自然言語処理エンジン「Semantic Finder」を提供開始~人間が解釈するのに近い精緻な言語解析技術を提供~
PR TIMES / 2012年8月30日 11時57分
株式会社ブレインパッド(本社:東京都品川区、代表取締役社長:草野 隆史、東証マザーズ証券コード:3655、以下ブレインパッド)は、自然言語処理(注1)エンジン「Semantic Finder(セマンティックファインダー)」(注2)の正式版を本日より提供開始します。
本サービスは「"文脈を理解する"自然言語処理」をコンセプトに、「セマンティック技術(注3)」の実現を目指し開発されたエンジンです。従来のテキストマイニング製品では実現が難しいとされていた、テキスト情報が持つ意味そのものを正確に理解し、人間が解釈するのに近い判断を行うことが可能です。
■サービス概要
「Semantic Finder」は、対象の文章が持つ意味そのものを理解しようという「セマンティック技術」を応用したブレインパッドが独自で開発した自然言語処理エンジンです。従来から広く使われている「形態素解析」(注4)及び「構文解析」(注5)に加え、文章の構造を把握するのに必要な「文脈解析」と文章の意図を理解するのに必要な「意味解析」の2つの技術をベースにすることで、消費者やユーザーの声を「より早く」「より精緻」に解析することが可能となります。
利用形態は、ウェブ経由でエンジンを利用する「ウェブAPI利用方式」とエンジン自体を購入していただく「ライセンス利用方式」の2種類です。
「ウェブAPI利用方式」は、テキストの文字数に応じた従量課金制でユーザーがアンケートやクチコミ等の解析を行う際などに必要な分だけを利用していただく方式です。「ライセンス利用方式」は、製品自体を自社の業務システムやサービスに組み込んで利用していただく方式となります。
■活用例
「Semantic Finder」をコア技術として、別途、アプリケーションを実装させることで以下のような活用が可能となります。
1.ウェブ広告や商品、FAQなどのマッチング及び判定への活用
ウェブサイト上でユーザーが入力したテキスト情報から、その内容に合致した「意味情報フラグ」を自動で付与します。テキスト情報を読んだ一人ひとりの興味・関心やペルソナを特定し、広告や商品、FAQサイトでの質問に対する回答などを判定することができます。そのため、利用者の意図を推測し、より目的に合った情報の提供が可能となります。
2.商品・サービス開発などマーケティング業務への活用
大量のアンケートデータや口コミデータをテキストマイニングに利用することで、ある商品やサービスの“利用時間”、“利用場所”、“買った理由”、“買わなかった理由”などの評価や問題点を把握し、マーケティング業務に活用することが可能です。
3.文章要約への活用
近日リリース予定の要約アプリケーションを利用することで、大量に収集したウェブ上のテキスト情報や業務文書、技術文書などを一目で内容が理解できる状態まで要約することが可能です。
■価格体系
「Semantic Finder」の提供開始に伴い、本日から2012年11月30日までの限定で「ウェブAPI利用方式」を以下のキャンペーン価格で提供いたします。
◎ウェブAPI利用方式:月額1万円~(税抜)(テキストの文字数に応じた従量課金制)
「ライセンス利用方式」の価格に関しては、ライセンス費用及び年間保守費用となります。別途お問い合わせください。
■製品の名称について
本製品の名称は、大量のテキスト情報から「意味=Semantic」を見つけ出す「探知機=Finder」となり、お客さまの企業経営に活かしていただきたいというブレインパッドの提供する分析サービスに対する想いを表しております。
■今後の展望
今後の展望として、ブレインパッドが独自で開発・提供する統合レコメンデーションツール「Rtoaster」やリスティング出稿最適化ツール「L2Mixer」との連携なども視野に入れております。ウェブコンテンツ内のテキスト情報を解析し、その結果に基づく高精度なレコメンデーションやリスティング広告出稿時のキーワード自動作成といった独自サービス、クライアント企業からのテキストデータ受託解析や各種業務アウトソーシングサービスなどを順次展開していく予定です。
今後も、ブレインパッドはデータ活用のリーディングカンパニーとしてさまざまな顧客に対し分析業務支援からデータ活用のソリューション提供まで、ワンストップでご提供してまいります。
(注1)人間が日常的に使用する自然言語をコンピュータに処理させ利用しやすい状態にするための技術。
(注2)商標登録中。
(注3)人手に頼らず情報リソースに意味(セマンティック)を付与する技術。
(注4)文章を意味の持つ最小単位(形態素)に分割し品詞を付加する処理。
(注5)文節と文節の係り受け関係を判定する処理。
■ご参考情報
●「Semantic Finder」製品紹介サイト
http://www.brainpad.co.jp/solution/semanticfinder/
●関連リリース
2012年5月29日
「"文脈を理解する"独自のセマンティック自然言語処理エンジンを開発」
http://www.brainpad.co.jp/news/2012/05/29.html
●株式会社ブレインパッドについて http://www.brainpad.co.jp/
(東証マザーズ:証券コード 3655)
本社所在地:東京都品川区東五反田5-2-5 KN五反田ビル
設立:2004年3月
代表者:代表取締役 草野 隆史
資本金:3億2,609万円(2012年6月現在)
従業員数:115名(2012年8月現在)
事業内容:顧客企業のさまざまなデータを利用して成長・革新を支援するビジネスパートナーとして、アナリティクス事業、ASP関連事業、ソリューション事業を展開しています。「Big data, Big innovation ~次のイノベーションは、ビッグデータから~」をビジョンとし、金融・小売・メーカー・サービスをはじめとする幅広い業種の企業データ活用を強力に支援しています。
■お問い合わせ先
●製品・サービスに関するお問い合わせ
株式会社ブレインパッド 営業部
TEL:03-5791-4214 e-mail:info@brainpad.co.jp
●本リリースに関するお問い合わせ
株式会社ブレインパッド
経営企画室コーポレートコミュニケーションチーム 広報担当
TEL:03-5791-4210 e-mail:pr@brainpad.co.jp
以上
*本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
*本リリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
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