自動車×AIの融合でオンリーワン企業へ
PR TIMES / 2024年5月27日 14時15分
トリプルアイズ、BEXをグループイン
2024年5月27日(月)、株式会社トリプルアイズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:山田 雄一郎、東証グロース市場《証券コード:5026》、以下トリプルアイズ)は、株式会社BEX(本社:愛知県豊田市、代表取締役:井口 邦、以下BEX)の株式を取得し、グループ化することをお知らせいたします。なお、株式譲渡は2024年7月1日を予定しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/54979/33/resize/d54979-33-3281db1672cbc97923ba-0.jpg ]
■ 世界のクルマを支えるエンジニア集団BEX、グループイン
今回、トリプルアイズがグループに迎え入れるBEXは、1980年の創業以来、自動車分野における機械設計開発事業、先端技術領域の研究・実装(AI研究、EV設計)、ITシステムの設計開発事業を展開してきました。「“世界のクルマ”を支える存在になろう」をビジョンに掲げ、エンジニア集団としての技術力を信頼され、取引先の70%はトヨタグループであり、同グループ内で高い受注シェアを誇ります。高い設計力と発想力で同社エンジニアが関わった特許出願は100を超えます。大手メーカーの自動車設計開発という魅力的な事業内容を背景とした安定した採用と優れた育成環境から197名のエンジニアを擁しています。直近3カ年は順調に売上高を伸張し、手堅く利益計上しています。
■ 株式の取得の背景
当社グループは、「テクノロジーに想像力を載せる」という経営理念の下、テクノロジーと想像力との融合によるイノベーションの追求によって、テクノロジーと人が共存する社会の創生を目指しております。
今回のM&Aは、BEX社の自動車設計業務にAIを活用することを目的に、当社のAIエンジニアの研修コンテンツを提供したことがきっかけです。
株主様をはじめとするステークホルダーの利益を高めるため、当社グループの財務体質、経営基盤の強化、収益機会の創出を図っていくことが、当社グループの果たすべき役割であると認識しております。これらを実行していくために、当社グループ事業とのシナジー効果を発揮できる会社のM&Aを含めた成長戦略の一環としてBEX社をグループに迎え入れる決断をしました。
株式取得に関する詳しい情報は下記サイトをご覧ください。
https://www.3-ize.jp/ir/news.html
株式会社BEXの株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ
株式会社BEX グループインについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/54979/33/resize/d54979-33-12e56279300d12ec169c-1.jpg ]
■ 進む自動車とデジタル技術の融合
自動運転車における生成AI市場は、2023年の30億ドルから2033年には203億ドルに達すると予測されています。(出所:https://market.us/report/generative-ai-in-autonomous-vehicles-market/)
生成AIは、現実的なデータやシナリオのシミュレーションを通じて自動運転技術の向上に必須のテクノロジーとされるようになっており、各国の自動車メーカーで生成AIの導入が進んでいます。
次世代自動車業界を象徴するコンセプトに「CASE」があります。これは「Connected」、「Autonomous」、「Smart/Shared & Services」、「Electric」の頭文字を取ったものです。ITやAIは「CASE」において中心的な役割を果たすと言われています。BEX社とトリプルアイズ社は互いに連携・協働することで、自動車業界の持続可能性と利便性を向上させる「CASE」を体現する技術をもつグループを目指します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/54979/33/resize/d54979-33-d464688045c71c5cf01b-2.jpg ]
■ 自動車の設計製造とAIの融合で事業シナジーを創出
両社の協働は領域に応じて進行していきます。AIによる業務支援領域では、設計業務の標準化やルーチンタスクの自動化、データ解析、プロジェクト管理などの業務を支援します。AIによる代替領域では、ナレッジデータを活用した専門タスクの自動生成や設計生成AIシステム化に取り組みます。さらにAIによる拡張領域においては、次世代モビリティの車室空間提案と実装や生産工程へのAI導入を通じた開発支援を目指します。
さらに両社は未来の技術を創るエンジニアの育成にも努めます。自動車メーカーは製品全体の最適化を重視し設計から生産まで密結合されたプロセスを採用しています。一方でIT業界は、モジュール化された疎結合の開発が一般的です。これらの設計思想、生産工程の違いを融合し新たなエンジニア育成をしていきます。「安全」「娯楽」「自由」を提供するモビリティと「迅速」「効率」「自由」を提供するITシステムの融合によって社会貢献に取り組みます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/54979/33/resize/d54979-33-74be6dcceb532495385a-3.jpg ]
トリプルアイズ代表取締役 山田雄一郎のコメント
グローバルな自動車業界で長年にわたって大手メーカーからの信頼を培ってきたBEXさんの技術力とAIの独自開発をはじめとする当社の先端技術力を融合することでイノベーションを起こし、日本のAI企業グループとしてオンリーワンのプレゼンスを獲得します。
BEX代表取締役 井口邦のコメント
1980年の創業以来、当社は自動車分野における機械設計開発事業、ITシステムの設計開発事業で順調に成長を遂げてまいりました。今回、東証上場企業であるトリプルアイズグループにジョインすることで、自動車とデジタル技術が融合する世界をリードしてまいります。
BEX会社概要
【会社名】 株式会社BEX
【所在地】 愛知県豊田市西町5丁目5番地 ビッツ豊田タウン3F
【設 立】 2002年10月(創業1980年)
【代表者】 代表取締役 井口邦
【事業内容】 自動車分野における機械設計開発事業、ITシステムの設計開発事業
【コーポレートサイト】https://www.bex-inc.com/
トリプルアイズ会社概要
【会社名】 株式会社トリプルアイズ
【所在地】 東京都千代田区神田駿河台三丁目4番地 龍名館本店ビルディング12階
【設 立】 2008年9月3日
【代表者】 代表取締役 山田雄一郎
【事業内容】 システムインテグレーションおよびAIプラットフォームの提供
【コーポレートサイト】https://www.3-ize.jp/
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