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語りの魔法使いラフィク・シャミが紡ぎだす人生の物語の宝庫。『言葉の色彩と魔法』5月24日刊行!

PR TIMES / 2019年5月24日 10時40分

涙と笑い、哲学的なまなざし----。人間の真理をえがきつづけるシリアの亡命作家、シャミの文学のエッセンスが詰まった美しい1冊。オールカラー。

西村書店(千代田区)は、『言葉の色彩と魔法』(ラフィク・シャミ 著 ロート・レープ 絵 松永美穂 訳)を刊行しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/10438/32/resize/d10438-32-268640-1.jpg ]




1971年にシリアから亡命し、ドイツ語作家となったラフィク・シャミは、1989年に出版した世界150万部超のベストセラー『夜の語り部』(松永美穂訳)で一躍成功を収め、以降も『空飛ぶ木』『蠅の乳しぼり』など、30年にわたり作品を書きつづけてきました。

本書には、「語りの魔法使い」とよばれるシャミのショートストーリー59編を収録。ダマスカスでの子ども時代の回想、メルヘン仕立ての短編、アラブ民族のメンタリティを風刺的に書いたものなど、書き下ろし5編を含む多彩なラインナップは、 絶妙なおかしみを漂わせながらも哲学的な視点で人間の真理をとらえています。

そして、全編に添えられているのは、妻であり画家のロート・レープが描いた美しい挿し絵。芸術家夫妻のコラボレーションによる、珠玉のオールカラー愛蔵版です。

翻訳は、ドイツ語圏の現代文学を主な専門に第一線で活躍する松永美穂。

●アラビアン・ナイトさながらに次々と物語が繰り出されてくる。エピソードがエピソードを呼び、語り手と登場人物たちが織りなす豊饒な世界がそこに現出する。(中略)どこから読んでもいいし、くりかえし読んでもいい。――訳者・松永美穂(本書「解説」より)


[レビューより]
●「本からの贈りもの」――ヴァイルハイマー・タークブラット紙
●「心の琴線に触れる物語がつまった美しい本」――ヨガ・カレントリー誌
●「エスプリに満ちた物語たち」――ニュルンベルク・ニュース紙
●「鮮やかな色彩と抽象的な絵が印象的。祖国を離れて暮らす不自由さと自由さ、家族への思いが溢れている」――教育関係者(NetGalleyに寄せられたレビュー)



[内容サンプル]

[画像2: https://prtimes.jp/i/10438/32/resize/d10438-32-954242-0.jpg ]



[目次より]
讃歌/父のラジオ/よその習慣/神様が祖母だったころ/磔刑/子どもの裁判官/モダン・タイムズ/氷の船/一生のあいだ、よその国で/インクの染み ほか


★読者と出版社をつなぐサイト「NetGalley(ネットギャリー)」にて、本書のゲラを掲載中!
[画像3: https://prtimes.jp/i/10438/32/resize/d10438-32-135511-8.jpg ]

NetGalleyサイト  https://www.netgalley.jp/catalog/book/164092
●書店・図書館関係者、レビュワー、ご愛読者の皆さまからのレビュー・ご感想をお待ちしております。


著◆ラフィク・シャミ(Rafik Schami)
1946年シリアのダマスカス生まれ。亡命後、1971年よりドイツ在住。1982年以降、作家として活動し、世界150万部のベストセラー『夜の語り部』や『空飛ぶ木』『蠅の乳しぼり』『モモはなぜJ・Rにほれたのか』『夜と朝のあいだの旅』『ミラード』(以上、西村書店)などを発表。ドイツ語圏におけるもっとも成功した作家のひとりである。作品は33の言語に翻訳されており、多数の賞を受賞。『片手いっぱいの星』(岩波書店)でチューリヒ児童文学賞を、近年には2010年に『愛の裏側は闇』(東京創元社)に対してIPPY(独立出版社書籍賞)ゴールドメダル賞を、2011年には忘却に抗し民主主義を支援する文学に対して贈られるゲオルク・グラーザー賞を受賞している。


絵◆ロート・レープ(Root Leeb)
1955年ドイツのヴュルツブルク生まれ。大学でドイツ文学、哲学、社会教育学を学ぶ。外国人のためのドイツ語教師として2年間働いた後、ミュンヘンの市電の運転士を6年間務める。現在は作家・画家としてマインツ近郊に在住。1994年に『路面電車の女』、2001年に『水曜日はサウナのレディースデー』(ともに未邦訳)、2012年には3作目となる長編小説『ヒーロー 家族の肖像』(西村書店、2017年)を出版。最新作は2015年、『ドンキホーテの妹』(未邦訳)。


訳◆松永 美穂(まつなが みほ)
1958年愛知県生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門はドイツ語圏の現代文学・翻訳論・ジェンダー論。著書に『誤解でございます』(清流出版)、訳書には2000年に毎日出版文化賞特別賞を受賞した『朗読者』(新潮社)、『三十歳』(岩波書店)、『夜の語り部』『ナミコとささやき声』(ともに西村書店)など多数。絵本の訳書には2015年に日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞した『ヨハンナの電車のたび』、そのほか『キツネとねがいごと』『たいこたたきの少年』(以上、西村書店)などがある。


【 書 誌 情 報 】
■『言葉の色彩と魔法』
■2019年5月24日発行 ■ISBN 978-4-89013-998-9 ■定価:本体2600円+税
■ラフィク・シャミ 著 ロート・レープ 絵 松永美穂 訳
■A4変型判・上製・168ページ・オールカラー ■発行・発売:西村書店
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/12830


【 好 評 既 刊 】
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[画像4: https://prtimes.jp/i/10438/32/resize/d10438-32-871939-4.jpg ]



『空飛ぶ木 世にも美しいメルヘンと寓話、そして幻想的な物語』
ラフィク・シャミ 著 池上弘子 訳
●B6変型判・上製・304ページ
●発行年:1997年08月27日  ●ISBN:978-4-89013-566-0
●定価:本体1600円+税
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/3175


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[画像5: https://prtimes.jp/i/10438/32/resize/d10438-32-428903-6.jpg ]



『夜と朝のあいだの旅』
ラフィク・シャミ 著 池上弘子 訳
●B6判・上製・488ページ
●発行年:2002年07月10日 ●ISBN:978-4-89013-595-0
●定価:本体1800円+税
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/3174


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[画像6: https://prtimes.jp/i/10438/32/resize/d10438-32-450768-3.jpg ]



◆絵本
『こわい、こわい、こわい? しりたがりネズミのおはなし』
ラフィク・シャミ 文 カトリーン・シェーラー 絵 那須田 淳 訳
●B4変型判・上製・32ページ
●発行年:2016年11月07日  ●ISBN:978-4-89013-976-7
●定価:本体1,500円+税
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/7344

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