Yanekaraのオフグリッド給電システム、三協フロンテアの「モバイルスペース」に搭載
PR TIMES / 2024年10月31日 23時40分
~電力を100%ソーラーで自給するオフグリッドオフィスが実現~
株式会社Yanekara(千葉県柏市、以下「Yanekara」)は、三協フロンテア株式会社(千葉県柏市、以下「三協フロンテア」)の主力製品「モバイルスペース」にオフグリッド給電システムを提供し、電力を100%ソーラーで自給するオフグリッドオフィスが実現しました。
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写真 オフグリッドオフィスの全景
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写真 オフグリッド定置型ユニットハウス「ユニット棟」
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写真 車検に対応したオフグリッドトレーラーハウス「トレーラー棟」
■「モバイルスペース」オフグリッド化の背景
三協フロンテアは、資源循環型のビジネスモデルを掲げ、移動可能かつリユース可能なユニットハウス「モバイルスペース」を展開しています。モバイルスペースは、照明・空調・キッチン・トイレといった各種設備が工場であらかじめ組み付けられているため、お客様の現場へスピーディに導入可能です。しかし、商用電源の引き込みは現場での電気工事が必要であり、ユニットハウスの完全なモバイル性を実現するうえでの課題となっています。三協フロンテアは、この課題を解決するため、Yanekaraのオフグリッド給電システムを採用し、柏市内で社員によるオフィス利用を通じた検証を開始しました。
■Yanekaraのオフグリッド給電システム
検証中のオフグリッドオフィスは、定置型ユニットハウス「ユニット棟」と、車検に対応したトレーラーハウス「トレーラー棟」からなります。各棟の屋根と壁面には、太陽電池モジュールを搭載し、十分な発電出力を確保しています。発電した電気は、単相3線式ハイブリッドインバータを通じてオフィス内の設備に供給されるとともに、各棟に設置されたDCリンク蓄電池に蓄電します。Yanekaraは、オフィスの電力消費予測と発電予測に基づき、オフグリッド給電システムの最適な発電出力と蓄電容量を提案しました。続いて、太陽電池モジュールを最も効率よく利用するためのハイブリッドインバータ・蓄電池を提案し、設計・調達・施工のトータルソリューションを提供しました。さらに、太陽電池ストリング毎の発電量やオフィスの電力消費量、蓄電池の充電率や蓄電量をWeb上で閲覧・ダウンロード可能なデータダッシュボードを提供しています。Yanekaraと三協フロンテアは、引き続き四季を通じてオフグリッドオフィスの実現性を検証します。
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写真 太陽電池ストリング毎の発電量やオフィスの電力消費量、蓄電池の充電率や蓄電量をWeb上で閲覧・ダウンロード可能なデータダッシュボード
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図 オフグリッド給電システム構成
株式会社Yanekaraについて ホームページ
「地球に住み続ける」をミッションとする東京大学発のディープテック・スタートアップ。土木技術で水力資源を開発し大型発電所を建設した20世紀の黒部ダムに対し、ソフトウェア技術で太陽光・蓄電池・EVなどの分散型電源を統合する「21世紀の黒部ダム」を構築している。EV充電コントローラ「YaneCube」は、既設EV普通充電コンセントへ工事不要でプラグインできる特長が評価され、物流企業、インフラ企業、自治体への採用実績がある。
三協フロンテア株式会社について ホームページ
ユニットハウス業界のリーディングカンパニー。主力製品の「モバイルスペース」は、移動可能かつ繰り返し利用可能なユニットハウスで、オフィス、店舗、倉庫、イベント用施設などさまざまな用途に利用されている。スクラップ&ビルドではない資源循環型のビジネスモデルを構築し、建設廃棄物による環境負荷を減らしている。柏市を代表する企業として、柏レイソルやNECグリーンロケッツ東葛のスポンサードや、ニューイヤーコンサートを開催するなど、スポーツ・文化活動を通した地域振興に注力している。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社Yanekara 広報担当
e-mail:info@yanekara.jp
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