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日本人留学生のキャリア意識と就職活動状況調査

PR TIMES / 2012年3月30日 19時29分



 就職情報会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、日本国外の大学で学んでいる、または交換・派遣留学等を終えた日英バイリンガルの日本人留学生(以下、海外留学生)を対象に2月17日~3月4日の期間、インターネットで就職活動に関する調査を行いました(回答数398人)。またその結果を、就職活動モニター学生(以下、国内学生)を対象に行った調査(*1)結果と対比しました。


1.就職先を選ぶ際に重視する点、より“実利的な”項目を重視
 就職先企業を選ぶ際に重視する点(31項目から5つまで選択)を聞いたところ、トップは「仕事内容が魅力的」(37.7%)、以下「給与・待遇が良い」(34.7%)、「将来性がある」(33.7%)、「高いスキルが見につく」(29.6%)と続きました。国内学生に聞いた結果と比べ、より実利的な項目を重視する傾向が見られます。(図表1参照)

2.企業へのアピールポイントは「異文化対応力」
 企業に評価してもらいたい自身の強みについて、20項目の選択肢の中から5つまで選んでもらったところ、1位は「異文化対応力」(46.5%)でした。以下「柔軟性」(43.5%)、「語学力」(40.7%)と続きます。この3項目は国内学生に聞いた結果と大きく差がついており、異文化の中で苦労して身につけた柔軟性や語学力がアピールポイントとなっているようです。(図表2参照)
 なお、日本人留学生を採用する(予定を含む)企業に「日本人留学生に求める資質」を聞いた結果(*2)の上位には「主体性」(61.8%)、「語学力」(51.7%)、「異文化対応力」(31.6%)が挙げられており、企業の求めるものに近いことがわかりました。(参考:図表3「海外留学生の語学力」)

3.将来どこまで出世したいか、男女で大きな差
 将来どこまで出世したいか聞いたところ、全体では「特に考えていない」が最多で42.0%。以下「社長」(26.1%)、「役員」(21.4%)と続きます。
ただ、この結果には男女の意識の違いもはっきりと表れています。男子は「社長」の割合が最も多く、文系36.0%、理系47.2%であるのに対し、女子は「特に考えていない」が文系53.6%、理系53.3%と半数を超えています。(図表4参照)


*1 株式会社ディスコ「日経就職ナビ2013 就職活動モニター調査」(2012年1月調査、2月調査)
*「日経就職Navi」は日本経済新聞社が主管し、株式会社日経HRが企画・管理し、株式会社ディスコが運営事務局を務めます。
*2 株式会社ディスコ「採用活動に関する企業調査」(2012年2月調査)



《『海外留学生のキャリア意識と就職活動状況』(2012年3月発行)概要》
対  象: 日英バイリンガル対象就職・転職情報サイト「CFN」(www.careerforum.net)に登録している日本人留学生7,414人
調査方法・期間: インターネット調査法、2012年2月17日~3月4日
回 答 数: 398人(文系男子136人、文系女子179人、理系男子53人、理系女子30人)
(調査時点の就職活動状況内訳:「採用内定を得て、就職活動終了」97人、「内定を得ているが、就職活動継続中」31人、「就職活動中だが、内定を得ていない」141人、「インターンシップ中」24人、「具体的な就職活動を始めていない」89人、「その他」16人)

*「CFN」は株式会社ディスコの米国現地法人DISCO International, Inc.が運営しています。

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