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Celonis、プロセスの異常を修復するための方法として特許取得

PR TIMES / 2024年6月10日 14時15分

データからの業務非効率性をあぶり出し、効果的な業務改善を実現

プロセスマイニングのグローバルリーダーであるCelonis株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 村瀬 将思、以下Celonis)は本日、プロセスマイニングの根幹の技術となる実行中のプロセスインスタンスを監視し、これらのプロセス異常を修復するための方法に関する特許を取得したことをお知らせします。これにより、プロセスインスタンスの実行中に不具合または異常を認識し、かつ修復することができるようになります。

開発の背景
デジタル変革の次の一手として、デジタル化した業務プロセスを分析する企業が今日ますます増えています。企業が分析すべきプロセスは、一般的な企業のバックエンド業務上のプロセスから、組み立てプロセスや生産プロセスの双方が該当することになります。

このプロセスとは、特定のプロセスのプロセスインスタンスと称します。それぞれのプロセスステップは、通常、コンピュータシステムに記憶されるデータを生成します。例えば、注文プロセスのどのプロセスステップを誰がいつ実行したかをコンピュータシステムに記録されます。組立プロセスの場合、車両の組立時に、どのパラメータ(例えば、ねじを締める際のトルク)を用いてどの組立ステップをいつ実行したかを記録でき、これらの記録されたデータから、プロセスの分析に関連する情報を抽出することができます。

これらの分析とは、それぞれのプロセスの非効率性に関する情報を提供できる、すでに実行されたプロセスインスタンスの後方参照分析または遡及分析です。そのため、不具合のあるプロセスインスタンスに事前に介入して、プロセスインスタンスを制御することができず、プロセスインスタンスの実行後にしか(不具合を)検出することができません。したがって、例えば、車両の組立プロセスでは、その車両の組立が所定の組立時間を超過していたことを確認できるのは、組み立てプロセスが完了してからでした。従来技術からの既知の方法を用いて、すでに実行されたプロセスインスタンスの分析に基づいて、将来実行されることとなるプロセスインスタンスを改善することがおそらく可能なはずですが、実行中のプロセスインスタンスにおいて、プロセスの改善にもかかわらず発生するおそれのある不具合または異常を認識できないか、または全く修復することができていませんでした。

特許の概要
実行中のプロセスインスタンスを監視し、プロセス異常を修復するための方法です。(a)監視ステップにおいて、センサは、プロセスプロトコルを監視し、センサ定義に記述されたプロセス異常を有する1つ、または複数のプロセスインスタンスを含むプロセスを検出し、(b)修正ステップにおいて、監視ステップで検出されたプロセスインスタンスに対して、ランタイム中にプロセス異常が修復される方法を提供します。

特許について
特許番号:特許第7032557号(P7032557)
発明の名称:プロセス異常を修復するための方法
特許権者:
【識別番号】520255252
【氏名又は名称】セロニス エスイー

Celonisについて
Celonisは、顧客のビジネスプロセスの最適化を支援しています。先進のプロセスマイニング技術に支えられたCelonisは、ビジネスエグゼクティブやユーザーがプロセス内およびプロセス全体で継続的に改善の機会を探求し、目標に向かって行動を起こし、プロセスのパフォーマンスを迅速に向上するための機能を提供します。この最適化により即座にキャッシュへのインパクトをもたらし、顧客体験を大幅に向上し、二酸化炭素の排出量を削減します。Celonisは、世界中の顧客と数千の導入実績を持ち、ドイツのミュンヘンと米国ニューヨークに本社を置き、世界の20拠点以上にオフィスを展開しています。詳しくは、https://www.celonis.com/jp/をご覧ください。

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