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ミャンマードキュメンタリー映画『地の上 地の下』上映会とトーク

PR TIMES / 2024年7月25日 11時15分

環境問題に抗う女性・若者たちの声をきく



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106253/33/106253-33-445875ba248a3e7c31c6628fef30b16e-1878x1056.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


これまで様々な大規模開発が行われてきたミャンマー。北部カチン州のイラワディ川源流に計画されている「ミッソンダム」もそのひとつです。しかし、軍事政権下で国の承認した開発に異論を唱えることはほぼ不可能であったにもかかわらず、ダムによって移転を強いられた人たちから始まった反対運動は、その後全国的に広がっていきました。
映画『地の上、地の下』は、ミッソンダムの建設に反対の声を上げた勇気ある女性たちの声をすくい上げ、また、自分たちの文化を新しい方法で守ろうとする若いミュージシャンたちの姿を追いかけます。クーデターが起きる前に、カチン州で何が起きていたのか、また、そこに暮らす人たちの中央政治への複雑な思いなどを知る非常に貴重な記録ともなっています。山形ドキュメンタリー映画祭でも紹介されたこの映画を、解説付きで上映します。是非ご覧ください。
【2回上映】
◎8/3 八王子市アミダステーション ◎8/17 新宿区常圓寺
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“天然資源が豊富なミャンマーでは、これまでさまざまな大規模開発が行われ、地域の人々の暮らしに影を落としてきました。過去、長く続いた軍事政権の元では、国の承認した開発に異論を唱えることは、ほぼ不可能とも思われていました。しかし、イラワディ(エーヤワディー)川源流に計画されているカチン州のミッソンダム事業では、ダムによって移転を強いられた人びとから声が上がり、その後全国的な反対運動が巻き起こったのです。中国企業と軍に近い政商が進めるこの事業に対し、当時のテインセイン大統領は2011年に凍結を発表し、世界を驚かせました。その後、アウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟(NLD)の政権下で、再び事業が進むという噂が広まっていたところ、2021年に軍によるクーデターが起こりました。
ダムによって移転を強いられた人々は、もとの場所に戻ることも叶わず、放置されたままです。そして、資金不足に悩む軍政が、再びダム建設を進めるのではないか、という懸念も高まっています。
映画『地の上、地の下』は、ミッソンダムの建設に反対の声を上げた勇気ある女性たちの声をすくい上げ、また、自分たちの文化を新しい方法で守ろうとする若いミュージシャンたちの姿を追いかけます。クーデターが起きる前に、カチン州で何が起きていたのか、また、そこに暮らす人たちの中央政治への複雑な思いなどを知る非常に貴重な記録ともなっています。山形ドキュメンタリー映画祭でも紹介されたこの映画を、解説付きで上映します。是非ご覧ください。

◎八王子会場
日時:8月3日(土) 14:00~16:30 (上映・解説・質疑の時間を含む)
会場:アミダステーション (八王子駅から徒歩2分 住所:東京都八王子市東町3-4)
定員:50名
参加費:1000円
事前のお支払いが難しい方は、事務局にご一報ください。また当日席も僅かですがご用意しています。
申込み https://myanmarmovie2.peatix.com/
◎新宿会場
日時:8月17日(土) 15:30-18:00 (上映・解説・質疑の時間を含む)
会場:常圓寺 (新宿駅西口から徒歩6分 住所:東京都新宿区西新宿7-12-5)
定員:30名
参加費:1000円
事前のお支払いが難しい方は、事務局にご一報ください。また当日席も僅かですがご用意しています。
申込み https://myanmarmovie1.peatix.com/
◎作品紹介
『地の上、地の下(ABOVE AND BELOW THE GROUND)』
(84分2023年制作 言語:ジンポー語、ビルマ語、日本語字幕)
◎ストーリー
ミャンマー北部カチン州のミッソンダム建設により、イラワディ川が育む豊かな大地、そこに住む人々の故郷が奪われようとしている。長年声をあげ続けるルラは、農業を営む傍ら、さまざまな妨害にあいながらも反対デモや集会を組織する。若い活動家の卵、コンマイは、戦う術として法律を学び、地域に根ざした活動を始める。牧師さんがメンバーのパンクロックバンド「BLAST」は、ダム建設や翡翠採掘による環境破壊をMVで訴え、広く世に知らしめる。映画は川の過去から未来へと旅をしながら、彼らの連帯とアイデンティティを守る長い戦いをゆるやかに描く。
◎トレイラー(英語)
https://www.youtube.com/watch?v=aHQrgWqa2KA
◎監督:エミリー・ホン
ソウル生まれで現在はフィラデルフィアとバンコクを拠点とする映像人類学者、映画作家。植民地において人類学やドキュメンタリー映画が築いてきた遺産に、非西洋的な知や存在のありかたを尊ぶ空間を創造することで疑問を投げかけようとする作品を制作。ハバフォード大学に人類学とヴィジュアル・スタディーズを専門とする助教として在籍。作品は、アジア地域および米国で先住民の権利や環境的・経済的正義にフォーカスした草の根運動にファシリテーターやオーガナイザーや、活動家として関わった15年にわたる経験の上に成り立っている。
◎主催
アーユス仏教国際協力ネットワーク
メコン・ウォッチ
ロータスプロジェクト(新宿会場のみ)
◎協力 延立寺
◎後援 山形ドキュメンタリー映画祭
◎問合せ先
特定非営利活動法人メコン・ウォッチ
contact@mekongwatch.org
Fax: 03-3832-5039

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