Gazelle CapitalとDE-SIGNグループが2人組合形式にてCVCファンド「DE-SIGNキャピタル」を設立
PR TIMES / 2024年12月5日 14時40分
既存産業領域のDXを推進するベンチャーキャピタルGazelle Capital株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:石橋孝太郎、以下 Gazelle Capital)は、経営戦略からワークプレイスをデザインする株式会社DE-SIGNグループ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐藤 浩也、以下 DE-SIGNグループ)と共同でコーポレートベンチャーキャピタルファンド(以下「CVCファンド」)「DE-SIGNキャピタル1号有限事業責任組合」を設立いたしました。
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■CVC設立の背景と目的
製造業、建築、医療、不動産などのレガシー産業は、急速なDX推進のニーズに直面しています。しかし、デジタル技術の導入や業務改革には、莫大なコストがかかることや、現場のITリテラシーの差により、変革が進まない領域が多く存在します。
このような業界の課題を解決するためには、現場での課題を正しく認識し、利用者のリテラシーに合ったツールを提供する、もしくはDXや生成AIなどを活用して新しいビジネスモデルを創出する、スタートアップ企業の存在が不可欠です。
オフィスファシリティというレガシーな業界において高い実績を持つDE-SIGNグループは、スタートアップ企業との協業が重要な成長戦略の一つとして位置づけられています。同社はこれまで、株式会社ATOMicaや株式会社ビットキーなど既存事業と親和性の高いスタートアップ企業へのBS出資を通じ、協業による新たな価値創出を実現してきました。
こうした背景を踏まえ、またこれまでの取り組みをさらに加速させるため、Gazelle CapitalとDE-SIGNグループは、既存産業の持続的成長とスタートアップ企業との共創を目指し、新たにCVCファンド「DE-SIGNキャピタル1号有限事業責任組合」の設立をいたしました。
「DE-SIGNキャピタル」を通じて、スタートアップ企業には単なる資金提供にとどまらず、DE-SIGNグループが得意とするリアルな場づくりとGazelle Capitalが持つ経営支援のノウハウを融合した包括的なサポートを提供します。これにより、スタートアップ企業の成長を加速し、日本のレガシー産業が抱えるDX課題を解決するだけでなく、持続可能な新たな産業モデルの創出を目指します。
■DE-SIGNキャピタル1号有限事業責任組合の概要
投資フェーズ
アーリーフェーズからレイターまでのスタートアップ
投資領域
以下に関連したサービスを提供するスタートアップ
・ヒトの働き方に関わるサービス
・ヒトが大きく関わる労働集約性の高い領域の解決に挑戦するサービス
・ワークプレイス・オフィス・ファシリティマネジメントに関わるサービス
・その他、DE-SIGNグループと相乗効果の期待できるスタートアップ
スタートアップ企業への貢献
・スタートアップのオフィス構築支援
・DE-SIGNグループの資産・ネットワークを活かした投資後のスタートアップへの営業支援
■1号投資先any株式会社について
「DE-SIGNキャピタル1号有限事業責任組合」は、生成AI搭載のクラウドサービス「Qast(キャスト)」を提供するany株式会社への出資を実施しました。any社は、ナレッジマネジメント分野で革新的な取り組みを進めており、個人のノウハウ共有を促進することで、組織の事業成長を支援するソリューションを提供しています。「Qast(キャスト)」はすでに70,000人以上のユーザーに利用されており、属人的な知見を組織全体に拡張することで、労働生産性の向上と持続可能な組織成長に寄与しています。
any社への出資を通じ、DE-SIGNキャピタルは、AI機能の高度化や新規プロダクト開発、市場認知拡大への取り組みを支援し、ナレッジマネジメントの分野におけるさらなる成長を後押しいたします。また、Gazelle Capitalのスタートアップ支援ノウハウとDE-SIGNグループの場づくりの専門性を生かし、any社の事業価値向上に貢献してまいります。
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■代表者コメント
Gazelle Capital株式会社
代表取締役 石橋 孝太郎
