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ほたて貝殻の粉末を利用したシーリング材「スキャロップシール(R)」を開発

PR TIMES / 2024年6月21日 11時15分



セメダイン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:水澤伸治)は、ほたて貝殻を粉砕して製造したバイオマスフィラーを2成分形変成シリコーン系シーリング材へ配合した「スキャロップシール(R)」を株式会社大林組(本社:東京都港区、社長 蓮輪賢治)と共同開発いたしました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/90367/32/90367-32-798d1dc26d97933e7facb38bb2a72869-600x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2成分形変成シリコーン系シーリング材 「スキャロップシール(R)」


2成分形変成シリコーン系シーリング材に含有する炭酸カルシウムの約30%を、ほたて貝殻を粉砕したバイオマスフィラー(※1)で代替することで、炭酸カルシウムの製造時に排出されるCO2を削減しました。また、ほたて貝殻の主成分は炭酸カルシウムで、難燃性と分解されにくい性質から焼却処分が難しく、処分方法が課題となっています。この貝殻を粉砕してバイオマスフィラーとして再利用することで、廃棄予定のほたて貝殻の有効活用として廃棄物削減への貢献も果たします。

防水シーリング材としての性能は、外装シーリング材として多く使用される2成分形変成シリコーン系シーリング材「POSシールタイプIINB」と同等の性能を有しておりJIS規格も取得済です(JIS A 5758 F-25LM-9030)。また、仕上げ塗料との相性の良いノンブリードタイプとなっており、外装を中心とした幅広い仕様に適用が可能です。スキャロップシール(R)の普及を進めることで、脱炭素、廃棄物削減につながるカーボンニュートラルの実現に貢献していきます。

※1 バイオマスフィラーとは、生物由来の資源を用いた充填材のことです。


【セメダイン株式会社について】
セメダインは「つけるが、価値。」をミッションとし、カネカグループの一員として、モビリティ、インダストリー、エンジニアリング、コンストラクションの各分野で、接着技術をものづくりのソリューション技術として提供し、設計と現場のイノベーションに貢献しています。また、ものづくり人材の育成を願い、「高専ロボコン」「小学生ロボコン」のイベント協賛を通じ、未来のエンジニアを支援する活動も行っています。

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【製品に関するお問い合わせ先】
セメダイン株式会社 建築営業部 建築第一グループ 販売第七チーム
メールアドレス:construction1@cemedine.co.jp
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