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笠間市がローコード開発による庁内 DX の 取り組みを開始

PR TIMES / 2024年9月4日 11時45分

笠間市が推進しているデジタル化による煩雑な業務からの脱却に、Apple Inc. の子会社が提供するローコード開発ツール Claris FileMaker が貢献。



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53419/33/53419-33-0af9a6a992945cc93f0440d9b7dd252e-2626x262.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
笠間市、Claris FileMaker

2024 年 9 月 4 日 - Claris International Inc.(本社:米国 カリフォルニア州、以下 Claris)は、茨城県笠間市(以下笠間市)において庁内業務効率化のための基盤ツールとして Claris FileMaker が導入され、業務効率化に向けた取り組みが開始されたことを発表しました。

■ 導入の背景
笠間市では令和 2 年 9 月に「笠間市デジタルトランスフォーメーション(DX)計画」が策定され、現在その第 2 次計画である「第2次デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画」に基づいてデジタル人材の育成をはじめ、市民サービスの向上等につながるデジタル化を進めています。

笠間市第2次デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画(令和5年度~令和7年度):
https://www.city.kasama.lg.jp/data/doc/1681353990_doc_197_0.pdf

計画の中では効率的な行政運営のための先端技術の利用促進として、ノーコード・ローコード開発ツールの活用推進が掲げられています。その一環として令和 5 年度より Claris と共同でローコード開発ツール Claris FileMaker (以下 FileMaker)を用いた業務システム開発の実証検証を行ってきました。実証検証は高齢福祉課の要介護認定業務を対象に業務システムのプロトタイプを開発、試験運用が実施されました。その結果、業務効率化や開発における柔軟性、オンプレミスで稼働可能なことなどが高く評価され、FileMaker を開発、運用のためのプラットフォームとして正式に導入されました。
■ 導入前の主な課題
要介護認定の申請に対する進捗管理を複数の Excel ファイルで行っており、同じデータの複数回入力など煩雑な情報管理が作業負荷の増大につながっていた。
年間数千件という大きなデータ件数に加え、情報が分散して管理されていたため必要な情報の検索、参照に時間がかかり、問い合わせ対応が煩雑になっていた。
多くのデータを持つ Excel ファイルを複数人で共有する中でファイルのクラッシュがしばしば発生しており、より堅牢で安定したシステムでのデータ管理が必要となっていた。
■ 取り組み内容と効果
導入されたシステムは FileMaker によりローコードで開発され、認定までの進捗管理を複数の担当職員が共有し常に最新状況を確認できるよう情報を一元管理できるようにしたものです。システム上では、以下をはじめとした各種情報管理が可能となっています。
要介護認定申請情報
訪問調査予定
主治医意見書の依頼から受取までの状況と手数料の支払履歴
審査会日程や結果通知日など各種スケジュール

さらに、申請情報の介護保険システムからのデータインポートや医療機関への手数料支払いの消し込み作業などを自動化することにより入力作業の軽減や誤入力の防止にもつながっています。

本システムにより年間 250 時間以上の業務時間削減を見込めるほか、デジタル人材として内製開発に取り組む職員により現場ユーザの要望をシステムに反映し継続的に使いやすいシステムに拡張するなど、ローコード開発プラットフォームである FileMaker の特長を活かしたシステム開発、運用が可能となりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53419/33/53419-33-9edf1a6f0b0802f67e7fc8bbc390d427-2517x1240.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
笠間市における介護保険システムと、Claris FileMaker で構築した介護認定進捗管理システムの連携イメージ

笠間市では FileMaker によるローコード開発を他部署にも横展開し、庁内業務のさらなるデジタル化でデータを分析活用するなど DX 推進による住民の利便性や行政サービスの質を高めていく予定であり、Claris は引き続きその支援を行う計画です。

Claris FileMaker について
Claris FileMaker はあらゆる業務で自社の課題を解決するカスタム App を作成・展開することができる、ローコード開発プラットフォームです。直感的な UI で、あらかじめ用意されたテンプレートや日本語のスクリプトを組み合わせることで、コーディングの知識を持たないユーザでも独自のカスタム App をすばやく構築できます。
オンプレミス・クラウド・ハイブリットで展開できるほか、オフラインでの利用も可能です。一般企業はもとより、政府・省庁・防衛・原子力施設・医療機関・教育機関などで秘匿性の高いニーズを満たすためオンプレミス環境で利用される一方、市民サービス向けのクラウドサービスとしても利用されています。新しい技術が随時採用され NFC 読み取り、画像認識、機械学習、IoT、AR/VR、AI などにも対応するなど進化をし続けています。
Claris ホームページ:https://www.claris.com/ja

Claris International Inc. について
Claris International Inc. は短期間のローコード開発が可能な世界トップクラスのプラットフォームを開発し、 規模を問わずあらゆる企業でデジタルトランスフォーメーションを実現できるように、問題解決者を支援する一連のサービスを提供しています。中小企業とフォーチュン 500 企業で 130 万人以上のユーザに利用されています。Apple Inc. の一員である Claris は 35 年以上にわたってビジネスを成功させてきた比類のない実績を持ち、イギリス、中国、オーストラリアなど世界各地で事業を展開しています。

一般のお問い合わせ先
Claris カスタマサポート
Tel.: 03-4345-3366 / 050-3628-8844
受付時間 10:00~17:30 (祝日を除く月曜日から金曜日)
https://www.claris.com/ja/company/#japan-office

(C) 2024 Claris International Inc. All rights reserved. Claris、クラリス、Claris Connect、Clarisロゴ、FileMaker、ファイルメーカー、FileMaker Cloud、FileMaker Go、FileMaker Pro、FileMaker Server、FileMaker WebDirect およびファイルフォルダのロゴは、米国およびその他の国におけるClaris International Inc. の 登録商標です。Claris Go、Claris Pro、Claris Server、Claris Studio 、クラリススタジオ および Claris WebDirectは、Claris International Inc. の商標です。その他のすべての商標は該当する所有者の財産です。

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