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私はCVC出身の投資家であり、その経験から、CVCは事業会社とスタートアップの協業や、場合によってはM&A(買収・合併)を加速させる非常に有効な手段であると考えています。
今回のDE-SIGNグループの皆様との取り組みでも、彼らの取り組みをより加速させるきっかけにできると確信をしています。
今後は本件を皮切りに、より多くの皆様と小規模なところからCVCの取り組みの一歩目を歩んでいきたく思います。
株式会社DE-SIGNグループ
代表取締役社長 佐藤 浩也
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これまで、起業家とのご縁をキッカケにいくつかのスタートアップ企業に出資し協業を推進してきました。この度、Gazelle Capitalのお力添えを得て、CVCファンドとしての活動に本格着手します。「ハタラくをドライブさせる。」をミッションに掲げるグループとして、その手段である“場・人・しくみ”に“資金”を加えて、貢献できるフィールドを広げていきたいと考えています。
■2人組合形式のCVCファンド組成・運用支援について
サービス内容
Gazelle Capitalは、スタートアップ企業に関心を持つ事業会社に対し、CVC形態の提案からファンドの組成、運用まで包括的な支援を提供します。ファンド組成後には、企業発掘、投資検討、投資実行、さらに支援や協業創造に至るまで、事業投資の全プロセスを伴走型でサポートしています。
対象企業
本サービスは、スタートアップ企業との共創を通じて新たな価値創出を目指す事業会社を対象としています。具体的には、次のようなニーズを持つ企業に適しています。
・新規事業開発を目的としたオープンイノベーションの推進を検討している企業
・スタートアップのM&Aを通じて新規事業開発や事業拡大を目指す企業
・スタートアップ企業との協業機会を増やし、成長を加速させたい企業
自社でCVCを組成・運用する際の課題
自社単独でCVCを組成・運用することは、次のような理由から難易度が高いとされています。
・自社に適したCVCの形式や形態が分からない
・投資対象となるスタートアップ企業を見つけられない
・支援体制が整っておらず、協業に繋がるかどうか不安がある
・社内にノウハウが蓄積されず、運用の継続が困難
こうした課題を解決するために、Gazelle Capitalの専門チームが支援を行います。
Gazelle Capitalが提供する価値
Gazelle Capitalが提供する「2人組合形式のCVCファンド組成・運用支援サービス」は、年間1,000件を超えるスタートアップ企業との面談を通じて培った圧倒的なネットワークと、既存産業およびIT分野における深い知見を活かしています。CVCの組成・運用経験を持つ専門チームが、戦略立案から運用の実行までを徹底的に支援します。また、5~10億円規模の小規模ファンドの組成支援を行うベンチャーキャピタルとしての実績を持つのは、弊社だけです。
私たちは、新たにスタートアップ企業との共創を目指す事業会社を支援することで、「レガシーな産業にデジタルの力で挑戦し、産業をアップデートすることで雇用の創出に貢献する"ガゼル企業"を生み出す」というミッションを実現してまいります。
詳細を見る
■株式会社DE-SIGNグループについて
代表者 :代表取締役社長 佐藤 浩也
所在地 :東京都中央区京橋3-3-11 VORT京橋 2階 kyobashi TORSO
URL:https://www.de-sign-group.jp/
事業内容:「ハタラくをドライブさせる。」をMISSIONに掲げる企業グループ。
株式会社ディー・サイン、株式会社andONE、株式会社FaMil、株式会社DE-SIGNキャピタルという4つの事業会社と、その活動を支えるプラットフォーム会社である株式会社DE-SIGNグループの計5社で構成。
■Gazelle Capital株式会社について
代表者:代表取締役 石橋 孝太郎
所在地:東京都千代田区内神田1-9-5 SF内神田ビル 8F
URL:https://gazellecapital.vc
事業内容:
1. VCファンドの運営
2. 2人組合形式のCVC組成・運用支援
3. メディア「スタートアップ投資TV」、サービス「資金調達の窓口」の運営
4. シェアオフィス「GROWTH神田」の運営
【本リリースに関するお問い合わせ先】
Gazelle Capital株式会社 広報担当
メールアドレス:info@gazellecapital.jp
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