長率:74%
    医療用パッケージシステムの開発

420位 株式会社UBIC(*)/成長率:73%
    ディスカバリ総合支援ビジネス

427位 ダイコク電機株式会社/成長率:71%
    パチンコ産業向けコンピュータシステムや各種ユニットの製造販売

433位 株式会社ボーダーズ/成長率:69%
    マーケティングツールプラットフォーム事業

438位 株式会社パイプドビッツ/成長率:68%
    情報資産プラットフォーム事業

451位 スターティア株式会社/成長率:66%
    情報の集約と利益化を実現するITソリューションベンダー

(*)2012年Fast500受賞


【デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500とは】
「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」は、アジア太平洋地域の TMT(Technology, Media & Telecommunications)業界における企業の売上高成長率によるランキングを発表するもの。主な対象業界は通信、ネットワーキング、コンピュータ/周辺機器、インターネット、半導体、電子部品、電子機器、ソフトウェア、コンテンツ、バイオテクノロジー、製薬、医療機器、グリーンテクノロジー、メディア/エンターテインメント。直近 3 年間の売上高成長率を対象とする。
「デロイト テクノロジー Fast 500」プログラムは、1995 年から北米で実施しており、ヨーロッパ、アジア太平洋地域においても最も急速に成長している企業 500 社の努力を称え、成長中のテクノロジー企業の知名度を世界に高める支援を目的に、2002年から開始した。


【本プログラムで開示されている情報について】
この情報は、集計に当たり正確を期しておりますが、企業からの回答をそのまま集計し反映したものであり、有限責任監査法人トーマツやデロイト トウシュ トーマツ リミテッド は、明示または黙示を問わず、これらの情報の正確性などについて何らかの意見を表明したり、または内容を保証したりするものではありません。

■Fast50 Fast500プログラムの詳細は、 http://www.tohmatsu.com/fast50/fast500/
よりご覧いただけます。

■アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」の詳細は、 http://www.deloitte.com/fast500asiapac/
よりご覧いただけます。
【ご参考】2013年北米地域テクノロジーFast500詳細  http://www.deloitte.com/us/fast500/
     2013年EMEA地域テクノロジーFast500詳細  http://www.deloitte.co.uk/fast500emea/

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<本プレスリリースに関する問い合わせ>
有限責任監査法人トーマツ コーポレートコミュニケーション 落合友香
Tel: 03-3457-1573
Email: press-release@tohmatsu.co.jp

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