JDA とパナソニックが合弁会社設立に関する覚書を締結
PR TIMES / 2019年4月1日 14時40分
世界の製造・物流・流通業界が認めたJDAソフトとパナソニックの100年の知見を融合、工場、倉庫、流通向けの協業による統合的なソリューションの提案を推進
JDA Software Group, Inc.
パナソニック株式会社
2019年4月1日 米国アリゾナ州スコッツデール、大阪、東京:
JDA Software, Inc. (以下、JDA) と、パナソニック株式会社 (以下、パナソニック) は、日本市場での工場・倉庫・流通業向けの協業によるソリューションの提案を推進することを目的に、このほど、JDAの子会社であるJDA Japanとパナソニックによる合弁会社設立に関する覚書を締結したことを発表しました。両社は、日本において、相互にソフトウェア・ハードウェアを供給し、既存の販売網を活用して販売を促進するとともに、2019年10月を目標に販売活動を支援する合弁会社を設立する予定です(各国・地域の競争法当局の承認取得が前提)。東京都内に設置される予定の同社は、協業による統合的なソリューションの顧客提案活動を推進していく予定です。
<両社の強み>
JDAは、オムニチャネル化やマスカスタマイゼーションなど複雑に進化するサプライチェーンをシームレスにつなぎ、顧客企業の生産性向上や付加価値拡大を実現するエンドツーエンドのサプライチェーンソリューションを提供するグローバルトップクラスの企業です。サプライチェーンをシームレスに連携させ、AIやビッグデータ処理等の最先端技術を活用し、自動化によるサプライチェーンの変革を実現、顧客企業の工場・倉庫・店舗におけるソリューションを提供します。すでに世界4,000社以上の導入企業が、統合されたJDAのサプライチェーンの計画及び実行ソリューションを活用し、コスト最適化、新たな付加価値創出、そして収益性の改善・向上までの時間短縮を実現しています。世界トップ100流通企業のうち、75社がJDAソリューションを採用しています。
パナソニックは、「現場プロセスイノベーション」をビジョンに掲げB2Bソリューション事業を展開しています。「現場」とは、モノをつくり、運び、売る、あらゆる場所、その場所はすなわち、「価値創造の場」であり「課題解決の場」でもあると考えます。その「現場」のお困りごとを、当社が製造業として100年にわたって培ってきた知見やノウハウと、センシング技術やエッジデバイス群をも含めたすり合せの技術により、お客様との共創によって解決する取組みが「現場プロセスイノベーション」です。当社は、製造・物流・流通など幅広い分野へ向けて「現場プロセスイノベーション」を推進し、あらゆる「現場」のトータルインテグレーターを目指しています。
<協業目的>
JDAのサプライチェーン全体をカバーする多種多様なソフトウェア群と、パナソニックの世界トップクラスのセンシング技術等を活用した多彩なエッジデバイス群を組み合わせ、新たなSCMソリューションを実現する協業による統合的なソリューションを提案・提供し、現場におけるプロセスを革新することで、製造・物流・流通業界のお客様の価値の最大化を図り、その経営に貢献していきます。
グローバルスタンダードともいえるJDAの物流・流通向けソフトウエアとパナソニックの知見やノウハウとエッジデバイス群を組み合わせて、次世代SaaS、IoT、AI、ML (マシンラーニング)、センシング技術、高度分析を活用した協業による統合的なソリューションを提案・提供していきます。
今回、設立予定の合弁会社は、両社の協業による統合的なソリューションの日本市場への展開を支援することで、お客様の真のお困りごとの解決へ向けた活動を推進していきます。
<パートナーシップ背景>
両社は、本年1月に、JDAのソフトウェア 「JDA(R) LuminateTM」 と、パナソニックの「荷仕分支援システム (Visual Sort AssistTM)」 「欠品検知システム」 「マルチモーダルセンシング技術」 「顔認証技術」および製造業として培ってきた知見を組み合わせていく協業について発表。以降、1月に米国ニューヨーク市で開催された世界最大級の流通専門展示会「NRF 2019」 および3月に東京ビッグサイトで開催された「リテールテックJAPAN 2019」において、共同でソリューションを展示してきました。
さらには、スコッツデールとロンドンにあるJDAのカスタマーエクスペリエンスセンターと、東京にあるパナソニックのコネクティッドソリューションズ社の本社(浜離宮)のカスタマーエクスペリエンスセンター双方に、協業によるソリューションを展示して、お客様に紹介しています。
<参考>
両社の協業による統合的ソリューションの例
[表: https://prtimes.jp/data/corp/11112/table/33_1.jpg ]
※「JDA」は、JDA Software Group、Inc.の商標もしくは登録商標です。また本リリース内で「JDA」という名前を使用して言及されている商品名、製品名、またはサービス名は、JDA Software Group、Inc.の商標であるか、もしくは所有物となっています。
※「Visual Sort Assist」は、パナソニックの商標です。
【JDAソフトウェアについて】
JDA Softwareは、AI (人工知能) と機械学習ベースのサプライチェーン、および小売り向けソリューションのリーディングプロバイダで、4,000社におよぶ世界の主要な小売、製造、物流企業を支援しています。JDAは、計画から実行、デリバリーまでエンドツーエンドで、コグニティブなSaaSソリューションを幅広いパートナーエコシステムと連携させることで、自律的なサプライチェーン (Autonomous Supply ChainTM) を実現し、需要予測/需要形成や製品(商品)デリバリーの 変革、優れた顧客体験の提供を可能にします。JDAのソリューションは、小売業上位100社中75社、消費財メーカー上位100社中77社、3PL上位10社中8社を含む、世界トップクラスの企業で活用されています。詳細は https://jda.comをご参照ください。
JDAソフトウェア・ジャパン株式会社は1997年に設立され、20年以上にわたり、日本の大手企業のサプライチェーンに関する課題解決を支援しています。詳細は以下をご参照ください。
Webサイト: https://japanese.jda.com Facebook: https://www.facebook.com/JDASoftwareJapan
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