T-ICUが神戸市立医療センター中央市民病院救急病棟に遠隔モニタリングシステム「クロスバイ」を追加導入
PR TIMES / 2021年6月29日 10時45分
~コロナ患者モニタリングシステムとしては日本最大規模の80床に~
遠隔ICUサポートサービスを展開する株式会社T-ICU(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長/医師:中西 智之、以下「当社」)は、神戸市立医療センター中央市民病院(以下「中央市民病院」)の新型コロナウイルス感染症患者受け入れ増床に応じて、遠隔モニタリングシステム「クロスバイ」を44床分追加提供し、4月1日から運用を開始しました。すでに中央市民病院では、新型コロナウイルス感染症患者専用の臨時病棟すべての病床(36床)にモニタリング用カメラを導入しており、今回の導入によりカメラ総数80台という日本最大級のコロナウイルス感染症患者用のモニタリングシステムを稼働させることとなりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33988/34/resize/d33988-34-227461-0.jpg ]
神戸市における新型コロナウイルス感染症の重症患者は、中央市民病院を中心に受け入れています。中央市民病院では、2020年11月に全国初となる重症・中等症専用の臨時病棟を設置して対応を強化していますが、2020年12月からの第3波においては臨時病棟を含めた重症患者病棟が満床となり、新型コロナウイルス感染症患者以外の救急患者の受け入れを制限せざるを得ない状態が発生していました。
中央市民病院は、今後のさらなる感染拡大に備えて、救急外来の全ての病床にあたる28床に固定式モニタリング用カメラを導入し、ゾーニングした一般病棟16床に可搬式でのカメラスタンドを導入しました。2020年11月に臨時病棟に導入したモニタリングシステムと同様に、光学ズーム可能な遠隔操作カメラとマイク・スピーカーがセットされ、スタッフステーションから患者や現場の医療スタッフの様子が確認できるだけでなく、会話も可能となっています。
ゾーニングした一般病棟では、限られた人員で個室にいる患者すべてを見守るためにモニタリングシステムが活用されています。スタッフステーションにいる看護師が患者の容体をモニタごしに確認し、患者の優先度を判断することで、防護服を着用した別の看護師が個室の患者を訪問する際に効率よく行動できるようになっています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/33988/34/resize/d33988-34-539296-1.jpg ]
クロスバイ(“Close-by”)は、当社が遠隔集中治療の事業で蓄積したノウハウや、代表中西を始めとする集中治療の現場経験豊富な医師・看護師の意見を生かした、現場の医療従事者に寄り添うシステムです。
【追加導入に伴ってのコメント】
T-ICU代表取締役 / 医師 中西 智之
[画像3: https://prtimes.jp/i/33988/34/resize/d33988-34-125709-2.jpg ]
集中治療室(ICU)におけるカメラシステムは、感染症診療に限らず、今後は必須のものになると思われます。
T-ICUは、神戸市内9施設に導入されている遠隔ICUというソフト面だけでなく、ハード面でもICU診療を支えていきます。
新型コロナウイルス感染症が少しでも早く収束することを願っております。
神戸市立医療センター中央市民病院/救急病棟看護師様
[画像4: https://prtimes.jp/i/33988/34/resize/d33988-34-308376-3.png ]
以前から救急病棟では、簡易的なカメラシステムは導入しておりましたが、今回、さらなる感染拡大に備えて、すでに臨時病棟で採用されていた「クロスバイ」のシステムを追加導入する決定に至りました。導入後は、患者様の状況をスタッフステーションから見守る事ができるため、防護服の着脱回数を最低限まで減らす事ができています。そのほか、室内の異常を早期に発見し、対処する事が可能となり、リーダー層の看護師が全体を把握しやすくなったため、マネジメントにも役立っております。また、患者様の情報が以前より入手しやすくなったおかげで、患者様とのコミュニケーションの質が上がっていると感じております。
遠隔モニタリングシステム「クロスバイ」
ベッドサイドに配置した高性能カメラにより、これまでにない患者観察が可能に。患者の表情や顔色、呼吸様式の観察までもが可能となり、人工呼吸器を含む各種医療機器と接続することで、多面的な患者情報を院内の離れた場所へ届けることが可能な遠隔モニタリングシステムです。COVID-19患者受け入れ病院での医療の提供と医療従事者への感染防止策としても、導入頂いております。
[画像5: https://prtimes.jp/i/33988/34/resize/d33988-34-567249-4.png ]
「クロスバイ」サービス紹介URL:https://www.t-icu.co.jp/service/closeby/
【株式会社T-ICU】
事業内容:集中治療支援・医療情報提供サービス・医療コンサルティング等
代表取締役社長/医師:中西 智之
所在地:〒651-0085 兵庫県神戸市中央区八幡通3丁目2-5 IN東洋ビル605
URL: https://www.t-icu.co.jp/
代表経歴:
2001年 京都府立医科大学 医学部 卒業
2003年 熊本赤十字病院 心臓血管外科
2007年 横浜市立大学 麻酔科学教室 入局
2009年 武蔵野赤十字病院 救急救命センター
2013年 守口生野記念病院 救急科 部長
2019年 聖マリアンナ医科大学 非常勤講師(救急医学)
2019年 東京女子医科大学 非常勤講師
日本集中治療医学会専門医・日本救急医学会専門医・日本麻酔科学会専門医 等
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