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【最新:業界別 人材動向レポート】自動車業界はEVと自動運転で変革期に突入、勝負のカギは「電装技術職」。ヘッドハンティングの依頼ポジションも、機械エンジニアから電装エンジニアに移行

PR TIMES / 2024年12月4日 13時15分



株式会社プロフェッショナルバンク(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:呑田 好和)は、EVシフトと自動運転化で変革期を迎える自動車業界の人材動向について取りまとめました。自動車業界のヘッドハンティング案件も人材ニーズに変化が生じています。とくに《電装エンジニア》のオーダーが増え、自動車業界の変革期を象徴する人材需要と言えます。

<自動車業界のヘッドハンティング依頼ポジションはEVシフトに伴い変化>
自動車業界は100年に1度の変革期と言われています。2010年代にEVがトレンドとなり、2020年代はEV技術をエンジン車と融合させたハイブリッド車(HEV)の開発も進みました。このEVシフトの波に乗り遅れないよう、自動車メーカー各社は独自の色を出しながら事業の変革を進めてきました。弊社のヘッドハンティング問合せ推移からも業界の変革が見て取れます。

弊社はメーカー技術職の案件数が最も多く、とくに自動車業界からの技術職オーダーも長年対応してきました。その中で、直近5年の問合せ推移を見てみると、2020年~2021年にかけて《電装エンジニア》が《機械エンジニア》を逆転し、それ以降の問合せ数の開きを見ると、EVシフトの波が人材ニーズにも表れたことが分かります。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5100/34/5100-34-87b5b3d68b287d77045e624707f6c4b6-842x566.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<業界動向>
■電装エンジニアが機械エンジニアを逆転、その背景とは
自動車は人を乗せるため規制が厳しく、奇抜なデザインや画期的な仕組みを取り入れた開発は多くないと言われます。《機械エンジニア》は、自動車のボディ(車体)やシャーシ(ボディ以外の骨組)を開発する技術職のため、マイナーチェンジの開発も多く"劇的な新開発"は必要としません。自動車の生産には必要不可欠な技術職のため、弊社に寄せられる人材ニーズはありますが、2021年以降は《電装エンジニア》の方が圧倒的に依頼の多い職種となっています。


その《電装エンジニア》は、車体内部の電子機器や電子部品を開発する技術職であり、EVに切り替わることで、「回路設計」「制御設計」「解析エンジニア」「ECU開発」などのニーズが拡大しました。センサーも既に数多く内部搭載されていましたが、自動運転化により、外の動作に対するセンサー技術も必要になり、電装エンジニアの人材ニーズは増え続けています。
■業界特有の人材流動
自動車のEV化に関する政府目標はあるものの、内燃機関(ガソリンエンジン)がすぐになくなることは見込めず、ハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の需要はなくならないでしょう。とは言え、エンジンメーカーは長期目線での生き残りをかけ、EV関連の新規部品開発/製造を計画する企業も出てきました。最近のヘッドハンティング問合せ傾向においても、新規事業立ち上げに伴うEV関連の技術職オーダーが目立ちます。eAxleが代表的です。


このEVの流れで「ソフトウェアエンジニア」を求める自動車メーカーも増え、業界を跨った転職も散見されました。SIerやWEBサービス会社といったIT業界にいる人材のニーズが高まり、地方拠点の多い自動車メーカーはソフトウェア人材を獲得するために主要都市に新拠点を作り、ソフトウェア人材の働き方に合わせた事業展開の動きが見られました。
■業界の特長、ヘッドハンターの見解
ソフトウェア人材の獲得に動く自動車業界と、その対象となるIT業界を比較すると、モノづくりとWEBプロダクト開発という観点から、「安全意識」「開発期間」「働き方」「処遇」といった根本的なカルチャーの違いが大きな懸念となりました。ソフトウェア人材の採用は各社苦戦しているのが現状です。

だからと言って、要件を緩和したり、カルチャーを変えたりするわけにはいきません。
この自動車業界には、人を乗せて動かすモノづくりのプライドがあります。命を預かる事業を展開しているからこそ、何百回、何千回と試験を重ねて作られる自動車は、他の業界に比べて、安全に対する考え方が圧倒的に高いのです。


我々ヘッドハンターは、日本の超基幹産業である自動車業界の "ダイナミックさ" と "モノづくりの魅力" を伝えることがミッションと言えます。

<プロフェッショナルバンクの取り組み>
自動車業界に特化したチームを保有し、既に複数社の自動車メーカーへ多数の移籍実績を有します。公開情報を網羅したあらゆるサーチソースと独自のノウハウを駆使して、転職市場のみならず全労働人口から自動車業界に精通した即戦力人材を探し出します。《機械エンジニア》《工場技術職》といったこれまでのポジションニーズに加えて、《電装エンジニア》の新たな人材ニーズに対応しています。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5100/34/5100-34-156bc8bba231ab042df6b4299f979790-275x277.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

中原 俊成 / コンサルティングサーチ部 チーム長2018年、プロフェッショナルバンクに参画。自動車業界を中心に、技術職や専門職の案件を複数担当。自動車部品メーカーの「プロジェクトマネージャー」「品質保証」「アプリケーションエンジニア」といった数々の移籍実績を持つ。



[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5100/34/5100-34-21be9b0c5c08f19c3f3544b1e46b6e3d-276x277.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

飯塚 敦大 / コンサルティングサーチ部 第3チーム2023年、プロフェッショナルバンクに参画。大学卒業後は大手自動車Tier1メーカーに所属しており、業界のカルチャーや慣例は身をもって経験。現在は製造業で培った知見を活かし、電気系・機械系の開発設計職、営業職を中心に担当。




<株式会社プロフェッショナルバンクについて>
2004年設立。「"働く人"を通じて豊かな未来を創造する」を理念とし、各業界専任のヘッドハンターを多数抱える国内大手のヘッドハンティング会社です。"転職顕在層"から採用に導く「人材紹介」と、"転職潜在層"を含む全労働人口のサーチから移籍を実現する「ヘッドハンティング」を展開しており、難易度の高い経営人材や技術職・専門職の即戦力人材に対して「中途採用の切り札」として支援することで、企業成長に貢献しています。


【会社概要】
■会社名:株式会社プロフェッショナルバンク
■代表者:呑田 好和
■設立:2004年8月
■資本金:1億円
■所在地:東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル10階
■電話:03-5501-7855
■E-mail:kfukushima@pro-bank.co.jp
[経営者と技術・専門職のヘッドハンティング]https://www.pro-bank.co.jp/headhunting/
[経営ブレーンの転職支援]https://www.pro-bank.co.jp/jobchange/
[女性社外取締役・監査役紹介サービス]https://www.pro-bank.co.jp/management/female-officer/

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