3M、社会における学習機会の公正・公平性を推進するSTEM分野の新たな目標を設定
PR TIMES / 2021年4月21日 14時45分
3Mはコミュニティやビジネス、職場における公正・公平性の向上を目的とする取り組みの一環として、新たに教育に重点を置いたグローバルな目標を設定しました。社会的少数者*を対象として、2025年末までに500万回の独自のSTEM分野と技能スキルを学ぶ体験を提供し、経済的公正・公平性を推進していきます。
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3Mのコミュニティリレーション担当バイスプレジデントのマイケル・ストロイクは次のように述べています。「3Mはサイエンス、テクノロジー、製造のグローバル企業として多くの業界で事業を展開しています。だからこそ、私たちは全ての人びとにSTEM分野と技能スキルのキャリアを紹介できる、独自の能力と機会があります。それにより、これまで考えたこともなかったような新たなキャリアの存在に気づくことや、別の可能性が垣間見られる体験ができるかもしれません。500万回の体験を提供することで、そのような興味を持つきっかけを作っていきたいと思います。」
3Mは奨学金やインターンシップ、充実した学生向けのサービス、さまざまな経験学習機会の提供、社会的投資と世界中の3M社員の思いやりあるコミットメントを通じて、人びとの生活を改善し、持続可能なコミュニティを作り上げることを目的とする3Mgivesによる投資、ボランティア活動などを通じて新たな目標の達成に向けた取り組みを推進していきます。一例として、ノースカロライナ農業工科州立大学に対し公正・公平性と教育のイニシアチブの支援のために210万ドルを贈呈したことが挙げられます。これは、米国の労働力として欠かせない分野でのキャリアを確保するため、アフリカ系アメリカ人の大学卒業者の数を増やすことを目的とした新たな4年間のプログラムです。このプログラムでは、大学生がビジネスやエンジニアリング、その他の専門学科で学士取得を目指す中、要望に応じたリソースおよび支援を提供します。
「STEM分野と技能スキルの教育は3Mが長きにわたって注力してきた取り組みですが、歴史的に過小評価されていたりして、投資が不十分な人びとに対する支援を公約することが重要だと感じました。誰もが、人生を変えるかもしれない、インパクトのあるSTEM教育を受けるチャンスを得られるべきだと私たちは考えています。また、この目標を社会と共有することにより、当社の公正・公平性、透明性、説明責任をより一層明確にすることになります。STEM分野や技能スキルのキャリアは、個人と社会に経済的な好影響を与えるだけではなく、イノベーションにつながり世界にインパクトを与えうるということが多くの研究結果で明らかになっています。私たちは、人びとが、思慮深く、有意義な体験を通じて、キャリア形成を進めるための支援をここに発表することができて嬉しく思います。」とマイケル・ストロイクは述べています。
3Mは2022年1月1日より、個人が参加する学習体験の支援を数値化することで、体験にフォーカスした目標を測定します。その中にはSTEM分野または技能スキルで家計を支える職業につながる資格や学位の取得を目指す人びとが含まれます。結果は毎年公開していく予定です。
3Mジャパングループではこれまでに以下のような、さまざまな次世代教育関連の活動を行ってきました。
サイエンス アット ホーム
子どもたちが身近にあるサイエンスに触れ、科学の魅力を探究してもらうためのオンライン動画コンテンツ「サイエンス アット ホーム(Science at Home)」の日本語オリジナル版を製作、公開しています。この取り組みは、新型コロナウイルス感染症の影響で対面での学びの機会が縮小する環境下においても、サイエンスのおもしろさをより多くの子どもたちに届けるために開始されました。
動画では、開発や研究に携わる社員自らが、日々の生活を快適にするサイエンスの仕組みと楽しさを解説しています。本コンテンツは、自宅での学習やリモート学習のカリキュラムなどにも活用いただけます。
3Mウィザードプログラム
「一人でも多くの子供たちに科学の楽しさや不思議さを知ってもらいたい」という思いから1993年にスタートした「3Mウィザードプログラム」は、3Mのイノベーション力を活かした社会貢献を代表する活動です。
1996年からは製造拠点やオフィス近隣の小学生を招いて子供たちに科学の楽しさを体験してもらう「3M夏休み子ども科学実験館」を開始し、毎年違ったテーマの実験の考案から実施まで社員で構成する実験スタッフが自主的に運営しています。2020年は参加者の安全および感染対策のため、山形事業所と相模原事業所の2か所で初めてリモート形式で開催し、家庭でできる科学実験を紹介しました。これまでに本プログラムに参加した子供は6,900名以上、参加した社員は4,000名以上に上っています。
NPOとの連携
2021年4月には、認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンとともに、中高生・大学生を対象に「WE Talk ”SOCIAL” ― グローバル企業から学ぶ社会貢献のリアル」と題したオンラインワークショップを開催しました。イベントではスリーエム ジャパンの社員が講師として、学生にもわかりやすい視点でグローバル企業の社会貢献活動、ビジネスと社会貢献の両立などについて説明をした後、中高生・大学生を中心とする約40名の参加者とグローバル企業の社会貢献についてディスカッションを行いました。
3Mは、次世代の教育は将来の持続可能な社会にとって欠かせないものであると考えており、今後もより豊かな社会づくりに貢献するために啓発、教育活動や支援活動を継続的に行ってまいります。
当該目標に向けた進捗や、3M社員自身が参加し主導することでインパクトを与えているストーリーについては、3M News Centerをご覧ください。
*3Mは、National Science Foundation(NSF:全米科学財団)の研究を用いてアメリカの社会的少数者を定義しています。主に、アフリカ系アメリカ人、ヒスパニック/ラテン系アメリカ人、アメリカインディアン、性別、障がいを持つ人びとに着目しています。全体的な定義は、教育や学習体験を受けるための社会的支援や機会を享受できていない少数派グループのジェンダーダイバーシティや地域的な背景に基づきます。
3Mは3M社の商標です。
【3Mについて】
3M(本社:米国ミネソタ州)は、人びとの日々の暮らしをより豊かにするために、世界中のお客様と連携しながら、サイエンス(科学)を活用しています。グローバルな課題の解決に向けて、3Mが取り組んでいる創造的なソリューションの詳細は、www.3M.comまたはTwitterの@3M、@3MNewsをご覧ください。また、3Mジャパングループについてはwww.3mcompany.jpをご覧ください。
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