世界の養鶏業界も注目!ブータン畜産公社が和歌山県と紀州うめどり・うめたまご協議会を来日視察
PR TIMES / 2024年10月31日 10時45分
ヒマラヤ山脈の南麓に位置する国ブータンでは、食糧安全保障の観点から国内産肉の増産を目指しています。このたび、ブータン畜産公社からの打診を受け、紀州うめどり・うめたまご協議会への視察がおこなわれました。
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ブータン畜産公社による訪問の背景
人口80万人弱と、和歌山県と同程度のブータンでは国内市場が小さく、豚肉や鶏肉は隣国インドからの輸入が主となっています。国内産肉の増産を推進するにあたり、ブータン畜産公社から和歌山県と紀州うめどり・うめたまご協議会(以下紀州うめどり協議会)に対し、日本の養鶏手法と実例を学びたいとの要望があり、今回の視察が実現しました。
視察の様子
2024年10月17日、和歌山県日高郡みなべ町の紀州うめどり協議会(株式会社紀州ほそ川内)にブータン畜産公社の養鶏専門家8名と日本人専門家4名の計12名が訪れ、和歌山県畜産課担当者2名の他、紀州うめどり協議会担当者3名とともに知見を交換しました。
ブータン畜産公社担当者は「現在はどうすれば国産の鶏肉や豚肉がもっとブータン国内で受け入れられるか試行錯誤しているところ。この機会にぜひ日本の生産改善手法を学び、より付加価値の高い生産をおこないたい」と話していました。
「紀州うめどり」「紀州梅そだち」誕生事例をもとに
和歌山県との長年の共同研究の末誕生した「紀州うめどり」とその餌となる梅由来の機能性飼料「紀州梅そだち」について、それぞれの製品の特長や養鶏手法・農場設備についての説明のあと、ブータン担当者からは「どのようにして官民連携をしているのか、複数の企業が協力しているのか」などの質問がありました。
決して大規模養鶏産地とは言えない和歌山県において、ブランド鶏「紀州うめどり」を生み出すまでの協議会員の想いや苦労、地域の農業・養鶏業との連携方法や公的支援の活用法など、幅広いテーマについての議論がおこなわれました。
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今回視察を受けた紀州うめどり協議会とは?
紀州うめどり協議会は、長年の和歌山県との共同研究の末、和歌山の特産品である梅干しを作る過程でできる梅酢を有効活用して生まれた「紀州うめどり」を生み出しました。
「紀州うめどり」が食べる梅由来飼料「紀州梅そだち」は当協議会会長も務める細川陽介が代表取締役会長である株式会社紀州ほそ川の製品です。
紀州うめどりは「地鶏・銘柄鳥食味コンテスト2008」にて最優秀賞を受賞したことで脚光を浴び、広く人気を獲得していましたが、2019年12月、生産農家・処理工場運営会社の経営破綻により、一度生産停止になりました。
この幻のブランド鶏をふたたび皆様にお届けすべく、生産・販売メンバー新たに復活に取り組んだ結果、約4年の歳月を経て復活を遂げた「紀州うめどり」をさらに発展させるため、紀州うめどり協議会は絶え間ない努力を続けていきます。
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紀州うめどりはこんな鶏肉です
復活をしてさらに美味しさが増したと好評いただいている「紀州うめどり」。
和歌山県北部・有田川町の水と空気がきれいな恵まれた自然の中で、のびのびとストレスをかけずに育てられた紀州うめどりは、鶏本来のおいしさがギュッと凝縮されています。
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研究にこだわりあり。100年続く梅干し屋、紀州ほそ川
和歌山県みなべ町で100年続く梅干し屋、紀州ほそ川。日本でもいち早く梅の用途研究をはじめた紀州ほそ川は、梅酢の有効成分に着目。1996年、梅水を真水に変える技術を応用した特殊装置を設置。この革新的な機器と技術により、梅酢から塩分だけを取り除き、梅酢有効成分群を活用できるようになりました。
このように研究に重きを置く環境から、「紀州梅そだち」など、素材を未来へつなぐ製品を生み出しています。
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―――受賞歴―――
【食肉産業展 】鶏肉部門 全国優勝2008
【食肉産業展 】歴代グランドチャンピオン大会 準優勝2015
FOOD ACTION NIPPON AWARD 2010
FOOD ACTION NIPPON AWARD 2016
安藤百福賞
和歌山県農林水産業賞
ちいき経済賞「ふるさとスピリット賞」(地域経済研究所)
立ち上がる農山漁村選定証
異業種交流成果優秀技術賞
中小企業長官賞
食と地域の「絆」選定証
プレミア和歌山
紀州うめどり・うめたまご協議会:https://umedori.com/
紀州ほそ川グループ公式サイト:https://kishu-u.me/
紀州梅そだち:https://kishu-u.me/umesodachi/
本リリース・サービスに関するお問合せ
株式会社紀州ほそ川創薬
Tel:073-488-6600 (お客様用ダイヤル 受付時間:午前9時~午後1時[土日祝除く])
Mail:info@wanomiraika.com
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