衛星データ×AIで地表を俯瞰、エリアの環境・対象物を瞬時に検出する『DATAFLUCT satellite data analysis.』 提供開始
PR TIMES / 2020年9月17日 14時15分
4次元サイバーシティの実現に向けた具体的なアクション
データサイエンスで企業の課題を解決するJAXA認定ベンチャーの株式会社DATAFLUCT(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役:久米村 隼人)は、利活用ハードルの高い衛星データ(衛星による測位データや観測データ)をAIが分析し、都市や森林、海上など地球表面のあらゆる情報を簡単に確認できる衛星データ解析サービス『DATAFLUCT satellite data analysis.』の提供を開始いたします。
■衛星データ×AI解析で変化の自動検出を行うことにより、3次元+時間差分からなる“4次元サイバーシティ ”を構築。
人間には検知不可能なデータを得る、『DATAFLUCT satellite data analysis.』
[画像1: https://prtimes.jp/i/46062/32/resize/d46062-32-316769-4.png ]
本サービスでは、人間の目視等の調査や地図情報の分析ではわからなかった対象物の情報を、AI解析による変化の自動検出によって、可視化・解析します。解析した情報と、株価等の各種経済指標との相関や予測を示唆することも可能です。具体的には1.対象物と似たものを探し出す「類似検索」、2.対象物を検出し数量を数える「検出&検知」、3.過去に撮影された衛星画像と現在を比較する「時系列変化の比較」の3種の分析が可能で、それぞれの分析を組み合わせることもできます。
これにより、”4次元サイバーシティ”(過去と比較して得た時系列変化の情報から様々な分析を可能にすること)を実現することができ、様々な産業のビジネスにおける衛星データのビジネス活用を進めます。例えば、マーケティング・都市開発・森林計画・物流・農業・防災などの領域で事業展開が可能になります。
<事業への応用イメージ 一例>
[画像2: https://prtimes.jp/i/46062/32/resize/d46062-32-530566-1.png ]
店舗の駐車台数 → 自社・他社の業績推定
土地被覆度の解析 → 都市計画・森林計画
コンテナや貨物船検出 → 貿易動向を監視
農作物の収穫日・収穫量予測、異常検知
異常気象災害に対するハザードマップ作成
郊外の発展状況把握 → 土地利活用状況監視、不動産価値の推定
■『DATAFLUCT satellite data analysis.』サービス特徴
1.多数の分析サービス提供実績を活かした、直感的に使えるプロダクトデザインとサポート
衛星データのビジネスへの応用は、衛星データ解析や衛星データの知識だけでなく、地上データ活用のノウハウやデータ解析ノウハウなどが必要になるため、簡単ではありません。
衛星データ解析をはじめ、数々のビッグデータ分析サービスを展開する当社は、データ活用に不慣れなユーザーでも直感的に使えるプロダクトデザインの知見を有しており、本サービスも下記イメージのようなシンプルな操作で衛星画像検索を行うことを可能にしました。
また、農林水産業から小売り、金融、不動産まで幅広い業種のビジネスに対するデータ活用支援の知見を活かし、地上のビジネスに衛星データを活用することでどのようなメリットが得られるかをサポートできます。
<DATAFLUCTの衛星データ解析サービス実装例>
DATAFLUCT agri.:青果の収穫予測のために高頻度の衛星画像を活用
DATAFLUCT aline.:人工衛星画像から推定された建造物面積情報を用いた、スプロール現象の可視化
DATAFLUCT discovery. : 高精細光学衛星画像を解析して、対象物の検索・検出・変化検知を可能に
2.「類似検索」「検出&検知」「変化の比較」で、地表のあらゆる情報を読み取る
DATAFLUCTの保有する解析技術を活用すれば、顧客が対象エリアを指定し、衛星データから1.対象物と似たものを探し出す「類似検索」、2.対象物を検出し数量を数える「検出&検知」、3.過去に撮影された衛星画像と現在を比較する「時系列変化の比較」を利用できます。
この3種の分析を組み合わせ、「2000年時点では●個だったタンクが2020年には▲個に増加している」、「エリア内の駐車場は合計▲平方メートル あり、そのうち●台分が埋まっている」などの情報を得ることができます。
【類似検索で「タンク」を検出したイメージ】
[画像3: https://prtimes.jp/i/46062/32/resize/d46062-32-281951-2.jpg ]
【検出&検知で自動車の台数をカウントするイメージ】
[画像4: https://prtimes.jp/i/46062/32/resize/d46062-32-770967-3.jpg ]
【台数を時系列で比較しグラフ化】
[画像5: https://prtimes.jp/i/46062/32/resize/d46062-32-227376-0.png ]
◆衛星画像検索を体験いただける、プロダクトデモのご紹介(無料)
1.detect-monitor(検出&検知機能)
URL: https://discovery.datafluct.com/detect-monitor
「detect-monitor」の公開中のプロダクトデモです。『DATAFLUCT satellite data analysis.』でも同種の技術を活用して、衛星画像から見える対象物の数を検出し、その変化を時系列分析することが可能です。
2.instant-search(類似検索機能)
URL: https://discovery.datafluct.com/instant-search
「instant-search」の公開中のプロダクトデモです。『DATAFLUCT satellite data analysis.』でも同種の技術を活用して、検出したい対象物の画像を選択するだけで、衛星画像データから類似物を広範囲で簡単に検出することが可能です。
■政府も推進!生活・事業を最適化する衛星データ活用“4次元サイバーシティ”
衛星データの活用は、対象エリアの状態の把握や過去との比較を容易にし、スマートシティ開発から農作物の収穫量予測、災害対策まで多様な可能性をもっています。政府としても、衛星データによる3次元空間内の情報の把握と、AI解析による時間変化の自動抽出※1等により、4次元(3次元+時間軸)的に様々な情報の分析を可能とする“4次元サイバーシティ”の構築を推進しており※2、今後の都市計画やビジネスにおいて衛星データを活用することは必須といえます。
しかし現状では、コストや解析ノウハウ、実際のビジネスへの活用方法が見出せない企業が多いなどの理由から衛星データの活用は未だ一般的とはいえません。本サービスは、多数のビッグデータ分析サービスを展開し、データ活用を初めて導入する企業でも容易に扱えるプロダクトデザインを得意とする当社ならではの直感的なインターフェースで、衛星データの活用を支援します。
※1 過去と現在の衛星データを比較し、経年変化を解析
※2 総務省「『4次元サイバーシティの活用に向けたタスクフォース』最終報告書」
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