~拝啓 十五の君へ~ フィリピン自立支援施設で暮らす子どもたちの未来を支えたい!
PR TIMES / 2015年12月2日 17時20分
国境なき子どもたち(KnK)は、フィリピンのストリートチルドレンや育児放棄をされた子どもたちの「未来」を支えるために、12月1日から1月15日まで目標100万円のクラウドファンディングに挑戦します。
● ~拝啓 十五の君へ~ 自分に宛てて手紙を書いた子どもたち
昨年、日本の大学生がフィリピンの「若者の家」でボランティアをしてくれました。彼女はクリスマスにみんなで歌おうと、アンジェラ・アキさんの「手紙」という曲を子どもたちに教えてくれました。歌の内容は、「15歳の僕」が誰にも話せない悩みを将来の自分に宛てた「手紙」の中で打ち明けるというものです。歌詞をタガログ語に訳すと、ひとりの少年がポロポロと涙をこぼしました。日頃は家族と離れて「若者の家」で暮らす子どもたちです。この歌詞に共感したのかもしれません。
去年のクリスマスパーティで合唱を披露した子どもたちは、1年後の自分に宛てて手紙を書きました。大事に保管されていたその手紙は、今年のクリスマスパーティで開封されます。
[画像: http://prtimes.jp/i/8147/33/resize/d8147-33-750951-1.jpg ]
● フィリピンの「若者の家」とは?
ストリートチルドレンや虐待・育児放棄といった困難に直面した子どもたち約40名を受け入れる自立支援施設です。子どもたちが大人からの愛情やケア、そして教育を受けられる環境を整えています。マニラ首都圏のカラオカン・ノース市にあり、来年で設立15周年を迎えます。
● なぜ支援が必要なのでしょう?
人口9,400万人のフィリピンには現在、25万人ものストリートチルドレンが存在し、その多くがマニラ首都圏に住んでいます。なぜ子どもが危険な路上で暮らすのでしょう?フィリピンでは70年代後半から80年代半ばにかけて起きた経済危機の影響で、貧しい農村から大勢の人々が都市へ移住しました。都市部のスラムが急速に広がり、一部の大富豪と貧しい人々の格差も広がりました。慢性的な仕事不足や劣悪な環境にさらされる大人のストレスが、暴力や虐待、ネグレクト(育児放棄)となって子どもたちに向けられ、多くの青少年が路上生活へと押しやられ、成長した彼らが新たなストリートチルドレンを生み出す「貧困の連鎖」が続いています。
「若者の家」は、この課題に対するひとつの解決策であり、希望なのです。
● クラウドファンディング:目標は100万円(=「若者の家」運営費2ヵ月分)
私たちKnKはこの冬、フィリピンの「若者の家」を支えるためクラウドファンディングに挑戦します。
クラウドファンディングとは、群衆(Crowd)と 資金調達(Funding)という言葉を組み合わせた造語で、インターネットを通じて不特定多数の人から資金を集める仕組みを指します。
▼ご参加方法▼
ジャパンギビングのチャレンジページにお進みいただき、寄付金額をお選びください。
http://japangiving.jp/p/3361
2,000円あれば、「若者の家」で暮らす10名の子どもたちに食事1日分を提供できます。
8,000円あれば、「若者の家」の小学生1名に制服・カバン・学用品を提供できます。
ぜひ、フィリピンの子どもたちの「未来」を支えるこの挑戦を応援してください。
よろしくお願いいたします。
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